3月20日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は少し増加。
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タイ全国の感染状況
3月20日発表、タイの新規感染確認者は119人
(累計27.713人)
外国からの入国7人
国内感染(病院にて検査):65人
積極調査:47人
死亡:0人(累計90人)
病院での検査65例内訳
バンコク19
サムットサコン34
アユタヤ3
ターク2
パトゥムタニ2
ノンタブリ4
ナコンパトム1
積極調査47例内訳
バンコク19
サムットサコン4
ヤソートン1
パトゥムタニ7
サムットプラカン15
スパンブリ1
ヤソートンで昨年末の第2波発生以来初の感染者が確認された。サムットサコンのエビ工場で働いていて、最近ヤソートンに戻ってきた女性。
サムットプラカンの建設現場の居住区で労働者600人を対象に検査したところ、15人が陽性結果となった。
国内感染112例のうち、サムットサコンで38例が確認され、割合は33.93%。
バンコクの感染者が38人で割合は33.93%。
感染の大半をサムットサコンとバンコクが占めている。
チョンブリ(パタヤ)は15日連続で新規感染者ゼロ。
外国からの入国7人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。国籍は、タイ人3、ミャンマー人2、ロシア人1、インド人1。
出発地は、ミャンマー(2)、ロシア(2)、インド、ポーランド、スウェーデン。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
2日続けて新規感染者数が3桁台に。
アジア各国の統計
日本はまた増加。
フィリピンでは感染者が増えていて、マニラなど一部エリアではロックダウン、3月22日から4月21日まで外国人は入国禁止となる。
バンコクのソンクラーン期間中ガイドライン
昨日のCCSA本会議でソンクラーン期間中の水かけ禁止が承認された。
これを受けて、バンコク都では、ソンクラーンのイベント開催ガイドラインを発表した。
ソンクラーン期間中(4月10日から15日)のガイドライン
・100人以上の集会は当局の許可が必要
・すべてのイベントではDMHTTの厳守を
・水かけ、コンサート、粉かけ、泡パーティの禁止
DMHTTとは、マスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンス、検温といった感染拡大防止策のこと。
イベント自体の開催は不可能ではないが、多くの人が集まるような規模のものは原則禁止ということになる。
水かけは全面禁止となり、仏像に水をかけ流すといった伝統的な行為の許される。
シノバックワクチン追加到着
3月20日、シノバックワクチン80万回分が中国からタイに到着した。全国の医療従事者ならびにバンコクのバンケー地区の危険スポットの住人に供給していくと保健大臣。
シノバックとの当初の取り決めでは、合計200万回分が供給されることになっている。
2月に20万回分、3月に80万回分、そして来月には100万回のワクチンが到着予定。
保健大臣は、シノバックからさらにワクチン500万回分を購入する計画であると発表した。シノバックとタイ政府が交渉中。
隔離検疫措置規制緩和の3フェイズ
昨日のCCSA本会議にて承認された隔離検疫期間の短縮措置について3つの段階にわけて説明している。
第1フェイズ(4月1日~6月30日)
第2フェイズ(7月1日~9月30日)
・10日に短縮:ワクチン接種証明書無し、陰性証明書有りのタイ人と外国人
・7日に短縮(準備が整えば):ワクチン接種証明書と陰性証明書の両方があるタイ人と外国人
第3フェイズ(10月1日以降)
・いくつかのエリアでは隔離検疫を免除。ただし以下の条件による
1.医療従事者のワクチン接種率が70%以上
2.リスクのある人にさらされる人たちがワクチン接種を受けていること
3.初期段階では低リスク国からの旅行者のみ受け入れる
詳しくはこちらの記事で。
関連記事:タイ入国時の隔離期間短縮が承認。4月から隔離10日に、10月から隔離撤廃へ。
隔離期間の短縮は昨日発表になったばかりなので、まだ新しい動きは何もない。
近々、低リスク国リストの発表や、COE手続き手順などの新しい情報が各国タイ大使館において掲載されるものとみられる。
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