かねてより検討されていた娯楽施設の営業時間延長が決定した。
11月3日に、首相府にてセター首相をはじめ、アヌティン内務大臣や各県知事や関連省庁が参加した会議が開催され、一部の県において娯楽施設の営業は午前4時まで許可する措置が決定された。
対象となるのは、バンコク都、チョンブリ県、プーケット県、チェンマイ県となる。
開始は12月15日より。
あくまで一時的な措置であり、期間限定の試験運用となる。
タイ全土のすべての県で適用になるわけではない。
バンコク、チョンブリ、プーケット、チェンマイのみだ。また、それぞれの都県のすべてのエリアで午前4時までの営業が認められるわけでもない。
それぞれの都県のなかの一部エリアで適用される。
試験運用期間と適用ゾーンについては、これから内務省で決定していくとのことだ。
また、試験運用の結果を見てから、他のエリアに拡大するかどうかを検討する。
参照:https://www.nationthailand.com/thailand/policies/40032512
当初は、午前4時閉店にするか、それとも24時間営業可能にするという意見も出ていたが、やはり午前4時閉店になった。
また、先週の内務大臣の発言では、試験運用エリアとして、バンコクとプーケットとチェンマイの3都県が挙げられていたが、当然というべきか、チョンブリも加わった。チョンブリ県にはパタヤがある。
現在の娯楽施設の閉店時間は原則として午前0時だが、エリアによって異なり、午前1時ないし2時まで営業できる。
バンコクのナナエリア、プーケットのバングラエリア、パタヤのウォーキングストリートでは午前2時閉店ということになっているが、実際にはもう少し遅くまて営業していることが多い。
パタヤのウォーキングストリートでは、閉店時間は午前3時となっている店が多い。
12月15日から午前4時閉店の対象となるエリアはまだ決定していない。
特に外国人観光客が多いエリアで実施されるはずだ。
おおよそ以下のエリアは午前4時閉店となりそう。
バンコク:ナナからアソークンあたりのスクンビットエリア、パッポンのあるシーロムエリア
プーケット:バングラ通りのあるパトンビーチエリア
チョンブリ:パタヤ
チェンマイ:旧市街とロイクロー通りあたり
バンコクはもっと他のエリアにも適用されるかも。
パタヤでは、パタヤ市全域ではなく、ビーチロードからサードロードにかけてのエリアに限定されるかもしれない。
チェンマイでも午前4時閉店とするかなあいうのが正直な感想だ。
現地を訪問してみても、午前4時まで営業しそうな雰囲気はあまりない。外国人向けよりもローカル向けの施設のほうが客が集まりそうだ。
もうしばらくすると詳細が発表があるだろう。
最終承認を待つ必要はあるけれど、パタヤの娯楽施設の午前4時閉店は決定とみていい。
今年の年末年始は午前4時まで遊ぶことができる。
これまでの通例でいえば、午前4時できっちり閉店することはないだろう。なし崩し的に午前5時くらいまでは営業しそうだ。
リアルに眠らない街となる。
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