前回がウォーキングストリートとフィールズアベニュー沿いのバーホッピングだった。
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今回はプリメタ・フレンドシップ方面へ。
ポニーテール以西のエリアを総称してプリメタとか呼んでいる。正式な区分は不明だし、正確な発音も不明。
で、プリメタの先にフレンドシップがある。フレンドシップがどこからどこまでなのかも不明だ。
行政区分は無視して、バーホッピングとして考えると、プリメタとフレンドシップに区分するとわかりやすくなる。
ざっくりわけると、プリメタ地区のゴーゴーはファラン向けのやさぐれた店が多く、フレンドシップ方面は韓国人向けの連れ出し置屋風だ。
目次
プリメタ地図
以前作ったプリメタ方面の地図
ウォーキングストリート周辺とはまた違ったアンヘレスの夜遊びの姿がある。
夜遊びと言いつつ、午前中から営業しているバーがあるのはご愛嬌。
また、ウォーキングストリートと比較すると、夜も短めだ。
関連記事:アンヘレス・プリメタ、フェニックスホテルでプチ沈没生活。食事から夜遊びまで。
プリメタ編
プリメタ地区もざっくり二つに分けることができる。
ポニーテール以西からマラバナスロードとの交差点までと、フェニックスホテルからレッドプラネットホテル手前まで。
前者のエリアにはいくつかのバーとホテルが点在している。
有名所のホテルでは、ABCホテルとホテルアメリカ。
関連記事:【アンヘレスのホテル】ホテル アメリカ (Hotel America)宿泊レポート。バスタブ付きで快適。
そして、フェニックスホテルから西側にゴーゴーが集中している。
プリメタのゴーゴーといった場合、このフェニックスホテル横がメインとなる。というか、わたしが勝手にそう分類している。
フェニックスホテルを起点として西へ向かえば、次々にバーにぶつかる。
ひたすらバーホッピングしていけばいい。営業時間は昼過ぎから夜中まで。早い店は夜12時前にはしまってしまう。
Candy Bar
フェニックスホテル横の一角。
ダンサーが10人弱。
コーラ70
レディドリンク(シングル)150
バーファイン2000
価格帯を見ればわかるが、この界隈はまだまだ安い値段で遊びことができる。
事前交渉しておけば、ロングも可能。
2回戦やったら帰っていいよとか確認しておくと、話がまとまりやすいかも。
相性がいいと、夕方くらいにバーファインして翌朝まで一緒に過ごすこともできる。
4000円で超ロング遊びができるわけで、パタヤのバービアよりコスパは上だ。
まあ、選べるかどうかは別問題だが。
Star Bar(スターバー)
フェニックスホテル横にあるが韓国系バーのようで、やや置屋感強め。
ダンサーの数も少ない。
アイスコーヒー120。
バーファイン2500。
Det5
ひさしぶりに訪れてみると、隣の店と合体したらしく巨大化していた。
入り口は別々だが、店内で直接移動可能。
この界隈では最大店舗となり、ダンサーの数も多い。
ダンサーの年齢層も比較的若め。
プリメタではナンバー1のゴーゴーだと思う。
コーラ、ビールとも65
バーファイン2500
昨年まではバーファインは2000だったはずだが、ちょっと値上げしたようだ。
Highway 54 Day Bar
ここも韓国系とのこと。
正午頃から営業しているはず。
四角いステージがあって、私服姿のダンサーが顔見せしている。
一人だけ若くてスレンダーなダンサーがいたが、あとは今ひとつだった。
アイスコーヒー100。
バーファイン不明。
Highway54の並びにも、Drill Shack Barなどのバーがあり、角を曲がると、通称「三軒茶屋」と呼ばれるバーが2軒並んでいる。
Nifty'sとRioだ。たぶん、アンヘレスで最もサービスが過激な店だと思われる。まあ、妖怪屋敷でもあるんで、本当に興味がある人だけ行ったほうがいい。
大通り沿いを進むと、またゴーゴーが密集している。
韓国系置屋ゴーゴーではなく、沈没ファランたちのたまり場となっているようなバーばかりだ。
どこもやさぐれ感が半端ない。
Blue Sapphire(ブルーサファイア)
店内は薄暗いが、いちおうちゃんとしたゴーゴーになっている。
中央に四角いステージがあって、6,7人ほどが踊っているだろうか。
ステージかぶりつき席と、壁際にテーブル席が並ぶ。
体裁としては普通のゴーゴーだ。
が、そこはプリメタである。
なんとも雰囲気がやさぐれている。
客は年老いたファランがメイン。
ダンサーたちの年齢層も高め。
ママさんから日本人の好みを聞かれて、「ヤングでスキニーでノーベイビーがいい」と答えようものなら、ステージを一瞥して「ここにはいない」と一蹴された。
いやまあ、わかってますけどね。
それでもごくまれに宝物が眠っていないわけでもないのがプリメタ。
パタヤのバービアみたいなもんである。
ゴーゴーだと思うからがっかりするだけで、バービアだと思えば楽しい。
よって、この界隈では、バービアと同じく、だらだら飲むのが正解だと思う。
ビールは70ペソ。
140円ちょっとだ。
飲むだけなら圧倒的に安い。
Mischief(ミスチーフ)
これまたプリメタの真骨頂ともいうべきゴーゴー。
BGMは、古いロックンロールが流されている。
白黒映像のリトル・リチャードがピアノ弾きながらシャウトしている。
やさぐれたバーの雰囲気と相まって、まるで時の流れから取り残されたかのような感覚にひたれる。
しかもラムコークがいつでも60ペソ。
120円で飲むことができるのだ。
日本の缶ジュースよりも安いくらいだ。
この手の雰囲気に馴染めるのなら、プリメタ最高と叫びたくもなる。
ダンサーの質はこの際おいておく。
レディドリンク260
バーファイン2500
今回はスルーしたが、Platinumというバーもいい。
ファラン客がメインのプリメタゴーゴーは、その独特の雰囲気がすべて。
ウォーキングストリートの大箱のようなきらびやかさも豪華さもまったくない。
日本語が話せるママさんやウェイトレスもかなり少ない。
でも、プリメタのやさぐれファラン向けゴーゴーこそが、アンヘレスのゴーゴーの真骨頂ではないのかと個人的には思えてくる。
たぶん、合わない人はまったく合わない。でも、パタヤのバービアで遊べる人なら平気なはずだ。
最初はちょっとアウェー感があるだろうけど、すぐに慣れる。
一度ハマると病みつきだ。
フレンドシップ韓国系バー
ファラン系やさぐれバービアと対極にあるのが、韓国系連れ出し置屋風ゴーゴーだ。
クラークトンホテル横に並ぶゴーゴー郡となる。エリア的にはフレンドシップとなるのだろうけど、よくわからない。
小さな箱が10店舗くらいあるだろうか。
午前11時くらいから営業を開始して、韓国人客が大挙して押し寄せて、さくっとバーファインしていく。
早いもの勝ちの世界。
中には事前予約していく客もいるようだ。
そんなわけでのんびり飲むような雰囲気ではまったくない。
だいたい午前中から飲む気にもなれない。
かたっぱしからのぞいて、さくっと品定め。
ダメそうなら隣の店へ移動。
それがこの界隈のバーホッピングスタイル。飲む時間がもったない。
今回は昼12時半頃に訪れてみたが、すでにめぼしいところはかっさらわれたあとのようだった。
一応全部回ってみたが、今ひとつ。
残り物がほとんどなんだろうけど、それでもプリメタのやさぐれゴーゴーよりもレベルは上だ。
ウォーキングストリート内の小さめの箱と比べても平均レベルはぐっと上だと思う。
バーファインは2500のところがほとんど。
本来は2600だけど、二日連続で連れ出すなら、二日目以降は2300にディスカウントするというバーもあった。
マネージャーらしき韓国人が親切に教えてくれる。
客商売だから当然だろうけど、どの店の韓国人マネージャーは日本人相手にも親切に対応してくれるはずだ。
Roadies(ローディーズ)
喉が乾いたんで、席に座って休憩。
ここはナース系衣装が特徴だったはずだが、今回はみんな私服だった。
楽しみ半減。
ちなみに、こういうバーでは誰も踊っていない。
ステージ上に突っ立っているだけ。
しかも客が選びそうにないとわかると座り込んでしまう始末。
パタヤではご法度のステージ上でのスマホいじりもあったりする。
あまりにも置屋っぽくてげんなりするが、そういうものだと思うしかない。
アイスコーヒーが100
レディドリンク300
バーファイン2500
まとめ
連れ出し目的でバーホッピングするなら、午前中にクラークトンホテル横の韓国系置屋ゴーゴーからスタートするのがいいだろう。
そこでだめなら、東へ向かって攻めていく。
クラークトンホテルからフェニックスホテル近辺までは歩ける距離だが、ジープニーを使ってもいい。時間節約になる。
プリメタでも昼過ぎにはオープンするバーが多いんで、さらなるバーホッピングが可能。
ただ、わたしが求めるのは、だらだらと夜にビールを飲むこと。
バーファインはそのついでというスタイルだ。
プリメタのファラン向けバーは酒代がとにかく安い。
一部のバーでは、バーファインが2000を維持しているのもうれしい。
やさぐれた雰囲気の中でだらだら飲んであとはノリでバーファインする。こういう遊び方をしたい人はプリメタへどうぞ。
プリメタのホテル
綺麗な部屋がいいのなら、レッドプラネットで決まり。
狭いけれど、清潔で機能的な部屋だ。
フレンドシップ寄りの立地のため、クラークトンホテル横の韓国系バーへ行きやすい。
関連記事:【アンヘレスのホテル】レッド プラネット アンヘレス シティ (Red Planet Angeles City)宿泊レポート。部屋は狭いが清潔。
ルミアパテルは価格が安くて部屋も快適だ。
ただ、少し奥まったところにあるため、周囲はかなり暗い。
関連記事:【アンヘレス・プリメタのホテル】ルミ アパテル ホテル (Rumi Apartelle Hotel)宿泊レポート
ブーメランホテルも快適。喫煙派にはバルコニー付きなのがうれしい。
通称三軒茶屋のすぐ近くにあって、やさぐれゴーゴー郡も近い。
使えるホテルだ。
関連記事:アンヘレス・プリメタ地区のおすすめホテル、ブーメラン ホテル (Boomerang Hotel)宿泊レポート
個人的にはフェニックスホテルが気に入っている。
今回も2泊した。
部屋は古臭いし、少々かび臭くもあるが、妙に落ち着く。
ホテルの敷地を出て、15秒もあればゴーゴーへ入れるのも魅力的。
関連記事:アンヘレス・プリメタ、フェニックスホテルでプチ沈没生活。食事から夜遊びまで。
ウォーキングストリート近辺のホテルに比べると、プリメタのホテルは割安。
立地が悪いぶん価格も安くなる。
ただジープニーでの移動になれるとそれほど立地は問題なくなる。
また、プリメタをメインで遊ぶつもりだったら、わざわざウォーキングストリートのホテルに泊まる必要もないだろう。
アンヘレス滞在が4,5日あるなら、半分をプリメタ宿泊にあててみるのもおもしろいと思う。