3月25日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は少し増加。
タイでは2回のワクチン接種者に対して証明書発行に。
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タイ全国の感染状況
3月25日発表、タイの新規感染確認者は97人
(累計28,443人)
外国からの入国5人
国内感染(病院にて検査):43人
積極調査:49人
死亡:0人(累計92人)
病院での検査43例内訳
バンコク21
チャチュンサオ1
ナコンパトム1
パトゥムタニ1
ラチャブリ1
サムットプラカン5
スパンブリ1
サムットサコン12
積極調査49例内訳
バンコク44
サムットサコン3
ナコンパトム2
国内感染92例のうち、サムットサコンで15例が確認され、割合は16.31%。
バンコクの感染者が65人で、割合は70.65%。
感染の大多数をバンコクが占めている。
チョンブリ(パタヤ)は2日連続で新規感染者ゼロ。
外国からの入国のうち4人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
国籍は、タイ3、アメリカ1。
出発地は、アメリカ2、スウェーデン、トルコ1。
あと1人はマレーシアから自然国境を抜けてきたタイ人。現在は病院で隔離治療中。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
二桁台が2日続いている。
アジア各国の統計
日本は新規感染者1289人で前日よりも増加。
メークロン市場行き列車運行再開
明日金曜日より、バンコクからサムットサコンならびにサムットソンクラーム行きの列車が運行再開される。
バンコクのウォンウィアン・ヤイ駅-サムットサコンのマハチャイ:1日34本
サムットサコンのバンレーム駅-サムットソンクラームのメークロン駅:1日8本
従来どおりのフルスケジュールでの運行再開となる。
線路脇に市場のあることで有名なメークロンまで電車で行けるようになる。
ワクチン接種証明書とトラベルバブル
3月23日までのワクチン接種回数は102,050回。
このうち、2回のワクチン接種した人は5,862人。
2回目のワクチン接種を終えた人はワクチン接種証明書が発行されるようになる。デジタルでも可能。
いわゆるイエローカードやワクチンパスポートとして海外渡航で使えるようになる。ただし、WHOやIATAを通じて、訪問国との協定に合意する必要がある。
現時点では100万回分のシノバックワクチンがタイに到着済みで、4月にはさらに100万回分が届く予定。疾病対策局は24万回分のワクチンを観光地に供給すると発表。チョンブリ、ラヨーン、チェンマイ、コンケーン、クラビ、パンガー、サムイ島、プーケット島が含まれる。
タイでは現在は複数の国とトラベルバブルについて交渉中。より多くの人がワクチン接種すれば、トラベルバブルの運用ができるようになるとしている。
明日のCCSA本会議で外国人受け入れ再開が議題に
本日のCCSA状況説明ブリーフィングは休み。明日金曜日は開催される。
また、明日26日は、プラユット首相を議長とするCCSA本会議が予定されている。
ここでは、外国人観光客受け入れ再開と経済回復促進について議論されると見られている。
プーケットやサムイでは、7月1日に隔離無しで外国人観光客を迎え入れるプランを提案。サンドボックス計画だ。この計画にはパタヤも対象となっている。
サンドボックス計画が明日のCCSA本会議でどこまで取り上げられるかは不明だが、何らかの進展があるかもしれない。
明日のCCSA本会議に注目だ。
うまくいけば、7月1日に隔離無しでタイへ行ける道筋が見えてくるかもしれない。あくまで道筋程度だが。
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