ソイブッカオの北側、クランク状になったコーナーに建つのが、R-コン レジデンス (R-Con Residence)だ。
この一角はRコングループの牙城のような地域で、ホテルやバーが多い。
立地条件は良好で、短期滞在から長期滞在まで便利に過ごせる場所にある。
実際にRコンレジデンスに宿泊したのは今回が初めて。
部屋は少し古くなっているが、けっこう広くて快適だった。
(2025年1月:営業中)
目次
広告
R-コン レジデンス (R-Con Residence)
レストラン脇から中に入ると、レセプションとロビー。
駐車場と駐輪場は裏手のソイ19側から入る。
バイクはたっぷり駐輪可能。車の台数はさすがに限られている。
駐車場側からもホテル建物内に出入り可能。
昼間はオープンになっているが、夜間はオートロックになるようだ。(実際はずっと開いていたが。)
この出入り口のすぐ横がエレベーターとなっている。
レセプション
チェックインはスムーズ。デポジット500B。
鍵を渡され、自力で部屋へ。
エレベーターあり。
予約したのはスーペリアルーム。
部屋は7階の最上階だった。
スーペリアルーム内部
電気はカードを挿すと通電するタイプ。
が、鍵とカードが分離可能なため、常時通電可能。
部屋は広め。
Agoda情報によると、40平米とのこと。たしかにバルコニーを含めればそれくらいはありそう。
ベッドの両脇にサイドテーブルと電気スタンド。
テーブルと椅子が多い。
灰皿が置いてあり、室内喫煙可能だった。
テレビはブラウン管タイプでチャンネルはごく普通のケーブルテレビ。冷蔵庫は空っぽ。無料の水2本は洗面所に置いてある。
クローゼット内にセーフティボックスなし。
レセプションにセーフティボックスがある。
エアコンは埋込み型。
効き目はばっちりだが、調整は壁掛けのコントローラーのみ。
バルコニー
まずまず広いが、椅子とテーブルは無し。
特に何が見えるわけではないけれど、そこそこ気持ちのいい眺め。青い空がしっかり拝めるのはいいよね。
浴室
ちょっと変わった作りになっている。
奥に見えるドア内が、シャワーとトイレが一緒になったブース。ここは狭め。
シャワーは電気式だが、湯温と水圧は問題なし。きっちりとドアを閉めれば、洗面台が濡れることはない。もちろん、トイレの床はずぶ濡れとなるが。
手前側が洗面台とキッチン。
アメニティは、石鹸とシャンプー。
キッチンといってもただの流し台に過ぎず、調理器具は無し。
長期滞在で惣菜を買い込んで自室で食べる時には便利。
Wi-Fi無料
レセプションでパスワードをもらう。
ブラウザを開いてログインするタイプだ。ややつながりにくい。
一度繋がると、速度はまずまず。
ジョイナーフィー無料
JF無料。
本来はIDカード預けを推奨しているようだが、裏手の駐車場から直接建物内へ入ると、チェックはスルーできる。
タイ人宿泊者も多く、そもそもチェックは緩め。
館内設備
1階にレストラン&バーあり。ホテル内から直接出入り可能。
ホテル側のほうが落ち着いた雰囲気だ。
奥にはビリヤード台もある。
ソイブッカオ沿いのカウンター席でダラダラ過ごすファラン多し。
おそらく24時間営業。
ブレックファーストはかなりのボリュームで120バーツ。
関連記事:R-con Barのイングリッシュブレックファースト120バーツ
スイミングプールは近所の姉妹ホテルのものを利用する。
RコンアットサイアムとRコンブルーオーシャンだ。どちらも午前8時から午後8時まで。
これは、Rコンアットサイアムのプール。狭い。リゾート感は皆無です。
関連記事:R コン ホテル アット サイアム (R-Con Hotel @ Siam)宿泊レポート@ソイブッカオ
Rコンブルーオーシャンはソイブッカオの南側にあり、かなり遠い。ここはスイミングプールのすぐ隣が2階建てバービア群となっていて、ちょっとおもしろいかも。
レセプション脇に代理店があり、タクシー手配可能。
ドンムアン空港まで1500バーツ、スワンナプーム空港まで1100バーツ、バンコク市内1500バーツなど。
地図と周辺施設
地図
ソイで言うなら、ソイテンモー入口となる。
ソイテンモー
1階にファミリーマート。さらに近所にはセブンイレブンもあり。コンビニ天国。
ソイテンモーには、安くておいしいチムチュム屋。
ソイブッカオ常設市場までは徒歩1分くらい。
関連記事:【新版】ソイブッカオ常設市場のぶっかけ飯
隣のソイ19入口セブン前にあるイサーン料理屋台はおすすめ。焼き物とナムトックムーがうまい。
関連記事:ソイブッカオ市場前のイサーン料理屋台がうまい。ガイヤーン、ナムトックムー、ラーブ!
日曜日はホテル近くにあるマーキーズのサンデーローストがいい。
関連記事:パタヤの日曜日は、Marqueeでサンデーローストを。フィッシュアンドチップスもあるよ。どれでも100B!
ローカルタイ料理からファラン飯まで食べるところには困らない。
LKメトロまでは徒歩圏内だが、ソンテウを使うと2,3分で行ける。
ウォーキングストリートへは、同じくソンテウに乗って10分から15分くらい。
パタヤカン(セントラルパタヤロード)までも徒歩圏内。パタヤカン沿いには日本カラオケや日本料理屋が多い。
ウォーキングストリートだけで遊びたい人には少々面倒くさいかもしれないが、少しパタヤに慣れてきた人なら昼も夜も満喫できる立地だ。
あと、7階の部屋だったせいか、夜はとても静か。
ソイブッカオ沿いの低層階は深夜2時くらいまではちょっとうるさいかも。
宿泊料金と予約先
宿泊したのはローシーズン。スーペリアルームが2,370円。720バーツほど。
閑散期にはプロモーション大幅割引を実施。
スタンダードルームならウォークイン価格600バーツ。
マンスリーだとさらに安い。1ヶ月で8500バーツ。
電気水道代別。電気代が1ユニット10バーツ。水道代が1ユニット37バーツ。電気代がやや高めの設定。エアコンを使いまくっていると3000バーツ越えしそう。
掃除とリネン類の交換は週に2回。
(デイリー利用やホテル予約サイトを通した場合は、もちろん毎日交換。電気代水道代も込み。)
スタンダードルームの広さなどは不明だが、トータル1万バーツ以下でホテル暮らしができるのは、なかなか良さそう。
ハイシーズンはさすがにこれより高くなる。
今調べてみると、12月後半でもスーペリアルームが850バーツ。
ホテル価格が軒並み高騰する時期でこの価格帯なら利用価値は高いと思う。
(2025年1月追記)
パンデミック中は激安価格てマンスリープランを提供していた。
その後は通常通りにホテルとしても営業。
ただ最近はホテル予約を取りやめているもよう。
まとめ
部屋も浴室も、やや古くなってきているが、綺麗に保たれていると思う。椅子とテーブルも充実している。一人なら十分すぎる広さだし、二人でも窮屈せずにすみそうだ。
大型ホテルだが、館内はわりと静か。
スイミングプールもジムもないが、ソイブッカオのごみごみしたエリアにリゾート感を求めてもしょうがない。
長期滞在向けだが、短期の人でも問題なし。
あとは周囲のホテルとの価格差で決めればいいと思う。
同じRコングループなら、Rコンアットサイアムのほうが、窓が大きくて開放的でいいかも。
⇒R コン ホテル アット サイアム (R-Con Hotel @ Siam)宿泊レポート@ソイブッカオ
この近所でさらに安く泊まりたいなら、Dアパートメントがおすすめ。
⇒屋上プール付きでコスパ上々、立地良し。Dアパートメントパタヤ (D Apartment Pattaya)宿泊レポート。
より綺麗でバスタブ付きの部屋ならDホテルがいい。
⇒ソイブッカオの新築ホテル紹介。屋上プールが見晴らし最高のDホテルと、アットホームなBAAN BUAKHAO。
広告