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タイ国内情勢

2022年今年のソンクラーンは開催か

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タイ最大のお祭りであるソンクラーンは、パンデミックにより2020年2021年と2年連続で中止となった。
水かけは一切行われず、例年ならパタヤは街中が水浸しになるが、ずっと乾いたままだった。
今年のソンクラーンはどうなるのか。
来週金曜日のCCSA本会議で決定されることになりそうだ。

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今年のソンクラーン決定は来週金曜日

例年ソンクラーンの祝日は、4月13日から15日となっている。3日間だ。
観光促進のために追加で祝日をを特別に増やし、大型連休にすることもある。
CCSAでは今年のソンクラーン休日は3日間にとどめておくよう提案し、昨日の閣議で承認された。
4月16日と17日は、土日にあたるため、実質的に5連休となる。

政府報道官によれば、プラユット首相が、今年のソンクラーン期間中は、ソンクラーンに関するすべての活動と県をまたぐ移動が許可されると保証した。
ただし、活動は厳格な疾病管理対策措置の下でのみ実施されなければならないとして、関係機関に対策を命じた。
保健省では、ソンクラーン中の追加措置を検討中。
3月18日(金曜日)に開催されるCCSA本会議にて、保健省、観光スポーツ省、文化省などもまじえて、ソンクラーン期間中の措置について話し合う予定だ。

プラユット首相は、水かけ祭りを楽しむ計画があるすべての人は、最低3回のワクチン接種を受け、旅行の前後にATK検査することを強く推奨。
家族の集まりやライブコンサートといった特定のイベントでは感染リスクが高まる。

参照:https://www.nationthailand.com/in-focus/40013185

どうなるソンクラーンの水かけ

現時点では今年のソンクラーンがどのように実施されるのかは何も決まっていない。
どうやらソンクラーン自体は開催へ動いているようだ。
ただ、水かけがどうなるのか、イベントは実施できるのか、イベントを開くにしてもどのような規制措置がとられるのかといった詳細はわからない。

昨年と一昨年は水かけは行われなかったが、規制や旅行のための県間移動は特に禁止されなかった。人の動きはそれなりに多かった。
今年も移動は問題なさそうだ。

あとは水かけとイベント開催だ。
2019年までのような大掛かりな水かけイベントやコンサートは厳しいと見られている。
水かけ祭り会場を設置して、入場にはワクチン接種証明の提示やATK検査を行うといった規制が取られる可能性がある。

パタヤでは、4月19日にワンライという最大の祭りが開催されるのが通例。
むろん2年連続で中止になっている。
ワンライでは街中が祭り会場となり、狂乱の水かけが一日中行われる。
かりに政府がソンクラーンを許可しても、ワンライがどうなるかは不透明。
パタヤでは3月に4週連続で開催予定だったパタヤ音楽フェスティバルが中止になったばかりだ。

いずれにせよ、ソンクラーン期間中の活動に関しては、来週金曜日のCCSA本会議で決定されるだろう。
最終決定せずとも、大筋では決まるはずだ。

昨年は、ソンクラーン直前にデルタ株の感染拡大が起こり、ソンクラーンは全面中止となった。4月10日には娯楽施設が閉鎖となり、ロックダウンへ。
今年もソンクラーン前に急激な感染拡大が起きるかもしれない。
ただ、タイはパンデミックからエンデミックへ移行を目指しており、通常の生活を取り戻すことを目標に掲げている。
まずは3月18日のCCSA本会議に注目だ。

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