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タイ入国情報

タイ入国条件が一部変更に、タイ開国計画は継続

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本日12月13日のCCSA本会議にて、タイ入国に関する新しい規則が決議された。有効となるのは12月16日で、一部は12月24日より。
オミクロン株への懸念から当初予定されていた緩和は一部見送りとなるが、全体的な規制強化は行われない。引き続き、日本からタイへの隔離免除入国は可能だ。
タイ開国計画は継続される。

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12月16日以降のタイ入国条件

12月13日にCCSAが発表したタイ開国計画の資料。

現在(12月1日から12月31日)は第2フェーズとなっている。
サンドボックスエリアは、26県となっている。
12月16日よりチョンブリ県は県全体がサンドボックスエリアに指定される。
これにより、県全体がサンドボックスとなるのは8県。バンコク、カンチャナブリ、クラビ、チョンブリ、ノンタブリー、パトゥムタニー、パンガー、プーケット。
あとの18県は、県内一部エリアがサンドボックス指定のままだ。

なお計画では、来年1月1日からはさらに5県がサンドボックスに指定される予定。

CCSA発表の12月16日からのタイ入国要件。赤字が変更点ないし注意点となる。

隔離免除入国(Test & Go)

対象63ヶ国からのワクチン接種済み旅行者は隔離免除で入国できる。
到着時の検査をPCR方式からATKに変更するという案は正式に延期された。
最初の1泊はAQ/SHA+ホテルで検査結果が判明するまで待機する必要がある。(OQとAHQが加わったが一般旅行者にはほぼ無関係。病院隔離施設での待機が認められる)
陰性結果判明後はホテルを出て、タイ国内を自由に旅行することが認められる。
滞在5-6日目の2回目の検査はATKでセルフチェックする。

つまり、これまでとまったく同じ要件での実施を継続。
日本からのワクチン接種済み旅行者は、隔離無しでのタイ入国が可能だ。

サンドボックス

当初の計画では12月16日よりサンドボックス利用者のエリア内滞在必須日数を5日に短縮すると発表されていたが、本日のCCSA本会議により、従来どおり7日間とすることが決定した。
サンドボックスエリア内に7泊したあとで、タイ国内の移動が自由となる。

日本は隔離免除対象国のため、日本からサンドボックスを利用する必要性は皆無。

チョンブリ県全域がサンドボックスエリアに変更されるが、それほど大きな影響はない。すでにパタヤがサンドボックスになっており、サンドボックス利用者はパタヤに滞在していることがほとんどだろう。

隔離施設入国

AQ(代替隔離施設)ホテルでの強制隔離付きでの入国。
AQのほか、OQやAHQなども利用できるが、一般旅行者にはほとんど関係ない。

ワクチン接種済みであれば、陸海空での入国経路を問わず、隔離期間は7日間。(Test&Goとサンドボックスがあるため、あえて強制隔離を選択するワクチン接種済み旅行者はごくわずか)
完全なワクチン接種を終えてない旅行者は隔離期間10日間。
アフリカからの入国では隔離期間14日間。
不法入国では14日間。

もしワクチン接種を受けていない日本からの旅行者は、10日間の強制隔離付きでタイに入国できる。

陸路入国

12月24日よりノンカイのラオス国境のみ陸路入国を認める。ノンカイはサンドボックスエリアに指定されており、Test & Goないしサンドボックスでの入国が可能だ。

タイ南部ソンクラーのマレーシア国境での入国再開について検討されていたが、決定は保留された。

まとめ

隔離免除入国に変更なし。
今年いっぱいは、よほどのことがないかぎり、このまま継続されるだろう。
日本からタイへの隔離無し入国は可能のままだ。
入国制限を厳しくする国が多い中、タイはむしろ緩和傾向にある。
オミクロン株など感染状況の見極めがつけば、来年以降は到着時検査のPCRからATKへの変更が認められ、AQ/SHA+ホテル宿泊が不要となるかもしれない。
事態は流動的であるものの、タイ開国は後退しない。

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