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タイ隔離期間短縮とワクチンパスポートによる日本タイ往来の提案

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現在、タイに入国するのは、大きく2種類の方法がある。
通常の14日間強制隔離入国と、サンドボックスによるワクチン接種済み者の隔離免除入国だ。
通常入国にはワクチン接種の有無は関係ない。誰でも一律に14日間隔離される。
サンドボックスはワクチン接種が必須となっており、プーケット限定で隔離が免除される。サムイ島でもサムイプラスという制度で一定の隔離免除入国が認められている。
プーケットにせよサムイ島にせよ14日間はエリア外へ出ることはできない。
ホテル内に隔離されるのか、島内に隔離されるかの違いだ。
バンコクやパタヤなどへの自由なタイ観光旅行はまったく不可能な状況だ。
隔離期間短縮ないし免除こそがタイ旅行への鍵となる。
タイ国政府観光庁と在タイ日本国大使館が隔離期間の短縮について語っている。

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TATが隔離期間短縮提案へ

TAT(タイ国政府観光庁)が、隔離期間の短縮を提案すると発表した。

今年10月から来年第1四半期までにはワクチン接種済み旅行者を迎え入れる観光地が増えるであろうが、観光客を誘致する最も効果的な方法は、隔離期間を全面的に短縮することにある。

感染が収まったあとに、隔離検疫ルールを緩和する計画を提案する予定だ。
多くの国では強制隔離隔離期間を7日間に短縮しはじめており、より多くの旅行者を招いている。
タイでも、隔離期間を短縮することにより、観光客を誘致したい。この隔離期間短縮は、サンドボックス適用エリアだけでなく、国全体に適用するものとする。
隔離期間が短縮されれば、今年の外国人旅行者は120万人になるとTATは予測している。

参照:https://www.bangkokpost.com/business/2165915/tat-pins-hopes-on-shorter-quarantine

もはや遠い昔の話のように感じるが、今年4月に隔離期間の短縮は一度実現している。
通常入国で隔離期間が10日、ワクチン接種済みであれば7日に短縮された。
が、4月頭にタイ国内で第3波が発生し、開始から1ヶ月で隔離期間14日間に戻されてしまった。
第3波が収まる気配はなく、連日2万人以上の新規感染者が報告されている。

今回のTATの提案には、具体的な隔離日数の言及がないが、おそらく7日を意識しているとみられる。むろん、ワクチン接種済みが条件となろう。
ということは、今年4月の状態に戻そうというものになる。

プーケットサンドボックスを利用した旅行者は、開始1ヶ月半で約2万人。
サムイプラスは開始1ヶ月でわずか300人あまりだ。

2019年のタイへの外国人観光客は3,990万人だった。
観光客が戻ってくるには、隔離期間の短縮は絶対条件。
でも、まだまだ時間がかかりそうだ。

日本とタイのワクチンパスポートによる隔離期間短縮へ

在タイ日本大使館がYou Tubeで最新の情報を提供している。
梨田大使が質問に答えるという形だ。

・日本人専用のワクチン接種プログラムのこれまでの状況。
・バンスー駅で一回接種した方もこのプログラムを利用できるのか? 03:05 このプログラムはいつまで行われるのか?
・タイ国内において、1回目にシノバックを接種した場合、日本人専用接種プログラムやタイ政府のプログラムで2回目にアストラゼネカを接種することはできるのか?
・現在、日本とタイを往復すると、合計4週間の隔離が義務づけられている。ワクチンパスポートを取得すれば、隔離期間が短くなるのか?
・プラユット首相が以前表明した10月1日から国を開けるというのは難しいのか?

旅行者として気になるのが、ワクチンポスポートによる隔離期間短縮についていと、10月1日から国を開けるのか、の2点。

タイから日本に帰国すると、検疫所が用意したホテルで3日の強制隔離があり、その後11日間は自宅待機が求められる。合計14日間。
日本からタイに入国すると、14日間隔離がある。
日本とタイを往復すると合計28日間を隔離に費やすことになる。
おいそれと行き来することはできない。
日本でもタイでもワクチンパスポートの発行が始まっている。
このワクチンパスポートを使って、日本とタイの往復を容易にすることはできないのか?

梨田大使の回答:
なんとか緩和したいと考えている。が、感染がまだまだ拡大傾向にある中で、タイ政府に対して隔離期間の短縮を求める話はしづらい状況にある。感染が下降傾向になったところで、タイ政府と協議を始めて、ワクチン接種者は隔離が軽減される方向で協議したい。

今はまだ協議を行える状態ではないということだ。
TATによる隔離期間短縮の提案も、国内の感染が収まってから行うことになっている。

ワクチンパスポートの本来の意義からすれば、2国間で協定を結んで、ワクチン接種済み旅行者の往来をスムーズに行うのが目的。
いずれはその方向に進んでいくだろうけど、まだまだ時間がかかりそう。

また、プラユット首相が以前表明したのは、120日以内に全面開国するというものだろう。

関連記事:プラユット首相が120日以内のタイ開国を宣言

10月1日と開国日時を明確に示したわけではない。
10月中旬あたりに経済回復のためのすべての事業を元に戻したいというざっくりとした努力目標に過ぎない。
では、本当に開国するのかどうか、梨田大使の回答は、「プラユット首相に聞いてくれ」というもの。
しごくごもっともで、答えはプラユット首相しか知らない。
どれだけ反対が多けれども首相が開国するといえば開国するだろうし、延期するといえば延期する。
梨田大使が個人的な意見として述べているように、現状では厳しいと言わざるをえない。

まとめ

隔離期間の短縮や緩和については、TATも日本大使館もこれから提案していくという未来形の話だ。
現在の感染状況が落ち着かないことには何も始まらないというのが共通認識といえる。
本当にまだまだ時間がかかりそう。
感染状況が大きく改善され、ワクチン接種が順調に進展していけば、10月には隔離期間の短縮が認められるかもしれない。
でも、まだ何もわからない。

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