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タイ国内情勢

タイのゾーニング変更、チョンブリ県全域ブルーゾーンに、大晦日は店内飲酒時間延長

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本日12月13日にプラユット首相を議長とする本会議が開催された。
12月16日より有効となる新しいゾーニングが設定。大晦日のカウントダウンに関する決定もなされた。大晦日は店内飲酒時間延長が許される。

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新しいゾーニング

タイ政府は、各県の感染状況に応じて色ごとのゾーニングを設定している。
ゾーンそれぞれに規制措置が異なる。
このゾーニングの見直しを行い、12月16日より新しいゾーニングを実施する。

ダークレッドゾーン対象無し
レッドゾーン23県⇒0県
オレンジゾーン23県⇒39県
イエローゾーン24県⇒30県
グリーンゾーン対象無し
ブルーゾーン7県⇒8県+18エリア

オレンジゾーン:39県
コンケン、チャンタブリ、チャチュンサオ、チュンポン、チェンマイ、チェンライ、トラン、ターク、ナコンナヨック、ナコンラチャシマ、ナコンシータマラート、ナラティワート、プラチュワップキーリーカン、パタニー、プラチンブリ、アユタヤ、パッタルン、ピッサヌローク、ペチャブリ、ペチャブン、メーホンソン、ヤラー、ラノーン、ラヨーン、ラチャブリ、ロッブリー、ランパーン、ランプーン、サトゥン、サムットプラカン、サムットサコーン、ソンクラー、サケオ、サラブリ、スパンブリ、スラタニー、ウドンタニー、ウボンラチャタニ

イエローゾーン:30県
カラシン、カンペンペット、チャイヤプーン、ナコンパトム、ナコンパノム、ナコンサワン、ナン、ブンカーン、ブリラム、ピチット、パヤオ、プレー、マハサラカム、ムクダハン、ヤソートン、ロイエット、ルーイ、シーサケット、サコンナコン、サムットソンクラーム、シンブリー、スコータイ、スリン、ノンカイ、ノンブアランプー、ウタラディット、ウタイタニ、アントン、アムナートチャローン

ブルーゾーン:8県
バンコク、カンチャナブリ、クラビ、チョンブリ、ノンタブリー、パトゥムタニー、パンガー、プーケット
他18県内の一部エリアもサンドボックスに指定されている。

ブルーゾーンとは、サンドボックスエリア(観光開国パイロット県)のこと。
ブルーゾーンでは、サンドボックス入国や店内飲酒など観光向け事業が許可される。

チョンブリは県全体がブルーゾーンへと変更。
これまではパタヤやシラチャーといった県内一部エリアのみがブルーゾーンに指定されていたが、12月16日からは県全域がブルーゾーンとなる。
現行(12月15日まで)では、パタヤやシラチャーなど県内一部エリアのみで店内飲酒が許可される。バンセーンといった非サンドボックスエリアでは店内飲酒が不可で、実際に摘発される店舗もあった。
これからはチョンブリ県全エリアでの店内飲酒が認められることになるだろう。
営業時間などの規制も含めて、最終的には県知事命令によって決定する。県の正式決定を待つ必要あり。

その他、各ゾーンでの規制措置に変更なし。
娯楽施設再開については特に言及はなく、これまでどおり閉鎖となる。

カウントダウンでの店内飲酒時間延長

大晦日の新年カウントダウンでは、1月1日の午前1時まで店内飲酒を可能にするとCCSAが決定。
レッドゾーン対象県がなくなったことで、この措置はタイ全県に適用される。
現在の規制では、バンコクやパタヤではレストラン店内飲酒は午後11時までに制限されているが、大晦日にかぎり深夜1時までオッケーとなる。
ただし、屋外施設ならびに換気のいい屋内施設にかぎられる。閉め切った屋内施設では認められない。ディスコやゴーゴーといった屋内施設は利用不可ということになる。
また、Covid Free Settingを遵守することも条件となる。

カウントダウンイベントの開催も許可。
ただし、入場者1,000人を超えるイベントでは、スタッフも観客も全員の完全なワクチン接種と72時間以内のATK陰性結果が必要。イベント主催者は入場口でATK検査を実施できる。12歳以下の子供は免除。
1,000人以下の場合でも、入場者は完全なワクチン接種が必要。ワクチン接種なくしてカウントダウンイベントへの参加は不可となる。

また、CCSAが5県における大規模カウントダウン開催を承認した。

・チェンマイ
・ナコンラチャシマ
・ラヨーン(センチャンビーチ)
・アユタヤ
・プーケット

プーケット以外は、12月27日から31日までの連日開催。プーケットは31日のみ。
各イベントの参加者は合計15,000人までに制限。
12月27日から29日は、各日1,500人まで。12月30日と31日は、最大5,000人とする。
これで合計15,000人におさまる計算だ。
会場内でのフードの提供はあるが、アルコールは禁止とのこと。

上掲5県以外にも、各種カウントダウンイベントは開催される。

パタヤでは、バリハイ埠頭広場にて、12月29日から31日まで
Pattaya Countdown 2022が開催予定。入場者制限がかけられるはずだ。
また、カウントダウンイベント会場内での飲酒がどうなるかは不明。詳細発表待ちだ。

まとめ

オミクロン株への懸念はあるものの、タイ政府は基本的に規制緩和へ動いている。
レッドゾーンがなくなり、チョンブリ県全体がブルーゾーンへ。
大晦日は深夜1時まで店内飲酒が認められる。娯楽施設の再開は不可だが、バンコクやパタヤでは多くのバーがレストランとしてすでに営業再開している。
昨年はカウントダウン直前の12月30日にバーが閉鎖された。どうやら今年はレストランバーで酒を飲みながら新年を祝うことができそうだ。昨年の悪夢の再現なきよう、このまま何も起きないことを祈るのみ。

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