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日本帰国情報

タイから日本帰国時の待機不要、日本タイの隔離無し往来可能に

投稿日:

2月24日に、3月以降の日本水際対策措置が正式発表となった。
以前から大枠発表されていたとおりに、感染非指定国からのブースター接種者は待機が免除となる。
感染指定国からの入国では、引き続き3日間の強制隔離が必要だが、ブースター接種済みなら自宅待機とすることも可能。

関連記事:3月1日開始 日本帰国時の待機期間免除と短縮が正式決定

タイは感染指定国となっており、この指定が解除されるかが問題だった。
外務省より指定国変更に関する発表があった。
3月1日よりタイは指定国から解除されることが決定。
これにより、タイから日本への隔離無し入国が実現する。そして、Test&Goでタイ隔離無し入国することにより、日本からタイへの隔離無し往来が可能となる。

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タイは感染指定国から解除

2月24日夜に発表された「水際強化措置に係る指定国・地域一覧(令和4年2月24日時点)」

1 3月1日午前0時以降、以下の国・地域からの帰国者・入国者について、検疫所の宿泊施設での待機期間を、6日間から3日間に変更することとします。

イタリア、ウズベキスタン、英国、エジプト、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ネパール、ノルウェー、パキスタン、フランス

2 3月1日午前0時以降、以下の国・地域からの帰国者・入国者について、検疫所の宿泊施設での待機を求めないこととします。

アイスランド、アイルランド、アルゼンチン、エストニア、オーストラリア全土、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、ジョージア、スペイン、スロバキア、スロベニア、タイ、チェコ、チリ、ハンガリー、フィジー、フィリピン、ブラジル(サンカタリーナ州、バイア州)、仏領レユニオン島、米国全土、ベルギー、ポルトガル、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク

タイは、3日間待機(強制隔離)が待機なしに変更となる。
つまり、感染指定国から解除されることが決定した。

引き続き強制隔離の対象となるのは、37の国と地域だ。
これらの国が感染指定国となり、3月1日以降も、3日間の強制隔離が求められる。ブースター接種済みならば、強制隔離は自宅待機に切り替えることが可能だ。

タイが感染指定国から解除されたことにより、3月1日以降は、ブースター接種済みであれば待機は一切不要となる。
ブースター接種していない場合は、原則7日間の自宅待機となり、3日目以降に自主的に検査することで以降の待機は不要となる。つまり自宅待機3日間でいいことになる。

ついに、タイから日本への隔離無し入国が実現する。

在タイ日本館よりお知らせ

在タイ日本国大使館がお知らせを発表している。
発出日時は2月25日午前1時。夜中に仕事をしている日本大使館はがんばってますね。

本年3月1日以降の日本入国時の水際措置の見直し

ポイント
2月24日、本年3月1日以降の日本入国に際しの水際措置の見直しの詳細が公表されました。タイから日本に入国する際の水際措置の概要は以下のとおりです。

本文
1.タイから日本に入国する際の待機措置の変更
タイは、「水際強化措置に係る指定国・地域」から解除されました。これによって、3月1日以降のタイから日本入国時の待機措置は、以下のとおり変更になります。ただし、日本入国日前14日以内に、「水際強化措置に係る指定国・地域」(注1)に滞在がないことが前提となりますので、ご注意ください。

(1)ワクチン3回目追加接種者(注2)は、日本入国後の自宅等待機が不要になります。日本の空港到着後、公共交通機関の使用について制限はありません。

(2)ワクチン3回目追加未接種者は、入国後に、原則7日間の自宅等待機が求められます。
ア 自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、入国から24時間以内に移動が完了し、かつ自宅等を目的地として最短経路での移動を行う場合には、公共交通機関の使用が可能となります。
イ 入国日の翌日から3日目以降に自主的に受けた検査(注3)の結果が陰性で、その結果を入国者健康居所確認アプリ(MySOS)に登録し、待機終了の連絡がきた方については、その後の自宅等待機の継続は求められません。
(例)3月1日(火)にタイから日本に入国する場合、自宅まで公共交通機関を利用し、3月2日(水)から3月4日(金)まで自宅で待機し、3月4日(金)にPCR検査等を行い陰性と判定された場合、その結果をMySOSに登録し、待機終了の連絡が来た方については、自宅待機は終了し、公共交通機関の使用が可能となります。

(3)上記を含め3月1日以降の水際措置の見直しの概要は、以下のURLをご参照ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C017.html
(注1)「水際強化措置に係る指定国・地域」一覧(令和4年2月24日時点)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2022C018.html
(注2) ワクチン3回目追加接種者の定義
ファイザー、アストラゼネカ、モデルナのいずれかのワクチンを2回、又はジョンソンアンドジョンソンを1回接種した後、3回目にファイザー又はモデルナを接種し、政府等公的な機関で発行された新型コロナワクチン接種証明書(電子的に交付されたものを含む)を所持している者。

(注3)厚生労働省が認めた検査実施機関(https://www.c19.mhlw.go.jp/search/ )におけるPCR検査又は抗原定量検査。本検査を受検するための外出は認められますが、その際に公共交通機関の使用は認められませんので、ご注意ください。

2 外国人の新規入国
外国人の新規入国については、観光目的以外で、日本国内に所在する受入責任者からの受付済証入手後に、査証取得等所定の手続きを行った場合には新規入国が認められます。

⇒https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=128718

内容は、外務省発表の情報をタイに照らし合わせたもの。
これにより、タイから日本への帰国時の水際措置は公式情報となった。
ブースター接種済みで待機ゼロだ。

いくつか補足しておく。

空港からの公共交通機関利用については、外務省と厚労省では表現に違いがある。
外務省では、「入国から24時間以内」となっている。
厚労省では、「入国時の検査(検体採取時)から24時間以内」という表現だ。
微妙な違いだが、おそらくは検体採取時が正しい計測方法なのだと思われる。24時間以内に自宅など待機場所への移動を完了させればいいので、日本全国ほぼどこでも問題なさそう。

待機期間短縮のための検査は、厚生労働省が認めた検査実施機関で行う必要がある。
検査機関リストのリンク先が掲載されている。

https://www.c19.mhlw.go.jp/search/

郵送検査か対面検査かを選択し、都道府県、検査方式を選ぶ。検査方式は、PCRか抗原定量検査。
そうするとずらりとリストが表示され、検査費用も掲示される。検査費用は自己負担となる。
安いところは1,600円から。郵送でも可能なので地方都市の人でも大丈夫だ。ただし、検査結果が届くまでに時間がかかる。結果判明後、MySOSというアプリを通じて待機終了許可が降りれば、そこで待機終了となる。
もし自主的検査をしないならば、自宅待機期間は7日間となる。7日経過後に待機は自動終了となる。

日本・タイの相互隔離無し往来が実現

タイは3月1日より新しいTest&Goを開始する。タイ到着初日にPCR検査をして、陰性結果が出れば、あとの行動はすべて自由となる。
タイ隔離無し入国だ。

日本も3月1日から待機ゼロでの入国が可能となる。
ブースター接種済みであれば、タイから日本への入国では待機不要だ。空港での検査で陰性結果が出れば、そのまま電車に乗って家に帰るなり、仕事に行くなり、自由行動ができる。
ブースター接種済みでない場合でも、強制隔離は不要なので、電車に乗って自宅まで移動できる。自宅待機3日間で、3日目に検査すれば以降の待機は不要となり、自宅を出て自由行動が可能だ。

タイが感染指定国から解除されたことにより、日本入国時の強制隔離はなくなった。自宅待機でいい。
が、人によっては、待機期間短縮のための3日目検査が自費なのがネックになるかもしれない。
強制隔離であれば、宿泊代食事代検査代はすべて政府負担のため、何も考えず、ただ3日間過ごしていれば、自動的に待機期間は3日で終了する。
自宅待機となれば、自分で検査機関を探して、公共交通機関を使わずに検査場まで移動(郵送検査も可能だが)、自費で検査を受けなくてはいけない。

ベストなのはブースター接種を受けておくこと。
これでタイからの日本帰国では待機不要だ。

日本からはタイへはワクチン2回接種でTest&Goを利用して隔離無し入国。
タイから日本へはブースター接種済みで隔離無し帰国。

ついに、日本・タイの双方隔離無し往来が実現する。
観光目的での外国人の日本入国は引き続き不可だが、日本人はビジネスでも観光でも日本帰国の際はブースター接種済みで隔離免除が受けられる。
短期の休みしか取れないような人でもタイへの観光旅行が可能となる。
むろん、まだまだ制限は多いし、リスクもある。それでもいよいよタイへの短期旅行が実現可能となる。3月1日開始だ。

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