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タイ入国情報

新Test&Goは明日開始、CCSAとタイ外務省の発表情報

投稿日:2022年2月28日 更新日:

明日3月1日より、タイ入国ルールが変更される。
Test&Goの条件が緩和され、より自由なタイ旅行が実現する。
本日のCCSA会見にて、情報概要がアナウンスされた。
タイ外務省でも発表あり。
公式情報をもとに補足説明していく。

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新Test&Goは3月1日有効に

本日のCCSA会見英語版より概要を抜粋。

・新しいTest&Goスキームは明日3月1日に有効となる

現行ルールと新ルールの比較表

変更点は以下のようになる。

・空路、陸路、海路でTest&Goを通じてタイに入国する旅行者は、2回目のPCR検査と5日目ホテル滞在を要求されない。2回目PCR検査はセルフATK検査に変更され、旅行者は検査結果をモーチャナアプリケーションを通じて報告する。
・旅行者は、タイランドパス申請に際して、滞在1日目のSHA EXTRA+/AQホテル、PCR検査、空港送迎、それとATK検査キットの料金を含んだ支払い済み証明書の提出が必要。
・医療保険の最低補償額は、5万ドルから2万ドルに減額する。

新Test&Goでのタイランドパス登録は3月1日開始。
CCSA会見では正確な時刻に関する発表はなかった。前回2月1日の新ルール開始時は、タイ時間の午前9時開始だった。おそらく今回も同じだろう。3月1日午前9時(タイ時間)開始とみておけばいい。
(追記:3月1日午前0時をもって新しいTest&Goでのタイランドパス申請が開始された。)

また、タイランドパス申請登録から承認までは、3-7日かかることになっている。
上掲表にあるように、申請は3月1日から可能で、入国日は3月7日より前にはできないと書いてある。
ただ、実際にはタイランドパスが即日承認されることもあるため、運がよければ、3月7日以前の日程でも申請と承認は可能かもしれない。

CCSAでは、3月1日からの旅行の流れも説明。

→出発前72時間以内のRT-PCR検査結果
→タイ到着
滞在0-1日目にRT-PCR検査
・陰性であればどこでも自由に旅行可能
・陽性であれば最低10日間の適切な治療を受ける
→タイ国内旅行
滞在5日目にセルフATK
・陰性であればどこでも自由に旅行可能
・陽性であれば最低10日間の適切な治療を受ける
→旅行

流れ自体はとてもシンプルだ。
補足すると、空港に到着すると、事前予約したホテルの送迎車と待ち合わせして、ホテルへ直行することになる。途中病院に立ち寄ってPCR検査を受けることもあるし、ホテルで検査するケースもある。
ATK検査キットは、PCR検査時に受け取ることもあれば、ホテルチェックイン時ないしチェックアウト時に受け取るケースもある。ATKキットは初日のホテル側が用意するため、旅行者が自分で購入する必要はない。

心配なのは到着初日のPCR検査であろう。ここで陽性結果が出れば、10日間は病院ないしホスピテル(ホテル治療)で隔離されることになる。
初日検査で陰性であれば、あとは自由も同然。
5日目のATK検査はセルフ検査となる。結果はモーチャナアプリを通じて行うこととなっているが、アプリがうまく機能しないことも多く、その際は初日滞在ホテルに連絡すればいい。ホテル側の指示に従うこと。

次回のTest&Go見直しは4月

CCSAによれば、Test&Goのルールのさらなる見直しは4月に実施するとのことだ。

3月1日開始の新ルールが第1フェーズ。
第2フェーズの開始予定が4月以降となっている。
検討予定なのが、出発前検査についての調整、到着時の滞在中の検査方式についての調整などとなっている。

緩和されるとすれば、以下のように検討するものとみられる。

・出発前72時間以内の陰性証明書を継続されるか否か?
・到着時のPCR検査をATK検査に変更するか、そもそも廃止するか?
・滞在5日目のATK検査を廃止するかどうか?

もしも、出発前の陰性証明書、タイ到着時のPCR検査も不要となるならば、大きな進展だ。
現時点では何も決まっておらず、よほどのことがないかぎり、3月1日からの新ルールが最低でも1ヶ月は継続するはずだ。4月以降どうなるかはわからない。

タイ入国者数

CCSA会見では、タイを訪れた旅行者の数を発表。

2022年2月1日から2月27日までに空路でタイに入国した旅行者は、累計で193,033人。
・Test&Go 128,116人
・サンドボックス 56,218人
・隔離有り入国 8,699人

出発国別トップ10

1.ロシア 16,634
2.ドイツ 13,315
3.イギリス 10,776
4.フランス 10,733
5.シンガポール 8,431
6.アメリカ 6,788
7.UAE 6,724
8.オーストラリア 6,030
9.イスラエル 4,599
10.カザフスタン 4,470

入国者193,033人のうち検査で陽性となったのは、4,436人。陽性率は2.30%.
先月の陽性率3.73%よりも大きく減少している。
入国者が多いこともあるが、ロシアからの旅行者に多くの感染が見つかっている。この1ヶ月は飛び抜けて多かった。
ちなみに本日の発表では、日本からのTest&Go旅行者1人の感染が確認されている。

CCSAでは特に言及していないが、ロシアからの旅行者が減少していくのは間違いない。それにつれて、陽性率も下がっていきそうだ。

タイ外務省によるTest&Goの説明

昨日2月27日付けで、タイ外務省が新しいTest&Goに関するインフォグラフィックを発表。

必要書類
・パスポート
・ワクチン接種証明書
・1日目のSHA Extra+/AQホテル予約確認書 1回のPCR検査代とATK検査キット1個と空港送迎代を含んでいること
・最低2万ドルをカバーする医療保険(タイ国籍者ならびに社会保障制度加入の外国人は不要)

ステップ
・タイランドパス登録(3-7日)
・出発に先立ち、72時間以内に発行されたPCR検査結果を入手
・タイ到着後、指定されたチェックポイントを通過し、ホテル手配の送迎車でホテルへ移動する
・ホテルでPCR検査結果を待つ
・滞在5-6日目にセルフATKを実施し、保健省の指示に従い検査結果を報告する

このインフォグラフィックが掲載されたフェイスブックページでは、以下のような外務省とのやり取りがあった。

Q:3月2日に入国予定ですでに1日目と5日目の隔離付きのTest&Goでタイランドパス登録済みですが、新しいタイランドパスを登録する必要はありますか?
A:先に承認されたタイランドパスQRコードを持っている人は、3月1日以降の日程でタイ入国する場合、そのQRコードを用いて入国することができ、再登録することなく、新しいルールが適用される。5日目の滞在施設の返金についてはホテルに問い合わせしてください。

先にTAT(タイ国政府観光庁)が発表したように、すでに承認済みのタイランドパスを持っていて、3月1日以降に入国する場合は、そのままのタイランドパスQRコードで入国できる。わざわざタイランドパスを新しく取り直す必要はない。
2回目のPCR検査も不要だし、5日目滞在ホテル義務もなくなる。
予約済みの5日目ホテルに問い合わせをして、キャンセルや返金を求めること。
ホテルが全額返金に応じてくれるかはホテルによりけり。ホテル側に強制義務はないようだ。
返金可能でも、宿泊代検査代すべてに応じてくれるケースもあれば、検査代だけ返金のケースもあるとのこと。
検査代だけ返金ならば、宿泊は維持されており、そのまま普通に1泊することができる。
新しいTest&Goルール上は、予約済みの5日目ホテルに宿泊義務はなくなるため、返金その他すべて放置して、別のホテルに投宿するのも自由ということになるが、支払った金は捨てることになる。

まとめ

明日よりTest&Goは緩和される。到着初日の検査で陰性であれば、その後は自由行動が可能となる。5日目のホテル宿泊とPCR検査は不要だ。

また、日本でも、明日より水際対策が大幅緩和される。

関連記事:タイから日本帰国時の待機不要、日本タイの隔離無し往来可能に

ブースター接種済みであれば、タイから日本に帰国する際には待機措置が不要となる。空港での検査で陰性であれば、空港を出て、すぐに自由行動が可能だ。
日本を出発して、タイに隔離無し入国し、また日本に隔離無しで帰国することができる。

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