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タイ入国情報

タイ 10月の外国人観光客は1201人

投稿日:2020年11月26日 更新日:

ようやく観光客受け入れ再開を始めたタイ。
再開といっても、門戸は非常に狭いまま。
14日隔離は必須であり、単純に観光目的で入国しようとする外国人は稀だ。
報道によれば、10月にタイに観光で入国した外国人の数が発表になった。
その数、トータルで1201人。

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タイの観光客

4月から9月にかけての観光客はゼロだった。観光目的でのタイ入国はずっと禁止されていたが、特別観光ビザや観光ビザがようやく認められた。
10月になり、7ヶ月ぶりにタイに観光客が戻ってきたことになる。

ただし、全部で1201人のみ。
昨年同月は、307万人の観光客がタイを訪れていた。

1201人のうち、中国人が一番多くて、471人。
その次がカンボジアからで、231人。
中東から178人、ヨーロッパから116人と続く。

全員90日滞在可能な特別なビザで入国したと報道されている。
おそらく特別観光ビザのことだと思われるが、詳細は不明。
中国人はともかく、カンボジア人が特別観光ビザを取得してまでタイに入国したとはちょっと考えづらいのだが。
あとは通常の観光ビザ、タイランドエリートビザなどでの入国と思われる。
ともかく、観光目的でのタイ入国が再開となった。

昨年タイを訪れた外国観光客は3990万人。
収入は1.91兆バーツにのぼった。
これはGDPの11.3%に相当する。

今年のタイのGDPは6%減少すると見られている。
経済回復のためには、外国人観光客受け入れ再開は欠かせない。そのために、中国とのトラベルバブルを検討中だ。交渉再開する予定となっているが、今のところ、なんの取り決めもなされていない。
香港とシンガポールとの間のトラベルバブルは延期となった。

今年タイへの外国人観光客の総数は670万人なると見込まれている。
1月から10月までのトータルが669万人。4月から9月はゼロだったのため、実質的に1月から3月の数字がすべて。
10月から12月の3ヶ月で1万人の観光客がタイに入国するかどうかというレベルだ。
来年の観光客数は500万人と予想されている。

参照:Rueters

来年は?

昨年の10月は307万人。
今年は、わずか1200人。
それでもタイに観光客が戻ってきた。ほんのささやかな一歩だ。

来年の観光客数の予想は500万人。
3990万人だった2019年に比べると、約8分の1となる。

が、この数字もどうなるかまだわからない。
ワクチンの供給が進み、国際空路が開いていけば、おのずと観光客も戻ってくるはずだが、とにかく時間がかかる。
タイのワクチン供給はアメリカや日本よりはかなり遅れると予想される。

現在のような14日間隔離必須の入国制限が続くかぎり、観光客が大挙して戻ってくるっことは決してない。
500万人もタイに入国できるかはなんとも言えない状況だ。

とはいえ、観光目的でのタイ入国の門戸が徐々に開かれているのもまた確か。
日本からでも観光目的でのタイ入国は可能だ。
様子をみながら、ゆっくりと進んでいくしかない。
来年には気軽にタイへ入国できるようになればいいのだが。

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