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タイ陸路国境

ラオス・ビエンチャンからウドンタニーへ 自力移動でタイ陸路入国方法【2023年最新版】

投稿日:2023年10月4日 更新日:

ラオスからタイへの陸路入国の鉄板ルートがビエンチャン-ノンカイ移動だ。
国際バスが簡単だが、ローカルバスを乗り継いで自力で国境越えすることもできる。
今回は、国際バスが満席だったこともあり、自力国境越えを選択した。
1年ぶりに自力移動したが、方法は以前と変わっていない。
2023年9月後半の状況となる。参考までに。

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ビエンチャンからノンカイへタイ陸路入国

2022年6月にビエンチャンからノンカイへタイ陸路国境を自力移動した。この時はまだ国際バスが運行再開していなかった。

関連記事:ビエンチャンからノンカイへ タイ陸路入国実践レポート

その後、国際バスは運行再開し、実際に利用した。

関連記事:タイ陸路入国最新情報、ビエンチャンから国際バスでウドンタニーへ

今回のビエンチャン旅行では、タイのウドンタニーからの国際バスでラオスに入国している。

関連記事:ウドンタニーからビエンチャンへ国際バスでラオス入国(2023年9月最新情報)

やはり国際バスが楽でいい。

さて、ラオスからタイに戻る。国際バスを利用するつもりだった。

バスが出発するのは、タラートサオバスターミナルだ。
事前にウドンタニー行き国際バスの時刻表はチェック済み。
12時のバスに乗ろう。

宿泊しているのはリバーサイドにあるVホテル。

関連記事:ビエンチャンのホテルはここで決まりか、V ホテル ビエンチャン宿泊レポート

バスターミナルまでは徒歩で行けなくもないが、けっこうしんどい。しかも雨降り。
配車アプリのLocaを利用する。
運賃表示は、39,500キープ。ざっくり65バーツ。
11時20分に車がやって来る。

バスターミナルに着いたのが、11時28分。

新しいターミナルを作っており、VIENTIANE BUS TERMINALという看板が上がっている。

国際バスチケット売り場

国際バスのチケット販売所はターミナルの外にある。

VIENTIANE CAPITAL BUS STATIONとの看板。
ここは国際バス専用チケット販売だ。

ビエンチャン-ウドンタニー国際バス時刻表

ビエンチャン発ウドンタニー行き
8時、10時、12時、14時、15時、17時

ウドンタニー発ビエンチャン行き
7時、9時、11時、13時、14時、18時

運賃は80バーツ。日曜祝日ならびに早朝夕方便は85バーツ。

2023年7月28日に時刻表が一部変更となっている点に注意。

チケット販売所の営業時間は、午前6時半から午後6時まで。

ビエンチャン-ノンカイ国際バス時刻表

ビエンチャン発ノンカイ行き
7時30分、10時、15時30分、18時

ノンカイ発ビエンチャン行き
7時30分、10時、15時30分、18時

運賃は55バーツ。日曜祝日ならびに早朝夕方便は60バーツ。

12時ちょうど発のウドンタニー行きのチケットを購入しようと窓口へ。
が、あえなく売り切れと言われる。
次は14時。あと2時間半もある。
ノンカイ行きは15時30分なので論外。

すると、チケット売り場のおばさんは、今すぐ国境行きバスに乗りなさいとアドバイスしてくれた。
11時30分発だから、もう出発するよと。

国際バスはあきらめて、自力移動を決定。
まずは国境行きバスに乗る。

国境行きバス

まずビエンチャンバスターミナルから国境行きバスで国境まで行き、ラオス出国。次に友好橋を渡る別のバスに乗り換え、タイのイミグレーションへ移動。タイ入国後に、さらに別の乗り合いバンに乗ってウドンタニーまで行くというルートだ。
ちょっと面倒くさい。

タイ・ラオス第1友好橋が国境検問所となる。
ブッダパーク行きの14番バスに乗車して、友好橋で下車する形だ。

14番ブッダパーク行きバス時刻表

始発が午前6時で、以降30分ごとの運行。最終が午後5時半。
バスターミナルから国境までの所要時間は30分。

運賃は12,000キープ。バーツ払いだと30バーツ。キープ払いのほうがお得。
中国製電気バスだと運賃が変わる可能性あり。

建設途中のバスターミナル内へ急ぐ。

降雨で地面はぐちゃぐちゃだ。

14番バス乗り場へ急ぐ。

 

日の丸入りのボディが特徴。日本の援助によって導入されたバスだ。
バスは今にも出発しそうだった。
11時30分のバスにどうにか乗車成功。

席に座るやいなや、バスは出発。

ああ、バスターミナル近くでラオス式サンドイッチのカオジーを購入するつもりだったのに。もう無理だ。

全席自由席。
ほどなくして、車掌が運賃の回収にまわってくる。12,000キープあるいは30バーツだ。

VIENTIANE CAPITAL FRIEND BRIDGE INTERNATIONAL IMMIGRATIONのゲートをくぐり、国境が近づく。

12時05分、ラオスのイミグレーションに到着。バスの所要時間は35分だった。
バスはここで完全下車。
国際バスならば車内に荷物を置いたままでも大丈夫だが、普通バスなので荷物は当然すべて持って降りる。

ラオス出国

ラオスのイミグレーションで出国手続きを行う。

ラオス入国時に渡された出入国カードのうち、出国カードが必要。
パスポートに挟んであるはず。
が、ない。見当たらない。
どこかで落としたらしい。
でも心配不要。そのあたりで出入国カードを配っているので、新たにもらって出国カードだけを記入すればいい。

パスポートコントロールの窓口は5,6個あり。
それほど並んではない。
3人待ちほどで順番になった。

パスポートと出国カードを提出。
せっかく記入した出国カードだが、まったく確認されなかった。
20バーツを請求された。
隣のブースでも外国人が同じように20バーツと言われている。
はたして、これが正規の手数料なのかは不明。
たしかに、パンデミック前にはイミグレーション通過時には手数料を払う必要があった。
でも、昨年6月や今年4月末には入国時も出国時も手数料は求められなかった。
サワンナケートから出国する際には、ぼんやりと100バーツを求められたが、無視しても大丈夫だった。
この手の要求がどれだけ正当なものかはわからない。
たぶん正規の手数料ではない。
でも20バーツ程度であれば、素直に要求に応じるのが無難だと思う。
むろん、人によっては徹底的に拒否したくなるだろうけど、どうなるかは知らない。

12時11分、無事にラオス出国スタンプを押してもらう。

その先には税関とパスポートチェックがあるけれど、パスポートをちら見せするだけで通過できる。荷物チェックは無し。

友好橋バス

イミグレーションの建物を出ると、バスチケット売り場がある。

友好橋を渡るチケットを購入。15,000キープもしくは30バーツ。

このレートならバーツ払いでもいいだろう。
バスへ移動する前にチケットは回収される

バスをすでに待機していた。

奥に見えるのは、京都市バスだ。
今回は手前のローカルバスで。

すぐに乗車。

イミグレーション周辺が綺麗に整備されているなあ。
ラオスの開発が進む。
ちなみにこの周辺には免税店らしき店がいくつか並ぶ。今回は行きそびれたが、以前は安いタバコを購入していたものだ。マールボロが1カートン300バーツくらいかと。

12時14分、バスは出発。
メコン川にかかる友好橋へ。

橋には歩道もあるけれど、途中で柵が設置してあり、歩いて通過は無理っぽい。

ラオス国旗がタイ国旗に変わる。

タイに入った。

タイ入国

12時22分、タイ側のイミグレーション前に到着。
ここで完全下車する。

少し歩いてイミグレーションへ。

現在タイのイミグレーション建物はリノベーション工事中だ。
前の人に続いて歩いていく。

通路を通って、パスポートコントロールへ。

タイ空路入国では不要となっている出入国カードだが、陸路入国では依然として提出が必要だ。
パスポートコントロール手前のブースで配っているので、1枚もらって記入する。

パスポートコントロールのブースは、一般レーンとボーダーパス所有者に分かれている。
ボーダーパスは、一時的な国境通過書で、パスポート無しで行き来できるもの。タイ人とラオス人が使う。
外国人旅行者は一般レーンに並ぶ。

この時間帯はさほど混んでいないが、それでも7,8人待ち。

入国手続きは、パスポートと出入国カードを提出するだけ。
一般的な旅行者ならさくっとスタンプを押してもらえる。

なお、タイへの陸路での入国では、ノービザの場合は暦年で2回までと定められている。3回目は不可だ。
ビザがあれば回数制限は特にない。
すでにノービザ入国を2回している人は、次の年になるまで待つか、観光ビザなり取得してから陸路入国すること。

パスポートコントロールの先には、税関とセキュリティチェックがある。
いちおう荷物はX線を通す必要がある。荷物が少ないとスルーできるかも。
実質ほぼノーチェックで通過だ。

12時44分、無事にタイ入国。

Welcome to Thailandの看板がお出迎え。
いや、さすがに汚れすぎでしょ、この看板。
誰か洗ってほしい。

国境からウドンタニーへ

もうここはタイ国内だ。

国際バスが待機しているなあ。
国際バスだったら、このままウドンタニーまで行けたのに。

今回は自力でウドンタニーまで移動しなくてはいけない。

道なりに進んでいく。

SIMカード売りとかタクシーの呼び込みを受けるがスルー。

ゲートをくぐった先に、ロットゥー(乗り合いバン)とトゥクトゥク乗り場がある。

もしノンカイ市内へ移動するならトゥクトゥクを使う。統一価格100バーツ。高い。

ウドンタニーへはロットゥーが使える。
221 UDONTHANIと書かれたのぼりが目印だ。

運賃は55バーツ。この場で払い、チケットをもらう。
ロットゥーの順番待ちをしている人が多い。
どうやら次の次のロットゥーになるらしい。
基本的にローカル向けだが、英語も通じる。
欧米人旅行者もちらほらと見かける。

少々時間つぶし。

13時過ぎにロットゥーが到着したと告げられる。

席は早いもの勝ちなのでとっとと乗車する。
窓側のシングルシートを確保。

13時6分、ロットゥーは出発。

あとはウドンタニーまで一直線だ。
途中、2箇所ほどで客を降ろした。

14時5分、セントラルプラザウドンタニー前にあるロットゥー乗り場に到着。所要時間は59分。
バスターミナルではなくて、セントラルプラザ前が終点となる。

ここからホテルの多いソイ・サンパンタミットまでは歩いてすぐだ。
バスターミナルも徒歩1,2分。
すごく便利な場所で下車できた。

旅程まとめと国際バスと比較

11時30分 ビエンチャンから国境までのバス 12,000キープ(30バーツ)
12時05分 ラオスイミグレーション到着
12時11分 ラオス出国
12時14分 友好橋を渡るバス 15,000キープ(30バーツ)
12時22分 タイイミグレーション到着
12時44分 タイ入国
13時06分 ウドンタニー行きロットゥー 55バーツ
14時05分 ウドンタニー到着

総所要時間は2時間35分。
費用は、115バーツ。(一部キープ払いにすれば両替レートの関係でもう少し安くなる)

国際バスだと、費用は80バーツ。
所要時間は少し短くなり、2時間程度だろうか。他の乗客が手続きに時間がかかると待たされる可能性があるが、それでも自力移動よりも早くなると思う。

費用面でも時間面でも、国際バスのほうがおすすめだ。
国際バスはパンデミック前より本数が減っているのがネック。もし時間が合わなかったり、満席だった場合は、さくっと自力移動に切り替えるのがベター。
ビエンチャン発国境バスは30分に1本出ているのが便利だ。

ウドンタニーからビエンチャンへは、今回と逆のルートをたどればいい。
国境行きロットゥーは、セントラルプラザ前から出発している。
あとは国境を通過するたびにバスが待ち構えている。

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