タイ国内情勢

プーケットへの入県禁止に、プーケットサンドボックスは継続

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プーケット県内の感染拡大を受けて、プーケットの動きが慌ただしくなっている。
プーケットサンドボックスをこのまま続けるのか、それとも中止するのか。
プーケット県内の規制は強化すべきなのか。
7月29日に方針が発表された。
プーケットサンドボックスは継続、プーケットへの国内からの入県は禁止するというものだ。

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プーケットサンドボックス継続

タイ全県の中で、唯一イエロゾーンとなっているプーケット県だが、ここに来て感染が広がっている。
7月28日の新規感染者が28人、そして7月29日は51人と発表された。
プーケットサンドボックスの見直し条件とされる週90人の新規感染者はとっくに超えている。

それでも県はプーケットサンドボックスの中止は行わず、このまま継続すると発表した。

保健当局によれば、プーケットの感染者は増えているが、現時点では医療の対応は可能としている。プーケットでは人工呼吸器が必要な患者はいない。70%以上の人がワクチン接種を受けており、重症となることは少ない。
ベッドの数にもまだ余裕がある。
感染が確認されれば、すぐに隔離入院が可能な状態となっている。
ただし、感染が確認された患者が隔離治療を受けるために1日以上待たないといけない状態となれば、それは疾病対策が十全にできていないことになる。
その見極めのため2週間の監視期間を設ける。
つまり、プーケットサンドボックスは2週間の経過観察となった。

サンドボックスエクステンションは延期に

8月1日からプーケットサンドボックス拡張が実施される予定だった。
サンドボックスでプーケットに7日間滞在後は、サムイやクラビやパンガーへ移動できるというものだ.
7+7エクステンションとも呼ぶ。
プーケットでの必須滞在期間が7日間に短縮される。

関連記事:サンドボックス拡張計画承認。8月1日クラビとパンガーも開放へ。
関連記事:サンドボックス拡張なれど、バンコクとパタヤは閉鎖のまま

すでに内閣の承認を得ており、開始間近に迫っている。

が、TATによれば、承認されたばかりのサンドボックス7+7エクステンションは延期になったという。
まだ正式決定ではなさそうだが、とりあえず8月15日に延期されたようだ。
つまりは2週間の監視期間後に決定するということだろう。

プーケットへの国内からの入県禁止

サンドボックスは継続される一方、プーケット県内の規制は厳格化される。

まず最大の規制がプーケット県への国内移動が禁止となることだ。
一部の例外をのぞき、タイ国内からプーケット県へ入ることが禁止される。

 

陸路、海路、国内線空路でのプーケットへのあらゆる乗り物での入県を禁止する。

例外は以下のとおり。
救急車、医薬品の輸送、消費財や農産物の輸送、燃料の輸送、銀行の現金輸送、小包や印刷物の輸送、プーケット国際空港から出発する乗客(出発当日のみ)、感染対策に従事するため当局より命令された者、政府から命令された者、裁判所の手続きで出頭が必要な者、建築資材の輸送。

例外的な入県者は以下の書類の提示が必要。
・14日以前に発行されたワクチン接種証明書あるいは90日以内の治癒済みみ証明書
・72時間以内のPCR検査もしくは抗原検査による陰性証明書
2点とも必須。

8月3日から8月16日まで有効。

これは、実質的にプーケット鎖国である。いや鎖県か。
プーケットへの国内旅行は不可となる。

ただし、この規制はサンドボックスには適用されない。

プーケット国際空港への国際線乗り入れは継続される。
サンドボックスでプーケットに入国することはできる。

また、プーケット県外への移動も認められる。
ノックエアがプーケットからウタパオ空港へのフライトを運航しており、プーケットからパタヤへ行くことは可能。
またバンコクエアウェイズによるサムイ行きサンドボックス便も運航。サムイ島へも行ける。
長距離路線バスは運休しているが、タクシーやレンタカーで県外へ陸路で移動することも可能だ。

プーケット規制強化

プーケット県内での新たな施設閉鎖命令と制限強化についても発表された。

 

以下の施設を閉鎖
・ビリヤード場
・コンピューターゲーム・オンラインゲームショップ
・ボクシングや空手などあらゆる格闘技道場
・政府民間問わず、一般向けに開放されたスイミングプール

制限強化
・スポーツ競技場、野外運動施設、公園、庭園、屋外公共活動エリアは午後9時まで営業可。ただし、肉体的接触を伴うスポーツは禁止。観客を入れることと集会は禁止。
・屋内運動施設、フィットネスジム、ヨガ、エアロビクス、エクセサイズは午後9時まで営業可能。エリアの大きさに応じて人数制限を設けること。
サービススタッフと利用者は、承認されたワクチンを完全に接種していなければならない。

7月30日から8月16日まで有効。

スイミングプールの閉鎖については、ホテルやコンドのプールも含まれるかは不明。
ジムの利用はワクチン接種がマストとされている。入国や入県は別にして、一般施設への利用時にワクチン接種が求められるケースはタイで初めてきいた。実際にどこまで厳しく運用されるかは不明だが。

外国人労働者の移動禁止

もう一つ、プーケット県は命令を出している。
外国人労働者の旅行移動制限だ。

外国人労働者の移動は禁止する。県内の移動、陸海空路での県外へ旅行も禁止。県内へ入ることも禁止。
7月30日から8月12日まで有効。

外国人労働者といっても、いわゆる近隣諸国(ミャンマー、ラオス、カンボジア)からの移民労働者のことで、日本人や欧米人など現地で働いている外国人は対象外となるはずだ。

プーケットサンドボックスは死守

7月1日にようやく実現にこぎつけたプーケットサンドボックス。

7月28日までの累計旅行者は、12,395人となっている。
9月までのホテル予約は、292,832泊分。

壊滅状態にあるタイ観光産業にとって希望の星だ。
プーケットサンドボックスが失敗すれば、このあとに続く予定となっている開放計画も水泡に帰す恐れがある。
クラビとパンガーの開放は一時延期となった。
9月以降にはチェンマイ、パタヤ、ホアヒン、バンコクなどの開放が控えている。
ここでプーケットサンドボックスが中止となれば、タイの観光業は本当に息の根を止められてしまう。

今回のプーケットの厳しい措置は、なんとしてでもプーケットサンドボックスを守ろうという執念のようなものが感じられる。

サンドボックス旅行者に対する制限が増えると、人気がなくなり、誰もやって来なくなる。
だから、ビーチはオープンのまま、レストラン店内飲食と飲酒はオッケーのまま。プールは微妙だが、ジムはオープンだ。サンドボックス旅行者は100%ワクチン接種証明書を持っており問題ない。

サンドボックスを守るために県境を閉じてしまう。
プーケット県内の感染といっても、大半はバンコクなどダークレッドゾーンからの旅行者となっている。
国内旅行者をゼロにしてしまえば、感染流入は防げるという考えだ。
ひとまず鎖県。でも鎖国はしない。外国人観光客はウェルカムだ。
このプーケットの方針が吉と出るか凶とでるか。タイ開国計画はどうなるのか。

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