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タイ国内情勢

タイ 仏教の祝日の禁酒日を見直し、ナイトライフ娯楽施設も営業可能へ

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タイでは禁酒日というものがある。
仏教の重要な祝日や選挙投票日はアルコール類の販売が禁止される。コンビニやスーパーでは酒コーナーが閉鎖され、レストランはソフトドリンクの提供のみで営業。酒の提供を主とする娯楽施設は営業すらできない。
また、普段でも酒の販売時間は制限されており、午前11時から午後2時と午後5時から12時までに限定されている。
このようなアルコール規制が外国人観光客の戸惑いと驚きも招くことになっている。
せっかく南国タイに遊びに来たのに酒は買えないしバーも閉まっていると驚き落胆する。
観光業界からの要請を受けて、タイの首相が、アルコール類販売禁止措置の見直しを命じた。

関連記事:禁酒日開始のパタヤとタイのアルコール類販売禁止措置見直し

これにより外国人観光客のさらなる誘致をはかる狙いがある。
そして政府による見直しの結果が出た。

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禁酒日でもナイトライフ娯楽施設は営業可能へ

火曜日に政府の酒類管理委員会が開かれた。ここで首相の見直し命令を検討した結果、一部エリアに限定して販売を許可するよう承認したという。
5つある主要な仏教の祝日では、国際空港、ナイトライフ娯楽施設、ホテル、観光地、国家行事会場などの一部の場所に限定して、酒類販売が認められる。
委員会の議長である副首相によれば、5月11日のウィサカブーチャから施行される可能性があるとのこと。
委員会で承認された提案は、15日間の公聴会ののち、首相の承認を得ることになる。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2972716/thailand-proposes-limited-alcohol-sales-on-buddhist-holidays

情報は以上。

この内容をみるかぎり、仏日における禁酒措置の解除は、ほぼ確定事項のように思える。
タイ全国的な禁酒解除ではなくて、一部エリアに限定される。
具体的な場所は明かされていないが、主に外国人観光客を相手にしているエリアということになるのは必定。
バンコクのシーロム地区、パタヤ、プーケット、サムイ島、チェンマイなどが対象となるはずだ。
娯楽施設の午前4時閉店が認められるエリアとほぼ同じになりそうな気がする。
禁酒免除措置は、ナイトライフ娯楽施設も含まれるとのことなので、たとえばパタヤ中心部のバーやクラブは営業できることになる。
国際空港に関しては、もともと制限エリア内のラウンジなどでは禁酒日においても酒を提供していたものだ。大きなホテルでも敷地内ラウンジでは酒が飲める。
やはり、今回の目玉はナイトライフ娯楽施設の営業となろう。
禁酒日でもパタヤで遊べるようになる日は近そうだ。

2025年の仏教の祝日による禁酒日
2月12日 マカブーチャ
5月11日 ウィサカブーチャ
7月10日 アサラハブーチャ
7月11日 カオパンサー
10月7日 オークパンサー

2月12日は実際に禁酒日となっていた。他にもパタヤでは選挙による禁酒日があった。
次の禁酒日は5月11日。ウィサカブーチャだ。
副首相の声明では、このウィサカブーチャから禁酒措置が一部エリアにおいて解除されることになるだろうとのこと。

正式決定はまだ少し先。公聴会を開いたのちに、首相が承認すれば最終決定となる。
3月中には決定が下りそうだが、しばらくは状況を見ておこう。

タイ旅行、特にナイトライフ娯楽施設を楽しみにしている人にとっては朗報といえる。
何も知らずに禁酒のパタヤを訪れて、バー街が真っ暗になっているのに遭遇すると驚くとともに落胆するはめになるが、そのようなこともなくなる。
禁酒日のことを事前に調べておき、カレンダーとにらめっこして旅行日程を決めたりする必要もなくなる。
あとは正式決定と詳細発表を待つべし。

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