パタヤ千夜一夜

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タイのトラベルバブル復活ならびに隔離期間無しで中国人団体客入国を望む声

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タイの外国人観光客受け入れ再開の目玉として、最初に登場してきたプランがトラベルバブルと呼ばれるものだった。
感染を防いでいる国同士でバブル圏を形成し、その泡の中で両国の人間を行き来させようという考えだった。
が、トラベルバブルが無期限延期となり、話は文字通り泡と消えた。
ついで登場したのがプーケットモデル。
プーケットの特定のエリアにかぎり、隔離中も部屋を出て、自由に行動できるというものだった。
が、これは地元民の反発を招き頓挫。
現在進行中なのが特別観光ビザでの外国人観光客受け入れである。
が、10月8日に到着する予定だった最初の中国人グループは月末まで延期となった。さらには、実際には中国人の誰一人としてビザを申請していないという話まで出てきた始末。
遅々として進まない外国人観光客受け入れ再開状況だ。
この間にも、観光業に携わる人々は経済的危機に晒され続けている。

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トラベルバブル復活と隔離無し旅行を望む声

タイから観光客が消えて半年ほどが経つ。
観光業ではすでに多くの人が失業。このまま鎖国状態が続けば、さらに数百万人が失業するとも言われる。
もはや猶予はない。

そこで、トラベルバブル復活と隔離無しの外国人観光客受け入れを望む声が上がってきた。

現在ネックとなっているのが、14日間の隔離検疫だ。
タイに入国するものは、タイ人外国人を問わず、全員14日間の隔離が必要。
特別観光ビザで入国する外国人観光客にも14日間の隔離を義務付けている。当然自腹だ。プーケットでは高額の隔離施設が多く、一人あたり5万バーツどころか、10万バーツ以上かかるホテルもある。
わざわざ高い金を払い14日間の隔離を受けてまで、タイに遊びに来る外国人はほとんどいない。
この14日間の隔離がある以上、短期旅行者のタイ入国は絶望的状況。さらに長期滞在者でも隔離を敬遠して旅行に来ない。
このままでは観光産業は壊滅してしまう。

かといって、無制限かつ全面的な観光受け入れ再開はのぞむべくもない。
ではどうするか。
14日間の隔離を無くして、特定のグループにかぎり隔離検疫無しでのタイ短期滞在を認めてほしいという要望が上がってきた。

早い話が、中国からの団体旅行者受け入れ再開を認めろというわけだ。
中国とのトラベルバブル締結して、隔離無しで旅行できるようにせよと。

旅行は代理店を通した団体ツアーのみ。
代理店が保険やルートをまとめて手配し、旅行者は隔離なしにタイに入国することができる。
タイ滞在中は常に団体行動となり、ホテルやスパやマッサージやレストランや観光施設などへ集団で次から次へと移動することになる。
自由な単独行動は不可のため、地域の一般住民と接触する機会はない。
よって、地域で感染が拡大するリスクは非常に低いと。

このような主張はタイ国内紙で複数取り上げられるようになってきた。

タイの世論調査では、約半数の人が外国人観光客受け入れ再開に反対しているといった数字が出ている。中には強硬に反対している人もまだまだいる。

しかし、自分たちへの感染リスクは低いということを理解すべきであると主張。
観光客は低リスク国からやって来る。
代理店のツアーガイドに先導された団体行動を取り、ローカルの一般人と交わることはない。
個人での移動の自由がないため、隔離されているも同然である。
観光客の訪問が許されるエリアには、一流の医療設備が整えられており、もしも感染があっても対処できる。

タイ人は、好むと好まざるとに関わらず、開国を受け入れる必要がある、と。

参照:https://forum.thaivisa.com/topic/1187336-thai-tourism-full-circle-travel-bubble-and-non-quarantine-chinese-tour-groups-back-on-the-table/
参照:https://forum.thaivisa.com/topic/1187341-thai-tourism-thais-have-to-accept-the-opening-of-their-country-to-quarantined-tour-groups/

感想

中国人団体客受け入れ再開せよという意見には、いろんな見方ができるだろう。

最初から中国だけが目的だったんだろ、
隔離無しで入国させるなんてとんでもない、
団体旅行でも必ず好き勝手に個人行動する中国人が出てくるに違いない、
ウイルス発生国から最初に受け入れるなんて馬鹿げた話があるか、
などなど。

個人的にも、中国からの隔離無し団体旅行再開は、実現しそうにないとは思う。
少なくとも早期実現はない。
今のタイの検疫体制や国内世論を鑑みると、そう簡単に隔離無しの入国が認められるとは思えない。

ただ、観光客受け入れ再開はタイ経済にとっては必須であるのも確か。
パタヤの街中を見ていると、一部ツーリストエリアでは本当に通りが死にかけている。
プーケットやサムイ島などももっとひどい状況のようだ。
地元の観光業に携わる人にとってはリアルな死活問題だ。

また、隔離の日数などの基準をどうするかという議論は別にして、感染への過度な恐怖心と警戒心はそろそろ解いていく必要はあるとも思う。
特に根拠もなくとにかくウイルスが怖いからという理由で、リスクゼロ以外は受け入れず、頑なに鎖国を続けるムードが長引けば、経済は悪化していくばかり。失業者が増えていく。

リスクはある程度覚悟しつつ感染拡大対策と医療体制を整えおけば経済との両立は可能だから国を開くべきだ、といったタイ人からの意見を目にする機会が最近は増えてきた。
その一方、入国制限や14日間の隔離を緩めるのは危険すぎる行為だと諌める意見もまだまだ多い。
簡単に答えが出る問題ではない。
が、隔離無しで中国人団体旅行者を受け入れるアイデアは少々突飛だとしても、そろそろ意識を変えていく時が来たのだと思う。

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