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タイ入国情報

タイとマレーシアがワクチントラベルレーン開始へ、相互隔離なし入国

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タイはTest&Goにより、すべての国からのワクチン接種済み者の隔離なし入国を受け入れている。
東南アジアでは開国へ向けた動きが加速。
タイとマレーシアはワクチントラベルレーンを開始すると発表。相互隔離なし往来が実現することとなった。

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タイとマレーシアのワクチントラベルレーン

3月8日、タイ首相府報道官が、3月中旬にタイとマレーシアの間でワクチントラベルレーン(VTL)を開始すると発表した。
空路でのワクチン接種済みの旅行者は双方隔離なしで入国できるようになる。
フライトは限定されており、バンコク・クアラルンプールが1日6便、プーケット・クアラルンプールが1日4便、1日合計10便を予定。

マレーシアはすでにシンガポールとVTLを開始済み。シンガポールのVTL制度でシンガポールからマレーシアに到着する場合は、出発2日目前までのPCR検査陰性結果と、到着時検査が必要。その後は隔離なしで入国できる。
同様の措置がタイとマレーシアの間でも取られることになる。

以上がタイ首相府の発表で、これ以上の詳細ははっきりしない。
マレーシア側の発表では、3月15日に、タイとカンボジアとそれぞれワクチントラベルレーンを開始する予定と伝えられている。
クアラルンプールとプノンペン間で週2便とのこと。
タイとの間で路線や便数を増やす可能性もあるという。

シンガポールのワクチントラベルレーンは以前から実施されている。
対象国からのワクチン接種済み旅行者は、ワクチントラベルレーン必要条件を満たせば、隔離なしでシンガポールに入国できる。
運航は各国政府指定の航空会社による特定路線で、一日あたりの人数制限あり。
シンガポールのワクチントラベルレーンは日本は対象外。
マレーシアはクアラルンプール、タイはバンコクとプーケットがすでに対象となっている。

マレーシア開国へ

タイ側はすでにTest&Goで開国済みとなっている。すべての国と地域を対象してワクチン接種済み旅行者は隔離なしで入国できる。
現在マレーシアはランカウイ島のみを開放している。3月15日からは、VTLによりタイからの旅行者はクアラルンプールに隔離なしで入国できる。

マレーシアからタイへの入国はTest&Goを使うことになるはずだ。
これはシンガポールからタイへの入国も同じ。

マレーシアが隔離なし入国を認めることで、タイとマレーシアの相互隔離なし往来が可能となる。

なお、最新の報道では、マレーシアは4月1日より、ワクチン接種済みを条件に外国人の隔離無し入国を認めると発表した。
VTL同様に、出発前と到着時の検査は必要。
国内規制も大幅緩和し、4月1日からマレーシアはパンデミックからエンデミック(風土病)への移行期間に入るという。
タイでは7月までにエンデミックへ移行する目標を立てている。

タイはTest&Goで開国済み。フィリピンも2月に開国した。
インドネシアはバリ島を開放したばかりで、4月にはすべての外国人に開放する計画。
マレーシアはまずVTLで隔離なし入国を始め、4月に全面開国へ。
東南アジアは開国ムードが広がっている。

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