東京オリンピックでテコンドー金メダルを獲得したPanipak Wongpattanakit選手がタイに凱旋帰国した。
愛称はテニスちゃん(ノーンテニス)。
プーケットサンドボックスを利用してのタイ凱旋帰国となった。
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今朝9時25分、金メダリストはコーチや他の選手とともに、日本からシンガポールを経由して、プーケット空港に降り立った。
プーケットサンドボックススキームを利用してのタイ帰国となる。
空港到着後は、プーケットサンドボックス規則に従い、PCR検査を実施。
その後、タイテコンドー協会会長、ピパット観光スポーツ大臣、プーケット県知事などに出迎えられた。
家族とも再会。父親に金メダリストを手渡した。
出迎えのあとは、車でプーケットタウンへ移動し、Novotel Phuket ホテルに宿泊。ここでPCR検査の結果を待つ。
テニスちゃんとチーム一行は、プーケットに14日間滞在する。最初の検査結果が陰性であれば、プーケット内を自由に移動することができる。
プーケット観光産業の促進に協力するとのことだ。
また8月5日には誰でも参加できる祝賀パレートが開催予定となっている。
テニスちゃんは、温かい歓迎に感謝し、シーフードとクッキーとクレープが食べたいとコメント。
ピパット観光スポーツ大臣は、アスリートたちはプーケットサンドボックスを利用してい帰国し、リラックスすることができる。これはプーケットの観光促進にもつながると発言した。
日本からプーケットへの直行便はないため、シンガポール航空を使いシンガポール経由でプーケットに到着した。
現在のタイ入国ルールでは、外国人タイ人を問わず14日間の隔離が必要。
ごく一部の本当に稀な例外はあるが、ゴールドメダリストといえど、タイ帰国時には隔離が求められるようだ。
が、サンドボックススキームを利用すれば、14日間の強制隔離は免除される。
現時点では、プーケットサンドボックスあるいはサムイプラスという制度がある。
プーケットサンドボックスでは、到着時に検査を実施し、ホテルで検査が出るまで待機し、陰性が判明すれば、プーケット内にかぎり自由に行動できるようになる。人との面会や飲食もできる。
プーケット内に14日間滞在したのちは、他県への移動が認められる。
オリンピックアスリートとスタッフ一行もプーケットに最低でも14日間は滞在しないといけないが、その間は、好きなように行動して、リラックスできる。
ピパット大臣によれば、14日間隔離の必要がないように、アスリートたちをプーケットに招待したとのこと。
おそらくは今回のテコンドー選手以外のアスリートたちもサンドボックスを利用することになりそうだ。
サンドボックスがなければ、たとえゴールドメダリストの凱旋であっても家族と会えず隔離施設で14日間に強制隔離検疫が必要だった。
とりあえずサンドボックスがあってよかった。
あと、日本からプーケットへの直行便を就航させていれば、もっとよかったのに。
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