先だって、2019年8月のアンヘレス訪問でまわってきたバーを一気に列挙していきたい。
バーからバーへ次々とまわっていくことをバーホッピングと呼ぶ。
アンヘレスにはパタヤと違いバービアらしきものがあまりない。
ほとんどはゴーゴーとなっている。
バーホッピングというかゴーゴーバーホッピングである。
今回紹介するのは、ウォーキングストリートならびにフィールズアベニュー沿いのバーとなる。
フィールズアベニュー地図(ポイント東側がウォーキングストリート、西側がフィールズアベニュー沿いと分類)
営業開始時間はばらばら。
朝10時から営業する店もあれば、夕方にオープンして深夜まで営業する店もある。
朝や昼過ぎにオープンする店はスタッフが途中で交代するようだ。
一部をのぞいて朝から営業開始する店でも夜遅くまでは営業しているはずだ。
朝活についてはすでに記事にしてある。
関連記事:アンヘレスのゴーゴーで朝食バーファインを
ここでは、主に日が暮れてから入店したバーばかりを取り上げる。
昼間はまた別の顔があるだろうし、そもそも、この手のバーは曜日や時間帯、タイミングによって大きく様子が異なるもの。
とはいえ、店の大雑把な傾向はわかると思う。
ちなみに、軽くのぞいてみて、こりゃあだめだとそそくさと退店した店も少なくない。店に一歩入って、すぐに退店する程度なら問題ないと思う。
ウォーキングストリート内とフィールズアベニュー沿いの店舗をあわせると、はたして何軒のゴーゴーがあるのかは知らない。
まあ、片っ端からのぞていけば全軒制覇は難しくないかなと。
じっくり座って吟味していると、時間が足りなくなる。
このあたりの楽しみ方は人それぞれ。
店のレポートは参考程度にどうぞ。
ビールはサンミゲルアップルの価格。ハッピーアワーがあるバーだと、料金は異なる可能性あり。
アンヘレスのレディドリンクには、シングルとダブルがある。
シングルだと小さなグラスに入ったソフトドリンクの類となり、150ペソ前後の店が多い。
ダブルは瓶ビールや大きめのグラスに入ったドリンクで、シングルの倍の300ペソが主流。
多くのバーでは、レディドリンクを進呈する場合、特に指定しなければダブルで出される。
バーファインの価格は聞き取り時のもの。
メモは軽く取ってあるが、記憶違いはありうる。
これまた参考程度にどうぞ。
1フィリピンペソ=2.05円
1ペソはざっくり2円で計算するとわかりやすいかと。
(店の外観写真などは一部過去のものを流用してます。)
ウォーキングストリート内
西の入り口と東の入り口にそれぞれゲートがある。
昼間は人通りが少ないが、夜になると俄然増える。
とはいえ、パタヤのウォーキングストリートのような大混雑さとは無縁。快適に歩ける。
ネオンサインもパタヤよりおとなしいし、通り全体が薄暗い。
Flamingo(フラミンゴ)
旧名ジェネシス。
今回最初に入ったバー。
ビール140ペソ。
店名は何度か変わっているが、店の作りは変わってないと思う。
中央に長円形のステージがあって、ダンサーがうじゃうじゃいる。
頻繁に顔見せとしてぐるぐる動き回るので、どこに座ってもダンサーを確認しやすい。
日本人フレンドリーなウェイトレスやママさんが多い印象。
かといってダンサーの営業が激しいわけでもなく、居心地は悪くない。
初心者からベテランまで安心か。
現在のアンヘレスのバーは店内禁煙が基本。
フラミンゴは奥に専用の喫煙ブースがあって、タバコが吸える。
ちょっと遠くなるが、タバコを吸いながらステージ鑑賞ができる。
なお、隣にあるArcadiaはクローズとなったまま。
建物がつながっていて、外に出ることなく行き来できたものだったのだが。
Q Bar
ビール125ペソ。
深夜に入店。
この並びには小さめのバーがいくつも並んでいて、いったいどこに自分が入ったのか、いつも混乱する。
客の大半は常連らしきファランだった。
アジア系の客は少なめ。
ダンサーの数もラインナップも今ひとつ。
めぼしいところはバーファインされたかも。
Barnana(バナナ)
ここも小さめのバー。
中央にステージがあって、両脇に客席。
ダンサーがステージ上に5,6人ほど。
一人だけ若くてスレンダーなダンサーがいた。
日本人人気が高いのか、名前も日本風にしていた。
コーラとレディドリンクで410。
おそらくコーラが110で、レディドリンクが300。
バーファイン3500。
Doll House(ドールハウス)
アンヘレスを代表する大箱の一つ。
日本語通用率高め。
ママさんは何人かいるが、ほぼ日本語を話せるかと。
ダンサーは多いがステージと客席との距離が近いんで、わりと選びやすいと思う。
ビキニ姿のグループもいて、露出度は高めのほう。
アンヘレスのゴーゴーはパタヤと違い、普通の着衣姿でステージに上る女性が多い。
ビキニ姿でも御の字。
営業はきつめだが、うまくかわすことができれば、居心地は悪くない。
ビール150
レディドリンク300
バーファイン3500
Club Asia(クラブアジア)
かつては奥のステージまでぎっしりダンサーがいた覚えがあるが、最近はひどいもの。
入ってすぐのメインステージで7,8人いるだけ。
ラインナップも厳しい。
ビール125
バーファイン3500
2階にあるドラゴンバーは系列店。
流行っているのはドラゴンバーのほう。
がっつり選びたいならドラゴンバーへ。
ただし人気店のため、速攻でバーファインされることが多く、遅い時間帯に行くと、惨憺たる有様のことがある。今回も遅めに入店したら、ステージ上が無人だったため、そのまま退店した。
Club XS
かなり豪華な作りの大箱だ。
前方に大きなステージがあり、マス席のような客席からステージを見下ろす形となる。
ステージではショーを開催。
シンガーが生歌を披露することもある。
通常ダンサーのほか、モデルクラスもいる。モデルクラスはドレス姿で、なかなかレベル高い。
客席にはホステスも多数。
在籍女性は100人近いかも。
すごい人数だ。
むしろ選ぶのが大変。
ビール125
レディドリンク300
バーファインは、通常ダンサーとホステスが3600、モデルが4000。
モデルで8000円程度。パタヤのゴーゴーでモデルクラスをバーファインすることを思えばかなり安いが、どうしても割高感あり。
LAS VEGAS(ラスベガス)
見た目は豪華。内装はかなりくたびれてきている。
中央に円形のステージがあって、一回15人ほどが立っている。
正直、レベルは今ひとつ。
あと、男性ダンサーによるヒップホップダンスはいらないと思う。
ビール120
Lancelot(ランスロット)
昔は中央にステージがあったが、改装して壁際のステージが配置されるようになった。
人数は多くないが、わりと粒ぞろいの印象。
夜遅めの入店にもかかわらず、明らかに東アジア系から人気がありそうなダンサーが二人残っていた。が、一人はショートのみ、一人は生理。やはり、このレベルが遅い時間帯まで残っているのには理由がある。
ビール代失念。
バーファイン3500。
系列店のCamelotは閉店済みとなっていた。
Centauro(センタウロ)
本来ならステージが回転木馬よろしくぐるぐるまわっているはずだが、故障したのか1ミリも動かず。
ステージの反対側に立っているダンサーはまったく見えない。自分から移動して見回る必要あり。
でも特に目を引くダンサーはおらず。
ビール代失念。120くらいだったような。
バーファイン3500。
フィールズアベニュー沿い
正式には知らないが、わたしの中で位置づけでは、ウォーキングストリートを出たところからポニーテールまでがフィールズアベニュー沿いゴーゴーとなる。
Ponytails(ポニーテール)
西部劇に出てくるような外観と内装が特徴。
客はファラン中心で、アジア系少なめの印象。
ダンサーの数も少なく、ラインナップは厳しい。
ビール95ペソ。
ハッピーアワーはもっと安い。
バーファインは不明だが、おそらく3500。
Soya(ソヤ)
漢字表記で消夜。
夜の部に入店。
客席側の壁が全面鏡張りのため、一見広く思えるが、意外と狭い店。
ステージ上は10人足らず。
レディボーイ系ママさんがほどよく営業と斡旋に来る。
ドリンク代失念したが、レディドリンクと合わせて430だったような。
バーファイン3500。
昼の部のほうがダンサー多めかも。バーファインも少し安くなるようだ。
Ace Bar
旧ヤクソク。
ボスが変わって、店名も変わったようだ。
日本語がちょっとだけわかるママさんは健在。
いまいちぱっとしないラインナップだが、妙に居心地はいい。
おつまみを出してくれるし、こっそりタバコも吸える。
ビール100。
バーファイン3500。
まとめ
すべて書き出してみたが、じっくり座ったのはたったこれだけ。4泊5日の日程である。
少しのぞいただけで退店したバーが多いとはいえ、バーホッパーとしては体たらくの部類に入りそう。
まあ、パタヤのウォーキングストリートでもはしご酒することは稀。アンヘレスでも基本は同じ。だらだら過ごすのが好きなもんで、こんな感じとなる。
ちなみにサンミゲルアップルばかり飲んでいると、あまり酔いはまわらない。
たまにコーラを混ぜると素面のままだ。
次回はプリメタ・フレンドシップ編をお届け。
アンヘレスにはまだまだバーがあるのだ。
アンヘレスのバーホッピング向けホテル
ウォーキングストリート内にあるホテルに滞在すれば、バーホッピングには手っ取り早い。
ウォークアバウトホテルは昔から評価の高いホテル。
立地条件は抜群。
ウォーキングストリート東側から順番にバーホッピングしていける。
関連記事:【アンヘレス・ウォーキングストリート内のホテル】ウォーク アバウト ホテル宿泊レポート
ウォーキングストリート裏手にもホテルが多い。
距離的にはウォーキングストリートまですぐ。
スコアバーズが最近では定番化しているもよう。
週末はプールでショーが行われる。
関連記事:【アンヘレスのおすすめホテル】スコアバーズホテル SCORE BIRDS滞在レポート
ウォーキングストリートを出て、フィールズアベニュー沿いのホテルに泊まるといろいろ行動しやすくなる。
プリメタ方面にも行きやすいし、SMクラークも近い。
総合的にみれば一番立地がいいとも言える。
デベラホテルと950コンドテルは日本人の間での定番ホテルだ。
どちらも部屋は清潔。安い価格帯の部屋が狭いのはアンヘレスではしかたない。
関連記事:アンヘレス:デベラ ホテル (Devera Hotel)宿泊レポート。喫煙部屋に泊まってみた。
関連記事:【アンヘレスのホテル】950 コンドテル (950 Condotel)宿泊レポート
パタヤに比べるとアンヘレスのホテルは割高だ。
広くて快適な部屋に泊まりたいなら、グレードを上げる必要あり。