3月14日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は大幅に増加した。
バンコクのバンケー地区の市場でクラスターが発生した。
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タイ全国の感染状況
3月14日発表、タイの新規感染確認者は170人
(累計26,927人)
外国からの入国14人
国内感染(病院にて検査):20人
積極調査:136人
死亡:0人(累計86人)
病院での検査20例内訳
バンコク3
ナコーンパトム3
パトゥムタニ2
サムットサコン12
積極調査136例内訳
バンコク90
ナラティワート2
サムットサコン31
パトゥムタニ10
ペチャブリ3
国内感染156例のうち、サムットサコンで43例が確認され、割合27.56%。
バンコクの感染者は一気に93人に増え、割合は59.62%。バンコクが最大の感染地区となった。
チョンブリ(パタヤ)は9日連続で新規感染者ゼロ。
外国からの入国14人のうち13人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。タイ人が10人で、アメリカ人とフランス人とパキスタン人が1人ずつ。
出発地は、ガーナ、エジプト、アメリカ、フランス、パキスタン、イギリス、マレーシア。
あとの1人は、マレーシアからスンガイコロクの自然国境を越えて密入国してきたミャンマー人。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
ずっと維持してきた新規感染者二桁台が終わり、また3桁台となった。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本は横ばい。マレーシアは減少に。
バンコクでクラスター
3月14日の発表では、バンコクでの積極調査で90人の感染者が発表された。
90人のうち、タイ人45人、ミャンマー人44人、ネパール人1人。
バンコクのバンケー地区にある6つの市場に関連すると見られている。
3月7日から3月13日の間に4,046人を検査し、96例の感染を発見した。ただすべて無症状だという。
このクラスター発生を受けて、バンコクバンケー地区にある6つの市場に、2月27日から3月13日までの間の訪問歴がある人は病院で検査を受けるか保健局に連絡をしてほしいと保険当局が警告を出している。
1. Sirisetthanont Market
2. Bang Khae Shopping Centre Market
3. Kitti Market
4. Phasom Market
5. Bang Khae New Market
6. Wonder Market
参照:https://www.nationthailand.com/news/30403681
アストラゼネカワクチン接種は来週から
金曜日に急遽中止となったアストラゼネカワクチンの接種は、来週再開されると保健省疾病管理局が発表した。
ワクチンによって血栓になるリスクはないと判明と疾病管理局。
参照:https://www.thaipbsworld.com/health-ministry-will-resume-astrazeneca-vaccination-next-week/
CCSAブリーフィングは明日
日曜日は、CCSA状況説明ブリーフィングが休み。
次の開催は月曜日。
月曜日にはCCSA本会議が開かれることになっている。
バンコクでのクラスターや、ワクチン接種、規制緩和など話題には事欠かない会見となりそうだ。
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