2021年4月の日本とタイを結ぶ各航空会社の運航予定状況をまとめておいた。
4月1日からタイの入国規制が緩和されることになっている。低リスク国からの出発では、タイ入国時の強制隔離期間が10日に短縮される。
広告
JAL
調整中となっていた4月以降のフライトスケジュールが発表になっている。
JAL031 羽田発バンコク行き 週6便(月火木金土日)+4月21日
JAL707 成田発バンコク行き 週2便(月・木)+4月18日
(ただし4月18日のJAL707便と4月21日のJL031便はタイ人帰国フライト)
JAL034 バンコク発羽田行き 毎日
JAL708 バンコク発成田行き 週4便(月・火・木・土)
JAL718 バンコク発成田行き 週3便(水・金・日)
JAL728 バンコク発関西行き 週1便(金)
日本発:週8便+2便
バンコク発:週15便
5月のスケジュールも4月とほぼ同じ。
ANA
NH805 東京(成田)発バンコク行き 毎日
NH847 東京(羽田)発バンコク行き 週6便(月火木金土日)+隔週水曜日
NH806 バンコク発成田行き 毎日
NH850 バンコク発羽田行き 毎日
日本発:週13便+隔週1便
バンコク発:週14便
3月とスケジュールは変わらず。
5月以降のNH847便は毎週水曜日運休となっている。
タイ航空
3月28日から6月30日までのスケジュール
TG643 成田発バンコク行き 週3便(水・木・日)
TG683 羽田発バンコク行き 週1便(水)
TG623 関西発バンコク行き 週2便(木・日)
TG642 バンコク発成田行き 週3便(火・水・土)
TG682 バンコク発羽田行き 週1便(火)
TG622 バンコク発関西行き 週2便(水・土)
日本発:週6便
バンコク発:週6便
3月27日までの冬期スケジュールと比べると、羽田発が復活し、関西発は増便となった。
ZIP AIR
JAL系列のLCCがZIPAIR(ジップエア)。
現状では日本とタイを結ぶ唯一のLCC路線だ。
バンコクの利用空港はスワンナプームとなる。
2021年3月28日から6月30日までの運航スケジュール
ZG51 成田発バンコク行き 毎日
ZG52 バンコク発成田行き 毎日
日本発:週7便
バンコク発:週7便
ただ、3月は運休となった便も多い。
東京発:3月8日、9日、14日、15日、19、21、29日出発分
バンコク発 :3月3日、10日出発分
これらが運休となった。
4月以降の運休情報は不明。
合計
東京発バンコク行き:週32便+隔週便あり
バンコク発東京行き:週39便
関西発バンコク行き:週2便
バンコク発関西行き:週3便
総合計
日本発バンコク行き:週34便+隔週便あり
バンコク発日本行き:週42便
1ヶ月にすると、日本発バンコク行きがざっくり230便ほど。バンコク発日本行きが294便。
在東京タイ王国大使館の製作した4月の東京発バンコク行きフライトカレンダー。
タイ人用の帰国フライトも含まれている。
関西発フライトは掲載されていない。
毎日のように4~6便が運航されている状況だ。
木曜日は東京発が6便あり、関空発も1便ある。合計7便が日本からタイへ飛ぶことになる。
4月1日からもCOE申請は必須
4月1日からタイ入国時の隔離検疫期間が短縮されることになっている。
時期は未定ながら、ワクチン接種証明書があれば、さらに短縮され7日間となる。
10月1日からは隔離無し入国となることが検討されている。
関連記事:タイ入国時の隔離期間短縮が承認。4月から隔離10日に、10月から隔離撤廃へ。
3月25日時点では、隔離期間短縮の対象となる低リスク国リストは明らかとなっていない。
おそらく日本は対象内だと思われるが、まだ正式決定ではない。
隔離期間短縮の対象となっても、タイ入国には、これまでどおりにCOE(入国許可証)の申請が必須となっている。
COEがないとフライト搭乗不可だ。
COE申請には、隔離検疫ホテル(ASQないしALQ)の予約も必要。日本が隔離期間短縮対象となれば、必要な予約日数も変更となる。これまでは15泊16日のパッケージプランだったものが、11泊12日となる。
すでに新しいパッケージプランが登場しているが、日本が対象となるかは正式発表になっていないので、予約前にはタイ大使館で確認するようにとホテルは注意喚起している。
なお、タイ入国時に必須とされてきたFit to Fly健康証明書は4月1日より不要となる。陰性証明書は引き続き必要だ。
4月1日以降、タイ入国規制緩和措置が実施されるため、これまでとは要件が異なってくる。
ただ、すべてが確定したわけではなく、現時点ではあやふやな点が多い。
フライトチケットの予約自体は問題ないだろうが、COE申請やASQ予約には注意が必要となっている。
ともあれ、日本からタイへ向かうフライトの数は増える。
依然として短期旅行者のタイ訪問はほぼ絶望的な状況だが、徐々に前進しつつはある。
もうしばらくは我慢が続く。
広告