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タイ入国情報

日本からのタイ旅行者が減少に。パタヤはファラン天国が加速か。

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12月に入ってから、タイ入国者の数は増加傾向にある。
ただし日本からの旅行者は減少しつつあるようだ。ついに日本はトップ10から陥落した。
タイ、そしてパタヤはファラン天国となっている。

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12月第1週のタイ入国者

12月1日から7日まで1週間のタイ入国者(空路)

Test & Go(隔離免除):40,729人
サンドボックス:5,004人
隔離有り:1,311人
合計:47,044人

スワンナプーム到着が33,817人、ドンムアン空港到着が385人、プーケット空港到着が8,294人など。

隔離は7日、10日、14日に分かれている。アフリカ諸国からはサンドボックス利用が一時停止されており、14日間の隔離有りでの入国が認められる。

感染レートは、Test&Goが0.08%、サンドボックスが0.20%、隔離有りが1.68%。
Test&Goが認められるのは、日本を含め63の国と地域にかぎられている。

入国者47,044人のうち、出発国のトップ10も公表された(CCSA定例会見)。
トップテンは、ドイツ、アメリカ、イギリス、オランダ、フランス、ロシア、UAE、スウェーデン、デンマーク、韓国。

あくまで出発国であって、必ずしも国籍を表すものではないが、トップ10から日本が消えた。

11月全体のタイ入国トップ10では、日本は6位で5,146人となっていた。
12月1日と2日の入国者では日本は4位だった。
日本からのタイ入国者は常に上位にランクインしていた。

が、どうやら3日以降に日本からタイへの旅行者が急激に減少したようだ。具体的な数字の発表がないが、これまでの統計からすると相対的に減ったのは間違いない。

理由はやはり日本側の水際対策強化にありそうだ。
オミクロン株への警戒から、11月末にはこれまで認められていたワクチン接種済み者への待期期間短縮は停止し、14日間自宅待機へと強化された。
12月1日には、12月の日本行きチケットの新規予約停止を要請したと発表。これにより、実際に海外から日本へ向かう航空券が買えなくなった。
12月2日には要請は撤回されたものの大きく混乱した。

旅行をキャンセルしたり諦めたりした日本人が多く出たと思われる。オミクロン株による影響をもろに受けている形だ。

あとは、隔離免除措置を待っていた長期滞在や在住系の日本人があらかた11月中にタイ入国を果たしたのかもしれない。
12月にタイ入国して12月中に帰ろうというような短期旅行者は少ないはず。

今のところ、タイからの日本入国では強制隔離は実施されていないが、この先どうなるかは未知数。
不安定な状況だけに海外旅行そのものを敬遠する人が多いだろう。
どのみち帰国時の14日間待機は必須なため、一般的な会社勤めの人はタイ旅行はあまりにも厳しい。

ドイツ、イギリス、アメリカへの帰国

トップのドイツはどうか?
12月5日にドイツはタイを高リスク国レッドリスト指定を解除した。
タイからの旅行者は、これまで必要だった事前登録と隔離が不要でドイツに入国できる。
入国の際には以下のうち一点の提示が必要。
・到着72時間以内のPCR検査もしくは48時間以内の抗原検査の陰性証明書
・ワクチン接種証明書(ファイザー、モデル、アストラゼネカ、ジョンソンエンドジョンソン)
・感染からの完全な回復証明書とワクチン接種1回証明書

タイから帰国するドイツ人は、隔離無しで自宅に戻ることができる。

イギリスはタイをレッドリストから解除している。オミクロン株により、少し規制を強化した。48時間以内の陰性証明書取得が必要なっているが、ワクチン接種済みであれば、自宅待機は2日ほど。2日目の検査で陰性ならば自由に行動できる。
アメリカは陰性証明書の取得を24時間以内に厳しくしたが、隔離無しで帰国できる。

タイ入国トップ3はこの状況だ。
ほぼ隔離無しでタイから帰国可能。

日本は圧倒的に厳しい。
とはいえ、パンデミック前はトップだった中国はもっと厳しいわけで、ランク入りできない。
中国からの観光目的の旅行者はほとんどいなくなった。

ファラン天国パタヤ

現在のパタヤやバンコクを見ていれば、圧倒的に欧米人が多い。もうファランだらけである。

以前のように中国人やインド人や韓国人はあまり見かけなくなった。一部の在住者がいるだけだ。
中長期の旅行者のほとんどはファラン。
遊んでいるのもファラン。
ひたすらファランばかりだ。

クリスマスから年末年始にかけて、さらに多くのファランがタイにやって来るだろう。

年末年始になんとかタイ旅行しようと考えていた日本人も少なくないだろうけど、現状ではかなり厳しい。

パタヤは、昔のパタヤに戻ったともいえる。
中国からの団体旅行者がゼロ、インド・アラブ系もほぼゼロ、ロシアも激減、日本・韓国も減少。
どこを向いてファラン、ファラン、ファラン。

どうやら今年のパタヤはファラン天国のまま年越しを迎えそう。

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