昨日、保健省が新しい規制措置についてCCSAに提案した。
新しいゾーニングと隔離期間の延長だ。
関連記事:規制強化案:タイ入国隔離期間14日に延長、新ゾーニング
ゾーニングの詳しい県分けや規制内容についてははっきりしていなかった。
本日のCCSAブリーフィングでも特に言及はされなかった。
それとは別に、国家安全保障会議から新しいゾーニングとロックダウンについて要請が出された。
バンコクやチョンブリ(パタヤ)へのロックダウン要請だ。
広告
新ゾーニングとロックダウン要請
本日、国家安全保障会議事務局長とCCSA小会議議長をつとめるNataphol Narkpanich将軍は、新規感染レートの高いバンコクと5県をディープレッドゾーンに指定し、ロックダウンするようプラユット首相が議長をつとめるCCSAに求めると述べた。
毎日のように2,000人人以上の感染者が出ているのは、現在の対策が不十分であるためなのは明白。
よって、さらに強力なロックダウン措置が必要であると。
提案では、6県はディープレッドゾーンに、55県はレッドゾーンに、残りの16県はオレンジゾーンに分類する。
ディープレッドゾーン(6県):バンコク、ノンタブリ、パトゥムタニ、サムットプラカン、チェンマイ、チョンブリ。
レッドゾーン(55県):クラビ、カンチャナブリ、カラシン、カンペーンペット、コンケン、チャンタブリー、チャチューンサオ、チャイヤプーム、チャンポン、チェンライ、トラン、ウトラディット、タク、ナコンナヨク、ナコンパトム、ナコンラチャシマ、ブリラム、ローイエト、サコンナコーン、スリン、ノンカイ、ウドンタニ、ノンブアランプー、ウボンラチャタニ、ナコーンシータンマラート、ナコンサワン、マハサラカム、プラチュアップキリカーン、ナラーティワート、パッタニ、アユタヤ、パッタルン、ピチット、ピサヌローク、ペッチャブリー、ペッチャブーン、プーケット、ヤラー、ラノン、ラヨン、ラチャブリ、ロッブリー、ランパン、ラムプーン、ルーイ、シサケト、サコンナコン、ソンクラー、サムットソンクラーム、プラチンブリ、サカオ、サラブリ、スコータイ、スパンブリー、スラタニー
オレンジゾーン(16県):その他
イエローゾーンとグリーンゾーンの設定は無し。
ディープレッドゾーンとレッドゾーンでは、飲食店はテイクアウトかデリバリーのみとするという提案も行うとしている。
まだ提案段階で、正式決定ではない。
明日のCCSA本会議にかけられる予定となっている。
参照:https://www.thaipbsworld.com/lockdown-proposed-for-bangkok-and-five-other-deep-red-zone-provinces/
まとめ
内容は、昨日の保健省の提案に沿ったものだ。
ディープレッド指定の6県が明らかとなった。
やはりバンコクとパタヤはレッドゾーン指定となりそうだ。
ロックダウン措置といっても、具体的な内容はまだまだ不明。
判明しているのは、レストランの店内飲食禁止くらいなもの。これもまだ正式決定ではないため、本当に実施されるかはわらかない。
昨年のロックダウン時のように夜間外出禁止令や県間移動制限やアルコール類販売禁止命令は出されるのか。
不明点は多々ある。
すべては提案段階にすぎない。
明日のCCSA本会議で検討され、新しい規制措置が決定される見通しとなっている。
ただ、保健省と国家安全保障会議の提案内容から考えると、さらに厳しい措置が取られるのは明白。
明日のCCSA本会議の結果を待とう。
広告