日本から上海を経由してバンコク・スワンナプーム空港へのフライトの到着が夜の10時半の予定だった。
パタヤ行きバスはすでに終了しており、この時間からパタヤへ行くにはタクシーを利用するしかない。
そこで事前に送迎タクシーを手配しておいた。
今回ははじめての利用となるKlookの空港送迎サービスだ。
はじめからわかっていたけれど、事前予約も空港での待ち合わせも送迎もスムーズでまったく問題なかった。
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Klookのスワンナプーム国際空港送迎サービス
一昔前は考えられなかったが、現在はネットで簡単に送迎サービスを予約できるようになった。
本当に楽な時代になったものだ。
いくつもある旅行代理店の中でも今回はKlookを使う。
以前は友人の代理で、KKdayという会社で空港送迎サービスを手配したことがある。
関連記事:スワンナプーム・ドンムアン空港からパタヤへは、KKdayのチャータータクシーが安くて便利。日本語予約、クレジットカード決済。
また、パタヤを拠点としたMr.Tというタクシーサービスを使うことも多い。
関連記事:スワンナプーム空港-パタヤ間の移動はMr.Tタクシーで、全込み1200バーツ
今回はKlookだ。
登録はメールアドレスを入力するだけ。はじめ方は簡単だ。
もちろん日本語完全対応だ。
スワンナプーム空港送迎サービスで検索する。

行き先候補が表示されているので、パタヤを選ぶ。
ピックアップ希望日時を指定。時間指定は、のちほどフライト情報を入力することで自動的に変更可能だ。
価格表示は、日本円でもタイバーツでも可能。
同種の送迎タクシーと価格比較しやすいよう、ここではバーツ表示にしておく。
最終的には日本円でクレジットカード決済する。
今回は一人利用なので、エコノミーセダン4人乗りにする。これが一番安い車種だ。

いくつか業者が表示される。
最安料金は1139バーツ。
最安値のBlue Starという業者にしよう。
即時予約、無料待機時間、お出迎えサービス、高速道路などと書いてある。まあどの業者も同じだ。
パタヤまでの高速道路代も価格に含まれている。
業者を決定すると、ピックアップ用フライト情報を聞いてくる。
中国東方航空(上海航空)の上海発バンコク行きMU8613便で、便名を入力すると、自動的に到着時間が表示されるシステムだ。
21時25分到着予定のフライトである。

ドライバーはフライト到着時刻に合わせて、待機する。
無料待機時間は最大2時間まで。今回の場合だと0時25分までは無料で待機してもらえる。もしフライト遅延があった場合は、ドライバーによっては延長可能で、1時間あたり200バーツの超過料金がかかるとのこと。
フライト情報からピックアップ時間を指定するのではなく、あえて遅めの時間を指定することもできるみたい。
本当にフライトが遅延したり、入国審査と荷物受け取りに時間がかかると、ピックアップ時間に遅れる可能性があるんで、少し遅めに予約してもいいかもしれない。
ただ、少しくらい遅延したところで2時間もあれば、十分に間に合うとは思うが。
また、フライトがキャンセルされたりで旅行自体が中止になった場合は、ピックアップの24時間前まではキャンセル無料なのはありがたい。
次に、お客さま情報も登録する。

パスポート情報などは不要だ。簡単に登録できる。
電話番号はタイのものでも日本のものでも大丈夫。

登録を終えて、決済。
PayPay、PayPal、クレジットカードが利用可能。
最終的な日本円での決済額は5,511円となった。
タイバーツだと1,139バーツで、これをKlookが定めるレートで円に変換しているものと思われる。
1139バーツは、パタヤで有名な送迎サービスのMr.Tの1200バーツよりも少し安い。しかもクレジットカード払いできる。
タイに到着したばかりでタイバーツの持ち合わせが少なくてもなんとかなる。
予約が完了すると、ドライバーの確定など手配を行う。
ドライバーが決定すると、Klookより連絡あり。
また、当日に提示するバウチャーも登録メールアドレス宛に送られてくる。
このバウチャーは、印刷しておくか、スマホにPDF保存もしくはスクショ保存しておきましょう。
当日の利用レポート
スワンナプーム空港でのピックアップ情報は、予約確定時に案内があった。

待ち合わせ場所は、スワンナプーム空港2階到着ホールの3番ゲート付近だ。
待ち合わせポイントでオペレーターの会社名が書かれたKlookのサインボードを探せとなっている。
写真付き解説もあり。

まあ、行けばわかるでしょう。
で、当日。
関空から上海で乗り継いでスワンナプーム空港に到着。

関連記事:中国便は本当にキャンセルされているのか? 中国東方航空の上海乗り継ぎでバンコクへ
上海からのフライトにディレイはほぼなかった。
それでも、入国審査と税関を抜けて、到着ホールに出たのは23時8分のこと。

到着予定時刻からは30分以上経過している。
でも時間的にはまだまだ余裕あり。
待ち合わせの前に、1階に降りて外でタバコを吸ったりと用事を済ませる。
23時28分頃、また2階に戻る。
指定された3番ゲート前へ向かう。
タイ入国後すぐに向かうならば、税関を抜けて右手へ進めばいいだけ。同じフロアなので迷うことはない。

すると、フェンス沿いにピックアップ用のサインボードが大量に貼り出されている。
この中から、Klookのものを探す。

同じKlookといっても、業者はいくつもある。
今回使うのは、Blue Starという業者だ。
エスカレーター前にKlook Blue Starのロゴマークがあり、その下には自分の名前が手書きされたボードを見つけた。

たしかに3番ゲートのすぐ目の前だ。

裏手にはLAWSONがある。
ボードの前には係員が立っていて、自分の名前が書かれたボードを指し示す。
バウチャーを見せてほしいと言われるので、スマホにスクショ保存していたバウチャーを提示する。
係員はそのバウチャーは撮影して、はいオッケー。これからドライバーを呼び出して、車と合流するから、ちょっと待っていてと。
2,3分待ったところで、ドライバーとやり取りを終えて、合流地点へ係員と一緒に移動する。
エスカレータを登って4階へ移動だ。

4階の出発フロアから外へ出る。
通常は、旅行者を空港まで送ってきた車両が一時停車するレーンだ。
ターミナルビル入口前ではずっと駐車はできないため、近くで待機していたドライバーがやって来る形となっている。
少し待ったところで、車が到着。

2階3番ゲート前で自分の名前を発見してから、10分足らずに車に乗れた。
まあ悪くはないかと。
細かい車種はわからないけれど、ハッチバックタイプのセダンだった。一人で乗るにはオーバーサイズなほど。
快適だ。
車に乗り込んだところで、ドライバーと目的地について話をする。
予約時点では、パタヤまでとしか指定していない。というか、細かい送迎場所を指定する項目がなかった。
ドライバーに、パタヤで自分の住んでいるソイの名前と建物名を告げる。ドライバーはスマホの地図に打ち込んで、ナビを開始。
これで問題なし。
一般旅行者であれば、ホテル名を告げるだけでいい。細かい住所やソイ名などはいらないだろうし、初心者だとわかるはずもないんで。

23時43分、スワンナプーム空港を出発。
深夜のため、道路は空いている。
高速道路もすいすい進む。もちろん高速道路代も料金に含まれており、客側が払う必要はない。
今回のドライバーは若い男性だったが、とても丁寧な運転だ。爆走するわけではないが、ゆっくりでもない。
ちょうどいい塩梅のドライビングである。

暗くてさっぱりわからないが、午前1時頃には、パタヤの高速道路出口からスクンビット通りへ。
あと10分ほどでパタヤの自宅に到着。
スワンナプーム空港からパタヤまでの所要時間は1時間25分だった。
やっぱり送迎サービスは楽でいい。
最後に、ドライバーにチップを。
別にチップは要求されていないけれど、空港でちょっと長めの待機を強いたし、道中は快適な運転で気分が良かったこともあり、200バーツを渡す。ドライバーはかなり喜んでいた。たぶん、普段はチップを渡す人は少ないのかもしれない。繰り返すが、チップは好きにすればいい。
まとめ
基本的に、空港送迎サービスの中身は、どこも同じ。
空港2階到着ロビーで待ち合わせて、ドライバーと合流して、そのままパタヤまで送ってもらう。少人数であれば、車は一般的なセダン車がほとんどだ。
高速道路代も込みだし、追加料金はいらない。
今回のKlookは1153バーツだった。シーズンによって変動するようで、年末年始は少し高くなるみたい。
Mr.Tは、1200バーツ。
探せば1000バーツで請け負うサービスも見つかるだろう。
KLOOKのいいところは、予約が簡単で、クレジットカード払いができること。到着24時間前までは無料キャンセル可能なこと。待ち合わせが比較的簡単なこと。
気になる人はKlookを使ってみましょう。
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