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タイ国内情勢

11月1日開国に向けてバンコクのワクチン接種率70%達成に。いよいよバンコク開放へ。

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タイでは11月1日に低リスク国からのワクチン接種済み観光客を隔離無しで受け入れる計画を立てている。
また、バンコクではサンドボックススキームでの開放を予定。
タイ開国とサンドボックス開放の細かい条件やルールはまだは正式発表されていないが、国が開くということは、国の玄関口であるバンコクは実質的に全面開放となる。
開放する条件は人口の70%が2回のワクチン接種を終えていること。

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バンコク都のワクチン接種率70%に

バンコク都の発表によれば、バンコクでの累計ワクチン接種回数は、約1400万回を記録した。

1回目:8,132,826
2回目:5,437,553
3回目:530,910
累計:14,101,289

開放条件である2回目ワクチン接種率は70%。
住民登録上では、バンコクの18歳以上の住民は7,699,174人。
2回目ワクチン接種率は、70.63%となった。
数字上は、バンコク開放条件を満たしたことになる。

ただし、単純なワクチン接種率だけで開放が決定されるわけではない。
感染状況や医療体制も重視される。

10月19日発表のバンコク都内の新規感染者は全国トップの1,037人。タイ全国では9,122人となっている。

バンコクには人口が集中しており、感染者もまた集中する。
住民登録していない出稼ぎ労働者も多いため正確な人口をはかるのは難しいが、ひとまずは70%達成である。

バンコクにコマンドセンター設置

バンコク都知事は、バンコク開放を支援するための委員会を設立すると発表した。
委員会には、各地区役所、観光スポーツ省、保健省、外務省、入国管理局、タイ空港公社の代表者が参加。商工会議所、ホテル協会、タイ小売店業協会などからの顧問も加わる。
ディンデーン地区の市庁舎にコマンドセンターを設置して委員会の運営にあたる。

バンコク都知事によれば、都内には、SHA(Safety and Health Administration)基準を満たしたホテルが3,307あり、SHA+基準を満たして認定されたホテルは352ある。これらのホテルはPCR検査の結果を待つ外国人観光客に宿泊施設として提供されるとのことだ。

参照:https://www.nationthailand.com/in-focus/40007695

7月にワクチン接種済み外国人観光客に開放されたプーケットサンドボックスでは、旅行者の動きや地域の安全を守るためにコマンドセンターが設置されている。
サンドボックス旅行者を受けいているSHA+ホテルは、なにか問題があればコマンドセンターへ通報する仕組みだ。
バンコクでも同様のコマンドセンターを設置することになる。

タイ開国ルールとSHA+ホテル

SHA認定ホテルとSHA+認定ホテルの違いは、SHA+だと従業員の70%以上が完全なワクチン接種を受けていることが認定条件となる。
サンドボックスでタイに入国する旅行者は最初の7日間はSHA+認定ホテルに宿泊する必要ある。

Thailand SHAのウェブサイトでチェックしたところ、10月19日時点ではSHA認定ホテルが645軒ある。

ただ、SHA+認定ホテルの掲載はない。
たぶん反映が遅れているだけだと思われる。

また、11月1日の低リスク国からの隔離免除入国についての正式なルールは発表になっていない。
明日10月20日には対象国となる低リスク国リストが発表される予定だ。日本が含まれているかどうかは現時点で公式発表はない。

隔離免除入国といっても、タイ到着後にPCR検査を実施し、結果が判明するまでは事前予約したホテル内で待機するというルールが持ち上がっている。

この場合のホテルは、おそらくはSHA+認定ホテルとなるとみられる。もしくはAQ(政府代替隔離施設)ホテルかもしれない。
保健省が言うには、かならず連絡が取れるホテルで待機する必要があるとのことだ。
スワンナプーム空港到着後にすぐに地方への移動が認められるかは不明。ただ、隔離免除入国であっても、ほとんどの人が最初にバンコクのホテルにチェックインして、検査結果を待つことになりそうだ。(パタヤやホアヒンあたりは陸路移動が認められるかも)

バンコク都では、Swab Hubsという検査センターを都内に設置する計画がある。
つまり、海外からスワンナプーム空港に降り立ち、検査センターに立ち寄って、綿棒を使ったPCRE検査を実施。それから事前予約したホテルにチェックインして結果判明まで一種の隔離状態に置かれることになる。
検査センターではなく、ホテルに検査チームが来て、そこで検査することもあるかもしれない。
このあたりの運用方法はまだ決まっていない。

明日のCCSA本会議の会見で詳しい入国方法と滞在ルールが明らかになるかもしれないが、例によって詳細は開始直前にならないと決定しない可能性も高い。

まとめ

ここ1,2ヶ月の間、バンコク開放は開始時期をめぐって大混乱していた。
もう振り返るのも馬鹿らしいほどの混乱ぶりだった。
政府、大臣、知事が入り乱れ、各々言うことがばらばらで、しかも「そんなことは誰も言ってない」と平気で言う始末。
その無秩序ぶりも、ようやく収まってきた。
首相の開国宣言によってバンコクは開放が決定づけられた。
そしてワクチン接種70%がついに達成された。
タイ開国とバンコク開放は11月1日予定。くどいようだが、まだ正式決定ではないし、日本が低リスク国含まれるかどうかも決定していないし、詳しい入国方法と滞在ルールも決まっていない。
明日のCCSA会見を待つ必要がある。

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