数ヶ月ぶりにビエンチャンを訪問した。
つい先日、ビエンチャンにラオス初となるセブンイレブンがオープンしたというニュースを聞いて、びっくりしたばかり。
そして、今回のビエンチャン訪問で驚いたことがもうひとつ。
メコン川沿いのリバーサイドエリアに、スターバックスがオープンしていた。
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スターバックスメコンリバーサイド
ビエンチャンの中心部といえば、メコン川沿いのリバーサイドエリアだ。外国人観光客が集まる地区となる。
リバーサイドのメイン通りをふらふらと散歩していると、いきなり見慣れた看板に出くわした。
思わず目を疑った。
東南アジアにありがちなパチモノカフェかと思いきや、本物のスターバックスだ。
おお、ついにビエンチャンにスターバックスが登場したか。
あの世界一何もない首都と言われるビエンチャンに世界のスターバックスができた。
まあ、実際にはすでにParkson Loasというショッピングモール内にはラオス初のスターバックスがオープン済みだ。
リバーサイド店は1号店ではない。
でも、ツーリストエリアのリバーサイドにオープンしたのは、なかなか衝撃的なこと。
Starbucks Mekon Riverside
地図
営業時間は、午前7時から午後9時まで。
オープンしたのは、おそらく9月12日。
本当にできたてホヤホヤだ。
3階建ての建物で、1階部分がスターバックスとなっている。
表にはテラス席があり、テーブルには灰皿があって喫煙可能。
リバーサイド店だが、残念ながらメコン川を見ることはできない。川まではけっこう距離があるし、そもそも川の土手があるため、リバービューを楽しむには建物の4階とか5階ではないと無理。
スターバックスから見えるのは、中華系の門。これは昔からある。
店内は広い。テーブルがたくさん並ぶ。
客は多かった。
目立つのは欧米系旅行者だが、韓国や中国からの旅行者もいる。あとは地元のラオス人だろう。
ビエンチャンにはローカルカフェが多い。タイのチェーン店であるカフェアマゾンも出店済みだ。
価格帯としてはスターバックスが一番高いだろう。
それでも客は集まってきている。
新規オープンということもあるだろうけど、人気は大きい。さすが世界のスターバックスである。
そういえば、スターバックスの並びにあった、どローカルの商店がなくなっていた。店頭には乾物も並んでいたので、勝手に乾物屋さんと呼んでいた。一声かければ、奥から別の乾いた草を手配してくれたものだ。
でも今や閉店し、すぐ隣には綺麗なスターバックスがオープン。
時代の移り変わりを感じる。
発展する世界一何もない首都
セブンイレブンに続いて、スターバックスまで登場したか。
20年以上前のビエンチャンを体験している身からすると、本当に感慨深いものがある。
ビエンチャンが発展していく。
現在、ヒルトンホテルを建設中だ。ダブルツリーとはいえヒルトン系列だ。
ナンプーそばでは、タイのCentaraホテルも建設している。
巨大ショッピングモールはすでにオープン済み。
この5年ほどのビエンチャンの発展は目を見張る。
中国資本の進出が大きいのは明瞭だが、非中国系のセブンイレブンやスターバックスもやって来た。
でも、飲食チェーンでは世界王者というべきマクドナルドはまだラオスに上陸していない。KFCも見ない。
でも時間の問題のような気がする。
ラオスキープの暴落は止まらないが、高価格帯カフェのスターバックスにはラオス人が平気で入っていく。
どうなっているのかラオスよ。
この調子で発展を続けていくのだろうか、世界一何もない首都は。
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