ソイアルノタイに新しいステーキ屋がオープンしている。
この情勢下にあっての新規開店だ。
低価格路線を打ち出していて、チキンステーキが40バーツだ。
サーロインステーキでも75バーツ。この価格で牛肉ステーキが食べられる。
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ソイアルノタイのステーキ屋
オープンしたのは2月下旬だと思う。いつの間にかできていた。
渋いおじさんの横顔がトレードマーク。
店名はちょっとはっきりしないが、ひげおじさんのステーキ屋みたいな名前。ステーキルンヌアットかな。
紫の看板でおじさんがトレードマークのステーキ屋って他にもあったような気がする。ひょっとしてチェーン店かもしれない。
写真は営業開始前だが、オープンスペースの店内にはテーブルが7,8卓。
屋根がないところはパラソルでカバーする。
通りに面したカウンター席もあり。
メニュー
フィッシュアンドチップス60バーツ
Tボーンステーキ160バーツ
ポークチョップ65バーツ
アメリカンフライドライス55バーツ
チキンステーキ40バーツ
ポークステーキ50バーツ
サーロインステーキ75バーツ
ポークハムステーキ60バーツ
アドオン:目玉焼き10バーツ、ブラックペッパーブラウンソース5バーツ
ソースが付いていないステーキがあるため、追加のブラックペッパーソースはほぼ必須。
サラダは30バーツから
ソーセージセット60バーツから
フレンチフライ30バーツ
ナゲット40バーツ
スパゲッティポークソース35バーツ
全体的に安い価格設定。
なお、ドリンクはペットボトルの水が10バーツ。
無料の水はない。
テーブルの上には、ケチャップやチリソースなど。
ポークチョップ
最初にポークチョップをオーダー。65バーツ。ソース5バーツを追加して70バーツだ。
ステーキ、フライドポテト、トースト半切れ、野菜の1プレートだ。ソースは追加したもの。
ポークチョップはそれなりの大きさがあって、肉質もまずまず。
脂身も多いけれど、それだけにジューシーな味わいだ。
骨にへばりついた肉がうまい。
この肉肉しさがポークチョップの魅力。
追加のペッパーソースと肉の相性がいい。
追加ソース分を足しても70バーツだ。
この内容のポークチョップが70バーツなら文句はないかと。
ローカルステーキ屋で比較すべきは、サードロードのステーキガオライとなろうか。
(ステーキガオライのポークチョップ)
ステーキガオライは、何度か値上げがあって、たしか現在のポークチョップが85バーツくらいだったような。
肉質とサラダはステーキガオライのほうが上。ポテトの量はソイアルノタイのほうが多いし、パンも付いて、価格は安い。
ステーキ単体だとガオライの勝ちだが、価格と内容を天秤にかけると、かなりいい勝負だと思う。
チキンステーキとスパゲッティ
次に、チキンステーキとスパゲッティポークソースをオーダー。
テイクアウトすることに。
夜7時過ぎの食事時で店内は大繁盛。
価格が安いうえに、コンラクンという政府の援助策対象となっていて、登録済みのタイ人なら支払いは半分ですむ。ただでさえ安いのに、さらに半額だ。人気がでるのも当然といえる。
完成まで20分以上待った。
チキンステーキが40バーツ。スパゲッティが35バーツ。合計75バーツ。
ステーキの付け合せのフライドポテトとトーストは別の袋入り。スパゲッティのソースも別袋。
ケチャップとチリソースも付いてくる。
ステーキソースは追加しなかった。自宅には日本から持ち込んだステーキソースや焼き肉ソースがあるんで平気。
チキンステーキは胸肉使用であっさり。
少々ぱさぱさしているのはやむを得ない。
日本の醤油系ステーキソースをかけてやると風味が一気にアップ。
野菜、ポテト、トーストがついて40バーツ。
140円で食べられるステーキセットだ。
スパゲッティも一緒に食べる。
ポークソースということだが、ごくごく普通のミートソースである。
肉はごろごろ入っている。
見たまんまの味で、特に言い足すことはない。まあ、こんな味だよねと。
ちょっとだけレタスも付く。
これで35バーツ。122円くらい
チキンステーキとスパゲッティをあわせて75バーツ。
どちらも完食するとがっつり腹が膨れる。
これで262円。
サーロインステーキ
3度目の利用はステーキの王道というべきサーロインステーキだ。
タイでは牛肉のステーキはメインではない。ローカル向けステーキ屋でもいちおうビーフステーキは扱っているが、価格が高くなるのに味はいまいちだと評判は芳しくないのが現実。
ソイアルノタイのステーキ屋のサーロインステーキは75バーツだ。
念の為に確認すると、牛肉のサーロインステーキだそうな。
肉の焼き加減を聞かれたので、ミディアムにしておく。レアやウエルダンも可能。
ペッパーソースもつけて80バーツ。
ちょっと肉の形が崩れているが、れっきとしたビーフステーキのように見える。
肉の量は150gないくらいだろうか。
厚みはこの程度。焼き加減はほどよいミディアムで。
思ったよりもちゃんとしたサーロインステーキだ。
筋と脂身がやや多めだが、牛肉らしさは味わえる。
この価格で上質の肉を求めるなど論外。でも普通にサーロインステーキとなっている。
ペッパーソースとの相性がこれまたいい。
ビーフステーキを食べたぜという気分は十分味わえる。
この肉なら、持ち帰りにしてから焼き肉のタレをつけて食べてもうまそうだ。タレを持ち込んでもいいけど。
タイのローカルステーキ屋でもビーフステーキは100バーツを越える場合がほとんどだと思う。しかも肉は固く、量も少ない。
でも、ここは75バーツ、味も量もそれなりにある。
安い牛肉ステーキが食べたくなったら、リピートはありだ。
地図と営業時間
地図
ソイアルノタイのパタヤカン寄り。
アルノタイ小学校の近くだ。
営業時間はざっくり夕方から夜中まで。たしか午後5時から12時までだったような気がする。
昼間はやっていない。夕方以降に行きましょう。
まとめ
ステーキが40バーツから食べられるのが最大の売りだろう。
店員さんはサラダも推していた。30バーツなんで、チキンステーキとセットにしても70バーツ。やっぱり安い。
サーロインステーキで75バーツ。このサーロインステーキはけっこう気に入った。
ポークチョップの65バーツもなかなか。
まだ食べてないがフィッシュアンドチップス60バーツってのも破格値だ。
タイのレストランでは人気が出ると、すぐに値上げしてしまうのがお約束。
この価格帯のまま続けてほしいところ。
(追記1)その後、各メニューは5バーツずつ値上げした。
(追記2)2023年3月時点で、ソイアルタイのステーキ屋は撤退している。
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