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タイ入国情報

年末年始のスワンナプーム空港の混雑

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日本では年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュが始まり、本日29日がピークになるとのことだ。帰国のピークが1月3日。日本の空港は大混雑する。
タイの空港でも混雑がピークを迎えている。入国審査場の長い列がニュースになるほどだ。

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年末年始のスワンナプーム空港

タイの主要空港を管理するAOT(タイ空港公社)が年末年始の利用者について発表している。
スワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、プーケット、ハジャイ、チェンライの主要6空港では、年末年始の一週間で約265万人が利用。前年同期比で35.5%増加。
1日あたり平均379,860人の乗客。フライトは合計15,152便、1日あたり2,165便。前年比27.4%増。

最大の利用者はやはりスワンナプーム空港だ。一週間で約134万人、1日あたり約19万人が利用する。フライトは6,955便、1日あたり994便になる。

通常時の利用者は1日あたり約12万人なので大混雑は必至の状況だ。

国際線で入国のピーク時には、1時間で最大25便が到着するとのこと。1時間あたりで5,000人から6,000人の入国者が見込まれる。
出入国管理局によれば、入国管理は一人あたり45秒以内に処理しようとしているが、平均時間は18分から20分ほどかかっている。
小さな子供連れ、高齢者、身体が不自由な人を優先レーンに案内するそうだ。

入国審査場に長蛇の列

12月26日にはスワンナプーム空港の入国審査場に長蛇の列ができたと報道された。
ディレイしたフライトの到着が重なり一気に乗客が押し寄せた。
午前0時から2時の間に、22のフライトが到着して、5,563人が入国審査場に集まったという。通常時に比べると1,000人以上が増加した。
入国レーンに並ぶ乗客があふれかえり、イミグレーションを通過するのに約40分かかった。その間、イミグレーションのブースは最大限稼働していたにもかかわらずだ。

たまたまディレイしたフライトが重なってしまうと、どうしても入国者が集中してまい、イミグレーションが大混雑する。
5,6年前だったか、ドンムアン空港で同様のことがあり、3時間から4時間待ちといったことが起きていた。
今回のスワンナプーム空港では、それでも40分待ち。
以前に比べると、かなりスムーズに進むようになっていると思う。

ただ、タイミングによっては1時間待ちくらいは覚悟すべきかもしれない。
気をつけないといけないのは、午後10時から11時台に到着予定のフライト。
成田発のZIPAIR便やJAL便などだ。
予定どおりの到着でも入国審査に時間がかかると、バンコク市内へのARL(エアポートレイルリンク)の終電に間に合わなくなる可能性がある。
移動手段は考えておこう。

関空発のPeach便はエアポートレイルリンクの終電に間に合わすのはほぼ絶望的。

関連記事:再びPeachで関空からバンコクへ、スワンナプーム深夜到着でバンコク・パタヤに間に合うのか

バンコク泊ならばタクシーか配車アプリで移動するしかない。

スワンナプーム空港の到着フライトのピークは、通常であれば午後1時から8時とのことだ。
日本を午前中に出発するフライトだと、スワンナプーム到着が午後2時から4時くらい。
ピークに巻き込まれる可能性が高い。

早朝到着便だと比較的スムーズに進むようだ。

入国後の行動予定は時間に余裕をもったスケジュールにしておくのがいい。

出国時の混雑

スワンナプーム空港での出国では、ピーク時に4,000人から5,000人が利用するとのこと
国際線出発の場合は、フライト出発の3時間前には空港に着いておくことが強く推奨されている。

まず、チェックインカウンターに長蛇の列ができる。
事前のWEBチェックイン、KIOSKによるセルフチェックを活用すれば、大幅な時間節約となる。
タイ航空だと、セルフチェックとセルフバッグドロップも可能なので、ほとんど並ぶ必要はない。
利用できるものはなんでも利用しよう。

次に保安検査場と出国審査だ。
こちらも長蛇の列となる。

12月15日からは、スワンナプーム空港の出国審査場に自動化ゲートが導入された。外国人でもICチップの入ったパスポートなら自動化ゲートが利用できる。


(画像:AOT)

自動化ゲート通過後に有人ブースがあってパスポートの確認を受ける流れとなっている。おそらく出国スタンプも押してもらえるはずだ。

自動化ゲート導入により、出国審査にかかる処理速度は1時間あたり4,100人から6,000人に増加するとのことだ。
出国審査については、かなり早くなるはず。
入国審査には外国人向けの自動化ゲートは導入されていない。

保安検査場でも新しい荷物検査機器を導入しており、処理スピードの向上をはかっている。それでも混雑は避けられない。
保安検査場で並んだあとの出国審査自動化ゲートはたぶん空いてそうだ。

とにかく、飛行機に乗り遅れることだけは回避しないといけない。
年明けにスワンナプーム空港から帰国予定の人は、出発3時間前には到着しておくこと。チェックイン手続きや出国など不慣れで心配なら、3時間半や4時間前でもいいくらいだ。
もろもろ慣れている人なら2時間前でも余裕かもしれないが。

まとめ

世界中から観光客がやって来るタイだ。特にスワンナプーム空港には人が集まる。
年末年始が最大のピークとなる。混雑するのはしょうがない。
でも、ここ最近のスワンナプーム空港の処理スピードはかなり改善されてきたように思う。セルフチェックインのKIOSKの大量設置、保安検査場の新しい機器、出国自動化ゲートなどなど。
パンデミック中は人手不足もあったようだが、現在は解消されているようだ。
混雑のわりにはさくさく進むはず。
それでも一度に大量の旅行者がいれば捌ききれない。
スワンナプーム空港利用の際には、とにかく時間には余裕を持っておく。でもそれは年末年始の空港なら世界中で同じことだ。

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