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フィリピン入国最新体験記(2023年7月)、eTravelと水際対策

投稿日:

2023年7月。
約1年ぶりにフィリピン入国してきた。
2022年8月以来だ。
今回は、バンコクを出発してクラーク空港でのフィリピン入国となる。
詳細な搭乗記や旅行記はいずれ書くとして、ここでは、フィリピン入国に必要な手続きと実際の流れについてまとめておく。
面倒な事前登録があったり、機内マスク着用があったりと、完全に元通りになったわけではないものの、フィリピン入国は楽勝だった。

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フィリピン入国に必要なeTravel

2023年7月時点のフィリピン入国要件。

・完全なワクチン接種済みであれば出発前の検査は免除。未接種者は出発前24時間以内に抗原検査を受ける。
・eTravel フィリピンワンストップ電子渡航申告システム

ワクチン接種済みであれ、未接種であれ、eTravelへの事前登録は必要。
また、ワクチン接種証明書の携帯することとなっている。

日本は2023年4月29日で水際対策を撤廃したが、フィリピンではいまだにワクチン接種ないし陰性証明書の携帯といった水際対策が続いている状態だ。
後述するように、実際にはほぼ形骸化しているが。

渡航申告システムはころころ変わったが、現在はeTravelに落ち着いている。
というわけで、まずはeTravelから。
出発72時間から登録可能とのこと。
わたしは出発前日にさくっと登録した。

https://etravel.gov.ph/

非フィリピン国籍の外国人は、フィリピン入国の登録が必要。出国登録は必要ない。

登録は全部で6ステップ。
すべて英語だけど、それほど難しくはないかと。たまにフィリピン英語というか、あまり使わない表現も出てくる。
微妙に面倒くさい。

フィリピン到着時の目的地登録は、宿泊予定のホテルを入力すればいい。
ホテル名の検索が可能で、住所などは自動で表示される。
連絡先もホテルの電話番号でいいかと。
正直、入力はかなりテキトーでよさそうな感じだ。

Health Declarationでは、ワクチン接種の有無や健康状態を聞かれる。

ワクチン接種済みでも、ワクチン接種証明書のアップロードは必要ない。
Yesの項目にチェックを入れるだけでいい。

Step6まで入力が終わると、申請は終了。

おめでとうございます。

それから、このような緑画面のQRコードが表示される。(ワクチン未接種で登録すると赤色画面とのこと)

このQRコードをダウンロードすることもできるし、そのままスクショで保存しておくこと。
登録したメールアドレス宛にも送付されるので、あとで表示させることもできる。

以上でeTravelの登録は完了。

記事用にスクリーンショットを取りつつ、ゆっくり進めたこともあって、全部で15分ほどかかった。
さくっとやれば5分くらいでできそう。

もし出発当日までに登録していなくとも、空港に着いてからやっても間に合う。
(なお、フィリピン出国時には外国人のeTravel登録は不要)

フィリピン行きフライトのチェックイン

今回は、バンコク・スワンナプーム空港からセブパシフィック航空のフライトでフィリピン・クラーク空港へ向かう。

スワンナプーム空港のセブパシフィック航空のチェックインカウンター。
乗客の大半はフィリピン人のようだ。

チェックイン時の必要書類
・パスポート
・リターンチケット(フィリピンを出国する航空券のこと)
・eTravelのQRコード

これから搭乗するフライトのEチケットなどは特に必要ない。パスポートから情報を引き出せる。
フィリピンからどこかの国へ行くフライトの航空券は必須だ。必ずしも帰国フライトでなくともいい。英語で記載された旅程表を提示すればオッケー。スマホの画面で問題なし。
ただし、ビザあり入国の場合は帰国用航空券は不要とのこと。ビザ無し入国では帰国航空券が必要。

eTravelのQRコードはスクリーンショットで問題なし。ただ見せるだけでいい。
eTravel未登録の人は、おそらく搭乗不可。でも、その場で登録すればいいだけのこと。ただ、スマホやノートパソコンがないとアウトかもしれない。
面倒なトラブルを避けるためにも、出発前日には必ず登録していおこう。

ワクチン接種証明書の確認はなかったが、もしものことがあるので、海外渡航用のワクチンパスポートは持っておいたほうが無難だろう。ルール上はワクチン接種証明書の携行が義務付けられている。

フライト搭乗にはマスク着用

搭乗ゲートでは何もチェックはない。
ただ、「PLEASE WEAR MASK」との注意書きがしてあった。

機内に入る際には、マスクが配られた。

着用を強制されるわけではないようだが、ほとんどの乗客はマスクを着用。
一部乗客はマスクを着用せずに過ごしていた。

離陸後には、フィリピン税関申告書が配布された。

eTravelとは別物で、税関で提出するものだ。

記入項目が多くて、これまたけっこう面倒くさい。
でも必要なのでさくっと書いていく。

フィリピン入国

今回はクラーク空港でのフィリピン入国となる。
手順はマニラ空港(NAIA)とは異なる可能性あり。

クラーク空港はターミナルビルが完全に新しいものとなっており、新クラーク空港とも呼ばれている。

降機後は、案内板に沿って進んでいく。1本道なので迷うことはない。

E-TRAVEL QR CODEを用意せよという案内。

登録用のPC端末も用意してあるが、誰も使っていない。

搭乗チェックイン時にQRコードの確認をされるわけで、到着時に登録する人はいなさそう。

赤画面のQRコードに人はこちらへという案内もあった。
なにやら書類確認があるらしい。

緑画面のQRコードに関しては、完全ノーチェックだった。
画面を確認されることすらなかった。
ワクチン接種証明書を提示することもない。
ということは、ワクチン未接種の赤色画面でもあっても、しれっと進めば、誰にもバレないということになるが。まあいちおう公的な登録システムなので、正確に申告しておきましょう。

eTravelの確認はないまま、パスポートコントロールへ進む。

入国審査に必要な書類
・パスポート
・搭乗券

帰国用航空券の提示は不要だった。
eTravelのQRコードの提示も不要。
機内で記入した税関申告書もいちおう添えて提出したが何もチェックされず。

質問は、フィリピン滞在日数のみ。ハウメニーデイズ?と聞かれただけ。
一瞬で入国審査は完了して、スタンプを押してもらえる。

これにて無事にフィリピン入国。
降機からここまで15分ほど。

次にバゲージクレームへ。

Arrivalと表示されたところが税関。
緑色レーンは無人で通過できないので、赤色の友人レーンへ。
ここで、機内で記入した税関申告書が回収される。完全ノーチェクだった。

あっさりと新クラーク空港ターミナルビルの到着ロビーへ。

綺麗な空港だ。

これにて約1年ぶりのフィリピン入国はすべて終了。

まとめ

今回はバンコク発クラーク行きフライトでのフィリピン入国という、日本人にはちょっと特殊な例だった。
日本人旅行者は日本を出発してマニラでフィリピン入国する人が大半だろう。
おそらくはほぼ同じような運用方法だとは思う。
日本の空港でのチェックイン時には当然日本語が通用するわけで言葉の問題はない。
フィリピン入国時にも会話はほとんどない。ハウメニーデイズとかハウロングが聞き取れればいい。
少々面倒なのは、事前のeTravel登録のみだ。
フィリピンは水際対策を継続しているものの、実際に体験してみたところ、ほぼ形骸化しているように感じた。
それこそテキトーにeTravelを登録しておけば、あとはすり抜け可能かもしれない。
とはいえ、ルール上は、ワクチン接種証明書あるいは陰性証明書は必要となっている。
運用方法の変更などは日常茶飯事だ。突然厳しくなる可能性も多いにある。
きちんとeTravelを登録しておき、ワクチン接種証明書は携行しておけば、何の問題もない。
フィリピン入国は楽勝だ。

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