バックパッカーのためのパタヤ夜遊び旅行入門の第6回目。これが最終回となる。
前回は、パタヤの昼間の遊び方を紹介した。
たぶん、精力の有り余っているきみなら、昼間に一発抜いても夜も遊べるはずだ。
さあ、お待ちかね、夜のパタヤを案内しよう。
若いバックパッカー向けに書いているが、初心者の中年旅行者にも参考になるはずだ。
若いイケメンだろうが、おっさんだろうが遊び方は同じ。
目次
地図
パタヤ夜遊び簡易マップ
ウォーキングストリート
ここへ行かなきゃ、始まらない。
さすがに、地球の歩き方の地図にも載っている。
パタヤビーチ沿いを歩いていれば、簡単に着く。
そう、行き方は簡単だ。
歩け!
ソンテウに乗ってもいい。
でも、若いんだ、歩け!
説明終わり。
ここが入り口だ。
地上の楽園へのゲート。一度くぐってしまうと、二度とまともな社会への復帰は困難と言われるほどの恐るべき門だ。
まあ、さすがにそれは言い過ぎ。でも、とっても楽しいところだ。
ウォーキングストリートという名前だが、歩行者天国になるのは夜7時から。それまでは普通に車も通れる。
どうせ昼間におとずれても、コンビニやレストランくらいしかオープンしてない。
ゴーゴーバーがオープンするのが、概ね夜8時。中には7時オープンの店もあるが、8時に訪れるくらいがちょうどいい。
まずは、ネオンの洪水と呼び込みの嬌声を浴びながら、通りを歩け。
サインボードを抱えた女性に手を引っ張られたり、怪しげな広告をかざしている客引きや、トルコアイスのうるさい鐘の音や、大道芸人とそれを取り囲む観客や、ムエタイショーをただで見る中国人たちやら、とにかく刺激的な通りだが、まずは歩け。
この雰囲気を全身に感じながら、まずは歩く。
端まで歩け。
往復しろ。
インド人や中国人が団体で歩いていて迷惑だけど、気にするな。
やつらは道をあけてくれないので、そのままの勢いで割って入ればいい。
ぶつかってもお互い様だ。気にするな。
よし、往復したな。
SIMONバービアという一角がある。SIMON1と2があるが、似たようなものだ。どちらでもいい。
とりあえず、そこに入ってみろ。
オープンスタイルのバーが固まっているだけなので、そのまま乗り込んでいけばいい。
一歩踏み込んだら、大歓声が上がる。
バーの女性たちから放たれる黄色い声の集中砲火だ。
きみは一瞬にして大ヒーローとなる。
ついつい、自分がとてつもなくモテているような錯覚に陥り、思わず笑みがこぼれてしまうだろう。
が、もちろん、それは錯覚だ。
誰が歩いても歓声が上げるように教育されているだけだ。
たまに若い日本人男子が、両手を上げながら歩いている。
はっきり言って、恥ずかしい。
でも、タイ女性には意外と受けているような気もする。ただし、きみがイケメンならね。
まあ、好きに行動しろ。
ここのバーは、ドリンク代が少々高い。
瓶ビール1本110バーツほどだ。
単におもしろいから紹介しただけなんで、飲む飲まないはきみにまかせる。
本丸は、もちろん、ゴーゴーバーだ。
パタヤのファッション
そうそう、いい忘れていた。
いくらタイが暑いからといって、頭にタオルを巻いたファッションだけは、頼むからやめてくれ。
首からタオルをぶら下げるのもナシ。
あまりにもみっともない。
あとは、好きな格好でかまわない。
ここは南国パタヤ。
よっぽど不潔な格好じゃない限り、Tシャツ短パンサンダル姿でもまったく問題ナシ。
でも、タオル頭だけは、本当に勘弁してほしい。
絞り染めのタンクトップに、ドレッドヘアー、ゆるゆるの綿パンツといった典型的アジア沈没型パッカーファッションも、たぶんウケない。
というか、そんなファッションをしているのは、東南アジアやインドに沈没している一部バックパッカーだけ。
どうにも、カッコ悪い。
が、それすらも気にする必要はない。
なぜなら、ここパタヤは夜の世界。
夜の女性たちが求めるものは、外国人のもたらす現金のみだからだ。
見た目よりもカネである。
でも、どうせなら、少しだけ見た目をよくしておけば、タイ女性たちからの印象が良くなるかもね。
日本のごくごく普通のファッションをしているだけで、たぶん、好感度はアップするだろう。
お世辞にもイケてるとは言えない中年旅行者の多いパタヤにあって、それなりにおしゃれした若いきみは、たぶんモテるはずだ。
ゴーゴーバー
前置きが長くなった。
ゴーゴーバーだ。
そう、全男子のあこがれ、男の夜の遊園地、悦楽の境地、欲望のドリームランド。
一人で入っても何の問題もない。
尻込みするな。
まずは入れ。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。
バカラとハッピー
そうだな、まずは、バカラかハッピーへ行け。
場所は地図に示しておいたが、別に必要ないだろう。すぐに見つかる。ハッピーはちょっと奥にあるので、看板を目印にするように。
バカラ
ハッピー
とりあえず、バカラに入るものとする。
入り口に若い客引きがいて、腕をつかんできて一緒に入ろうとすることがある。よほど好みなら同席してもいいだろうが、とりあえず断っておけ。
中に入ると、男のウェイターが席に案内してくれる。
バカラは1階席と2階席がある。
まずは1階席へ。おすすめはステージかぶりつき席だが、満席のことも多い。ウェイターの指示を仰ぎつつ、自分で空いている席に座ればよし。
夜8時開店と同時に入店するのがベター。ほぼ確実に座れるし、出勤者全員による顔見せショータイムがあって、ステージ上に勢揃いしてくれる。
注文は、ドラフトビール(生ビールのこと)にすれば安上がりだ。
「ドラフトビァ~」とオーダーするだけ。
69バーツ。日本円で250円ほど。
ゴーゴーバーによっては、ハッピーアワーの設定があって、時間帯によってはドラフトビールが安くなる。60バーツから80バーツほどとお手頃な値段設定だ。活用すべし。
そう、たった250円で、うら若き女性たちのダンスが目の前で見られるのだ。なんてお得。
基本衣装はビキニ。たまにトップレスの子もいるぞ。
しかも、普通に可愛くてスタイルのいい20歳前後のタイ女性も少なくない。
ここまで来た甲斐があるってもんさ。
おっと、目の前だけに気を取られていちゃだめだ。上を見ろ。
2階のステージの床が透明になっていて、そこで踊っているダンサーの下半身を拝むことができるのだ。しかもノーパンときたもんだ。
誰だ、こんなケシカラン設計を考えたやつは?
すばらしいじゃないか。
バカラの1階は、スタイルのよい美人系が多い。
2階は、やや背が低くて日本人好みの顔立ちを揃えている印象。
客は自由に1階と2階を行き来できる。ドリンクと伝票を持って移動すればいい。
はじめての景色にきみは心が動かされているに違いない。
しかも、目の前で踊っているダンサーを誰でもお持ち帰りできるのだ。
なんてところだ、と。
だが、ここバカラで連れ出そうなんて思うな。
店に800バーツ、女性に数千バーツの支払いが必要になる。
きみの旅行の10日分くらいの予算が一瞬で吹っ飛ぶ。
理性が吹っ飛んでしまう前に、一度、バーを出て頭を冷やそう。
ハッピーも同じような金額設定。
ドリンク代はまったく同じで、ドラフトビールなら69バーツだ。
店に800バーツ、女性に数千バーツなのも似たようなレベル。
好みの子が見つかれば、ついつい即決してしまいたくなるのも無理はない。
でも、ここはぐっとこらえよう。
たぶん、ハズレを引いてしまうからだ。
夜はまだ長い。女も無数にいる。
とりあえず、ゴーゴーバーをはしごしてみろ。
ウォーキングストリート内とその脇道(ソイ14、ソイ15、ソイダイヤモンドなど)には、数十軒のゴーゴーバーがある。
実際に数えたことはないから正確な数字はしらん。とにかくいっぱいある。
どこに行けばいいのか、迷ってしまうだろう。
ざっといくつか紹介していこう。
おすすめゴーゴーバー
レベルが高いのは、センセーションズとリビングドールショーケース。
ここはスタイルよしの美人ぞろいと評判だ。
センセーションズは在籍数も多くて、いつも活気がある。
が、ドリンク代も高い。連れ出し代も高い。
スーパーベイビーとスーパーガール。
かつては日本人に大人気だったが、いつしか凋落。
スーパーガールは経営者がかわって再出発。それなりににぎわっている。
若者に過去の栄光はまったく関係ないが、スーパーベイビーをのぞいてみてもいいかな。
(少し前のスーパーベイビー外観)
馬鹿げたゴーゴーバーへ行きたいなら、ウインドミルへ行ってみよう。
ちょっと頭のネジがゆるんだ欧米人がバカ騒ぎしていることがあっておもしろい。軽いカルチャーショックを味わえるだろう。
スパンキーズもおもしろいぞ。棒でお尻をペンペン叩かれてみよう。
本格的なショーが見たいなら、エンジェルウィッチだ。欧米人がショーの相手としてステージに上げられている。何ならきみが立候補してみたらどうだ。
エアポートクラブもおもしろいぞ。奥のシャワーブースとお立ち台みたいなスペース前がおすすめだ。バカになれる。
大型店、中型店、小型の場末店と大別すると、バカラやセンセーションズは大型店。
50人以上のダンサーが在籍している。
なかなか選ぶのも大変かもしれない。
特に初心者はちょっと怖気づいてしまいがち。
かといって、ダンサーが10人もいないような小型の場末店は、そもそも選べるレベルのダンサーにお目にかかれる可能性が低い。
よって、選びやすいのは、中型店となる。
ほどほどの大きさで、ほどほどに人数がいて、ほどほどに可愛い子がいるゴーゴーバーが、初心者には選びやすいかと思う。
ステージ上を簡単に見渡せて、客席と距離が離れておらず、フレンドリーな雰囲気なバーがいい。
ファーレンハイト、ライトハウス、マンダリンあたりが無難だろう。
やや大きめの店ながら、ペパーミントもおすすめだ。
ちょっと馬鹿騒ぎ要素が入っているけど、シュガーベイビーも選びやすいか。
まあ、他にもたくさんあるんで、直感を頼りに入ってみろ。
入った瞬間、こりゃだめだと思ったら、引き返してよし。
でも、店内に入ってステージをぐるりと歩いて見て回るのは、あまり関心できない。ドリンクを注文してから、店内を軽く見て回るくらいならオッケーかな。
ハッピアワーの安いドラフトビールを利用して、何軒もはしごしていれば、そのうちに雰囲気がつかめてくる。
さて、きみの目的は単なる大人の社会見学ではないはずだ。
好みの女性を連れ出すことにあるはず。
連れ出すには、それなりのやり取りや段取りが必要。
ゴーゴーバーでの連れ出し方
基本的な流れはこうなる。
席につく。
ダンサーを指名して席に呼ぶ。女性側から営業に来ることもあり、きみがオッケーなら隣に座ってもらう。
レディドリンクを奢って、一緒に飲む。
会話やスキンシップをはかる。
連れ出し交渉をする。
合意に達したら、バーにお金を払ってから連れ出す。
これが一連の流れだ。
お店に払うカネのことを、ペイバーとかバーファインとか言ったりする。
Pay bar:バーにカネを払う
Bar fine:バーへの罰金
という意味だ。
どっちでも通じるが、ペイバーという言い方が一般的かな。
店によっては、壁にきっちりと「BAR FINE ○○Baht」と明記している。
この額は店側が決めるので、値引き交渉は不可。
ゴーゴーバーなら、700バーツから1500バーツくらい。
ややこしいのは、時間帯によって変化するし、相手の女性がダンサーかコヨーテかによっても変化すること。
深夜12時までは1500バーツで、それ以降は1000バーツとかね。
また、女性がつけている番号札の種類によっても額が変わることもある。
きっちりと確かめておくように。
システムがよくわからなければ、ママさんが助太刀してくれる。
タイ語でも英語でも、ママさんは、「ママサン」だ。
おお、なんという日本語の浸透力。
スシ、テンプラ、ゲイシャなんて目じゃないね。
日本人の欲望、海をも渡る。おそるべし。
あとは、女性へ支払うチップは交渉してきめること。
ショートタイムとロングタイムで値段が変わってくる。
ショートタイムとは、読んで字のごとく短い時間。基本的に一回戦のみで、終わったら帰っていく。おおよそ2時間くらいが目安だが、特に決まっていない。
ロングタイムは、朝までお泊りコース。ホテルで一緒に朝まで寝る。何時に帰っていくかは相手次第。早朝6時に帰ることもあれば、昼くらいまでだらだら寝ていることもある。
おおよその相場は、ショートタイムで2000バーツか2500バーツ、ロングタイムで4000バーツほどだ。
バカラやハッピーは、ショートで3000と言われることもあるだろう。ロングなら5000だ。
先ほどバカラからの連れ出しはやめておけといった意味がわかるだろう。
バーに800バーツ、女性に5000バーツとなると、合計5800バーツだ。2万円を超える。貧乏バックパッカーに払える金額じゃない。
が、そこはきみの若いイケメンパワーで何とか値引き交渉に励んでもらいたい。
交渉成立後は、連れ出せばよし。
着替えを終えた女性と店を出よう。
あとは、遊びに行くなり、ホテルへ帰って楽しむなり、お好きにどうぞ。
ちなみに、パタヤでの日本語通用率は低い。
バカラやスーパーベイビーでは、ちょっと通じる子もいるかなといったレベル。
夜遊びに限らず、バンコクならそこそこ日本語が通じるが、パタヤではまず通じないと思え。
が、パタヤまで来て日本語を求めてどうする?
バックパッカーだろ、自由な旅人だろ。
持ち前の英語力と笑顔とコミュニケーション能力で乗り切れ。
言葉よりもノリが大事だ。
以上がゴーゴーバでの連れ出し方。
文章でいくら書いたところで、実際の雰囲気はなかなか伝わらない。
こういったことは、習うより慣れろ、だ。
若いうちは順応力が高い。何軒かはしごしているうちに、徐々にコツがわかってくるだろう。
レディドリンクをしつこくねだってきたり、4,5人の女性に囲まれたりすることがある。
曖昧な態度で応対したり、ほいほいとレディドリンクをオッケーしていると、あっという間に伝票の束が築かれる。
レディドリンクが一杯150バーツだとしたら、カオサンやサダルストリートでの一泊分に相当しかねない。
伝票のチェックは常に怠るな。
気をつけるのはそれくらい。変な客引きについて行かない限り、ぼったくりはまずない。
うまくいくことを望む。
が、多少の失敗もまた人生勉強だと思うべし。
おれはダマされないぜ、おれはわかってるんだぜ、そこいらの軽い男とは違うんだぜ、といったふうに腕組みしてムスっとしている若い日本人をたまに見かけるが、あれは良くないね。
軽いノリと笑顔が大事である。へらへら笑ってりゃあいんだよ。楽しんでなんぼ。そういうところだよ、ゴーゴーバーは。
ウォーキングストリートについては、ここまで。
他にも連れ出し可能なバーがある。最初にあげたSIMONバーでも連れ出しは可能だ。
が、あまり考えなくていい。
ひたすらゴーゴーバーめぐりをするのが、ウォーキングストリートの楽しみ方だと思う。
ソイLKメトロ
第2のウォーキングストリートというと、かなりオーバーだが、ここにもゴーゴーバーが集まっている。
ソイブッカオにホテルを取っていると、とても便利な立地なんで、立ち寄る機会が出てくるだろう。
以前は真っ昼間からオープンしていたが、現在は夕方6時か8時くらいの間に開店するバーが多いようだ。
ゴーゴーバーの数は10軒くらい。
比較的レベルが高いのは、バチェラー(Bachelor)かな。クィーンクラブもおもしろい。
お値段のほうは、ウォーキングストリートと大差ない。
ペイバー1000バーツ、チップがショート2000バーツから2500バーツ、ロング4000バーツといったところ。
ロング3000バーツに下げてもらうのはそれほど難しくないかも。
店と女性によるんで、はっきり言えない。
笑顔とノリで値引き交渉しておけ。
その他のゴーゴーバー
ウォーキングストリートとLKメトロの他にも、ゴーゴーバーはいくつもある。
有名なのは、パタヤランド。
ウォーキングストリートからほど近い。
が、ここはかなり混沌としたエリア。
通常のゴーゴーバーと、レディボーイ専門店と、男のダンサーが踊っているゴーゴーボーイが近い場所に混在しているからだ。
とても愉快なエリア。とりあえず歩いてみるのもおもしろい。
世の中には、いろんな趣味趣向を持った人たちがいるんだなあ、世界は広いなあ、と実感できるだろう。
あとは、ソイ7、ソイ8、セカンドロード沿い、ノースパタヤ、ソイヤマトなどにゴーゴーバーが点在している。
ソイヤマトの様子
このあたりは場末感満載のゴーゴーバーがいくつもある。
たぶん、昼間から営業している。
まあ、正直、無理に行く必要はない。
ウォーキングストリートのゴーゴーバーに飽きてきた人が行くようなところだ。
まずは、ウォーキングストリートとLKメトロに行っておけ。
バービア
パタヤの街を歩いていると、あちこちにオープンスタイルのバーがあるのがいやでも目に入ってくるだろう。
それがバービア、もしくはビアバーと呼ばれるバーだ。BAR BEERかBEER BAR。どちらの言い方でも通じる。
パタヤの夜遊びのメインは、ゴーゴーバーよりもむしろバービアだ。
軒数の桁が違う。少なく見積もっても、500軒はあるだろう。
それほどまでに、パタヤにはバービアがあふれかえっている。
基本的には、そこで働く女性は、すべてお持ち帰り可能だ。
個別に店舗になっているバーもあるが、多くはバービア群といって集合体になっている。
巨大なスペースに、小さなバーが密集している作りだ。
また、ソイ7のように通り全体がバービア通りになっているようなところもある。
有名なのは、そのソイ7と隣のソイ8。ここがバービア遊びの登竜門的存在。
中心部にあって、とても行きやすい。
バービアで遊びたいなら、まずは、ソイ7へ行ってみるべし。
ソイ7の入り口付近。この奥に大量のバービアが並んでいる。
ソイ6と同じで、通りを歩いているだけで、バーの前に立った女性たちから熱烈な呼び込みを受ける。
気に入った女性がいれば、一緒にバーに入って飲むだけ。とても簡単だ。
ソイ6とは違い、店舗型ではないので、ヤリ部屋はない。ペイバーするとバーに300バーツか400バーツほどを払い、自分のホテルへ連れ帰るシステム。
ノースパタヤ方面に行けば、ドリンキングストリートというバービア群も有名だ。なかなか粒ぞろいのラインナップとして名を馳せてきたが、最近はちょっと下降気味か。
ドリンキングストリート
ソイブッカオ沿いにも無数のバービアが並んでいるし、ちょっとしたバービア群もある。
もう、パタヤの街自体がバービア群といってもいいくらい、バービアであふれかえっている。
ひたすら歩いて探しまわるのがいい。
もちろん、友人と入って、たんに酒を飲むだけも問題なし。
一人でもオッケー。
手の空いているバービア嬢が話相手になってくれたり、簡単なゲームやビリヤードの相手をしてくれる。
バービアでの連れ出し方
オープンスタイルなんで、入るのはとても簡単。
多くのバービアは、コの字型のカウンター席がメイン。中にはテーブル席もある。
たぶん、最初のうちは、呼び込みに誘われて入店することになるだろう。
その呼び込みの子でよければ、隣に座ってもらう。
ちょっと挨拶程度の会話をしてから、さらに親交を深めたければ、レディドリンクを奢ってあげよう。おおむね130バーツくらいが一般的。自分のドリンク代は、瓶ビールなら60バーツから80バーツほどだ。
しばらく会話したりゲームしたりビリヤードしたりスキンシップをはかったりして、仲良くなったところで、連れ出し交渉となる。
まあ、きみがイケメンなら、向こうから連れ出しのお誘いがあるはずだ。イケメンでなくとも、相手はお金を求めているので、よほどのことがないかぎりペイバーに応じてくれる。
バービアのママさんがけしかけてくるケースも多いぞ。
ソイ6とは違い、店舗型ではないので、ヤリ部屋はない。ペイバーするとバーに300バーツか400バーツほどを払い、連れ出すシステムだ。
言ってみれば、ゴーゴーバーと似たようなものだ。
気に入った子がいれば、レディドリンクを奢って一緒に飲む。
会話やスキンシップでコミュニケーションをはかり、連れ出し交渉してから、バーに金を払って連れ出し。
やってることは、ゴーゴーバーと変わらない。
女性に払うお手当は、ショートで1000バーツ、ロングで1500から2000ほど。
これがバービアの相場だ。
ゴーゴーバーの半額以下で遊べる。とってもリーズナブル。
きみがイケメンなら、さらに安くしてもらえるかもね。
ただ、20代の若い男が満足できるようなルックスと若さを兼ね備えたバービア嬢を探すのは、少々時間がかかる。いや、きみが面食いなら、かなり厳しいと言わざるをえない。
20代半ばで、そこそこの外見のバービア嬢ならそれほど難しくないかな。
外見のレベルが高い子を相手にしたいなら、少々値段が高くてもゴーゴーバーへ行くべし。
カネがないなら、バービアを駆けずり回って、ひたすら探すべし。
バービアでの日本語通用率はほぼゼロだと思っておけ。
ゴーゴーバーは一部日本語が通じるが、バービアではまず不可能。
ひたすら英語でのやり取りとなる。ほとんどのバービア嬢に簡単な英語は通じるから問題ないはずだ。
ゴーゴーバーとは違い、あまり露骨なスキンシップは取りづらく、会話が中心となってくる。
でも、英語力よりもノリのほうが大事なのは、バービアでも変わらない。
笑顔は絶やすな。
ソイ6
昼間の遊び方でも取り上げたソイ6の置屋街。
深夜12時頃まで営業している。
だいたい夜10時以降は、かなりアングラな雰囲気になり、毒々しい空気をはらんでいる。
一度、のぞいてみろ。
詳しい遊び方は、前回の記事を参照に。
立ちんぼ
夜の蝶たち。ビーチロード沿いのココナッツの木の下で春をひさぐ女性とレディボーイ。
夜が明けても、がんばって営業している人もいるぞ。
お持ち帰りはおすすめしないけれど、相場はショート700から1000バーツ、ロングで1500ってところか。要交渉だ。
深夜にビーチロードを歩くのは楽しいぞ。
特に治安は悪くないが、オカマの抱きつきスリには気をつけろ。
ディスコ
どうしてもナンパでお持ち帰りしたい不届きな野郎は、ディスコへ行け。
90パーセント以上の確率で夜の交際相手を探しているプロ、もしくはセミプロだが、ごくまれに素人が混ざりこんでいることがある。
ウォーキングストリート内に何軒もディスコがあるぞ。
有名どころは、インソムニア、ルシファー、マリーン、ザ・ピアーなど。バリハイ埠頭近くのリマリマやミックスも有名だ。
ちょっと場所は不便になるが、日本人や韓国人客が多いのがハリウッド。アジア人好みのルックスの女性客も多いだろう。でも、ほとんどが仕事終わりのゴーゴー嬢や客と同伴のゴーゴー嬢、それにフリーランスで客をあさっている女性たちだ。素人への過度の期待は禁物。お持ち帰りしても、お金を請求されることになる。
基本的にパタヤのディスコは入場料無料だ。
ドレスコードもない。
ドリンクを頼みさえすれば、いつまででもいられる。
深夜2時以降が盛り上がり、朝までやっているぞ。
というか、ディスコナンパなら、バンコクやカオサンでやっておけ。
パタヤは夜の女性たちと普通にお金を介して遊ぶほうがおもしろいと思うぞ。
ボーイズタウン&ゲイタウン
なに?
男を漁りに来ただと。
パタヤタイのボーイズマッサージだけでは足りないか。
しょうがないなあ。
そんな女性&ゲイバックパッカーのために、少しだけ紹介しよう。
ボーイズタウンが2か所ある。
一つ目が、ウォーキングストリート近くのパタヤランドという場所だ。
ビーチロードのソイ13/4あたりがボーイズタウンとなる。
もっともハードなエリアは、ソイ13/4から脇道に入ったところ。夜9時くらいに行けば、もうとんでもない景色に遭遇できる。
近づけば嫌でもわかる。
上半身裸、もしくは白のタンクトップ姿の男どもが勢揃いしている様は圧巻だぞ。
このゲートが目印だ。
ゴーゴーバーの男版なんで、ゴーゴーボーイと呼ばれている。
その他、バービアの男版であるボーイズバーもあるぞ。
システムはゴーゴーバーと同じ。
お金さえ払えば、連れだして、あんなことやこんなことまでやってもらえる。
女性相手でもゲイ相手でもオッケーらしい。
相場は知らん。たぶん、ゴーゴーバーと似たようなもんだろう。
もう一つはSUNEE PLAZAというが、初めての人には場所が少々わかりづらい。
もちろん地球の歩き方には載っていない。
ここは女性向けというより、完全にゲイ向けだ。
世界的な有名なゲイの聖地なのだ。
ノンケのわたしには詳細はわからない。
ゴーゴーボーイやボーイズバーが、これでもかと密集している。
きみがゲイパッカーなら、意地でも探しだしてくれ。
このゲートが目印だ。
セカンドロードのソイ17、別名「ソイVC」の中にある。
地図にも載せておいたので、簡単に見つかるけど。
あと、ジョムティエン方面にもボーイズバーが固まっているエリアがある。
ゲイのハッテン場サウナもあるらしいぞ。
独特の嗅覚で探しだしてくれたまえ。
直リンはしないが、代表的なハッテン場サウナのHPアドレスを貼っておく。各自、調べるように。
http://www.sansukpattaya.com/index.html
わたしは詳しくないので、女性向け&ゲイ向け情報はここまで。
連れ出し後は?
さあ、これで連れ出しは完了。
相手が、女性か、男性か、レディボーイか、ゲイボーイかはともかく、無事に一夜を過ごす相手が見つかった。
あとはホテルへ一緒に帰って、楽しむだけさ。
ホテルのランクによりけりだが、連れ込む際には、IDチェックが行われる。
タイ人はIDカードの保持が義務付けられており、ホテルへ入る際にホテル側から提出を求められることが多い。
そのままフロントにIDカードを預けることもあれば、ノートに番号を記録するだけのホテルもある。
おもしろいのは、女性だと思って連れ込んだら、IDカードで男性であることが発覚するケース。IDカードには、もちろん元々の性別が記入してあるからね。
まあ、男でもいいなら、そのまま連れ込んでよし。
小さなゲストハウスはIDチェックなしのことが多い。
貴重品の管理には一応気をつけておけ。
ホステルに泊まっているなら、部屋へは連れ込めない。
友だちとツインルームに泊まっている場合もちょっときついかな。
でも、心配は無用。
いわゆるラブホ的な貸し部屋がいっぱいある。女性側が熟知しているので、案内してくれるさ。
一時間400バーツくらい取られるけどね。
そんな無駄金を使うくらいなら、はじめから安いゲストハウスやホテルに泊まっておくように。
500バーツか600バーツで泊まれるんだから。
関連記事:第2回 パタヤのバックパッカー向けゲストハウスやホステルなどの安宿ホテル情報
おっと、ゴムは用意しておけ。
忘れたら、コンビニで簡単に買える。
オカモトさんの3ミリも売ってるぞ。
が、これはタイでは見かけない。心配なら日本から用意しておこう。
お楽しみ後は、あらかじめ決められた額を払えばよし。
(ゴーゴーバーの中には、全額先払いシステムのところもあるが。)
ついでに帰りのタクシー代で100バーツくらいあげてもいいかな。
それ以上のチップは特に必要ない。
普通に過ごすだけなら、特に揉めることはないはずだ。
サービスの良し悪しは、運次第な面があるんで、ハズレをひいた場合は、自分の選択が悪かったとあきらめよう。
そのうち、当たりを引くさ。
たった一晩では、パタヤを満喫することは難しい。
せめて3泊はしてくれ。
だんだんといろんなものが見えてくるはずだ。
パタヤの夜遊び相場はこちらの記事を参照に。
若さを武器に交渉に励んでくれ。これより安くなるかもね。
関連記事:2015年パタヤ夜遊び相場一覧。ゴーゴーバー、バービア、ソイ6、置屋、立ちんぼ、MP、いくらで遊べるの?
が、自惚れは厳禁だぞ。
若いからモテると勘違いしてはいけない。
夜の女性たちは、夜のプロフェショナルだ。
きみと同じ20代でも、きみよりも100倍は経験豊富だ。
遊ばせてもらっているという気持ちを忘れるな。
まとめと最後のメッセージ
以上、バックパッカーのためのパタヤ夜遊び入門終わり。
細かいことを語りだすと、本当にキリがないんで、大雑把に説明した。
とにかく実践あるのみだ。
色んな意味で、やってやってやりまくれ。
最後に一言。
だいたい、若いバックパッカーがパタヤで遊んでどうする?
10年早いんだよ。
そもそも、こんなマニュアルがなければ、遊べないのか?
自力で何とかしろ。
それに、女と遊びたければ、カオサンやパンガン島の白人パッカーでもナンパしておけ。
パタヤはおっさんが遊ぶ場所だ。
わしらの邪魔をするな、すっこんでろ。
ふう、すっきりした。
じゃあ、がんばってね~
おっと、パタヤからの帰り道についても少しだけ。
バンコクから来てバンコクヘ戻るなら逆をたどるだけだ。
ノースパタヤのバスターミナルからバスに乗って、エカマイかモーチットへ行け。
パタヤ中心部からバスターミナルまでは、ソンテウを乗り継ぐかバイタクで。ソンテウ乗り継ぎで20バーツ、バイタクなら60バーツくらい。
パタヤから空港への行き方は以下の記事を参照に。
関連記事:パタヤからドンムアン空港へバスで行く方法。スワンナプーム空港乗り継ぎで最安値130バーツ。
どうせなら、パタヤからさらに東へ進んで、サメット島かチャン島まで行ってほしい。
特にチャン島は、まだまだ開発途中で自然がたくさん残っている。かなりおすすめだ。
バックパッカーなら、チャン島だな。
パタヤからは、ミニバスとフェリーのジョイントチケットを購入すれば、簡単に行けるぞ。
チャン島にもバービアがある。遊んでくれ。
パタヤやバンコクで夜遊びするなら、Gダイアリーの最強マップが便利。
パタヤのゴーゴーバーを網羅しているぞ。
とりあえず買っておけ。
Gダイアリーは休刊となりました。これが最終号。電子書籍版のみ。
紙媒体の最終号はこちら。最新の最強マップを切り取って使いたい人は、品切れ前に購入しておきましょう。
あとは、こんなマニュアル本もある。特にいらないと思うが、心配な人は読んでおけ。
なお、面倒なんで、特に質問は受け付けない。
あとは自力でがんばってくれ。
若いうちにパタヤにハマってしまい、抜け出せなくなってしまっても、当方は一切関知しないので、そのつもりで。
ちゃんと旅は続けろよ。達者でな。