タイ国内情勢

保健省が帰国タイ人のタイランドパス撤廃を提案、エンデミックサンドボックス導入

投稿日:

5月1日のタイ入国制限が大幅に緩和された。
Test&Goが終了し、検査も隔離も不要となった。
次に求められるのがタイランドパスの撤廃だ。
そして国内の規制緩和も求められる。
ここ2日ほどの動きをまとめておく。

広告



バンコクで娯楽施設再開とマスク非着用を検討

バンコクポストの報道から。

プラユット首相は来年にタイを訪れる外国人観光客は2,000万人まで回復すると期待していると述べた。
2019年の外国人観光客が約4,000万人だった。来年には2019年の半分にまで回復するとみていることになる。
外国人観光客の入国に際して300バーツの観光料を課す計画はまだ実施されておらず、さらなる議論が行われるとのこと。
予定では8月から9月になるとみられているが、まだ決定ではない。

バンコク都保健局では規制緩和を検討中とのこと。
もうすぐ特定の公共の場のマスク非着用が許可され、厳格な感染対策規則に従いさらに多くのナイトライフ娯楽施設の再開が許可されるだろうとしている。

ソース:https://www.bangkokpost.com/business/2304246/prayut-predicts-tourism-will-be-50-restored-by-next-year

なお、5月1日タイ開国後の観光客の数についてはこちらにまとめてある。
関連記事:タイ開国後のタイ入国者と外国人観光客の数、日本はトップ10入りならず

1日あたり2万人ほどが到着している。

エンデミック宣言とエンデミックサンドボックス

続いては、アヌティン副首相兼保健大臣のコメント。

まず、保健省と運輸省と観光スポーツ省に対して、パンデミックからエンデミックへ移行に向けて準備するよう指示を出したという。

ソンクラン明けの2週間で新規感染者は減少を続けており、タイでエンデミック宣言する準備をしている。
いくつかの県では、「エンデミックサンドボックス」プログラム開始に向けた準備ができている。
施設や公園や公共交通機関での規制措置を緩和する。
このプログラムは、日常生活への影響を最小限に抑えつつ、エンデミックへの移行をできるだけスムーズにするためのものだ。

ソース:https://www.nationthailand.com/in-focus/40015254

タイではエンデミック宣言へ向けた計画を実施中だ。
CCSAが承認したエンデミック化計画では、7月1日にポストパンデミックを迎えることになっている。
アヌティン大臣はエンデミック宣言の具体的な日については言及を避けているものの、エンデミック化への動きはたしかに進んでいるようだ。

そして、「エンデミックサンドボックス」なる新しい造語が出てきた。
先にバンコク保健局が娯楽施設再開と公共の場でのマスク非着用を認めるよう検討中という内容と、このエンデミックサンドボックスは連動しているように思える。

タイ全土でエンデミック宣言する前に、一部エリアでエンデミックに向けた規制緩和措置を導入しておき、スムーズにエンデミック化を実現しようという試みということだろう。
その一部エリアが、エンデミックサンドボックスとなる。
ちなみに、5月1日にタイ入国制度としてのサンドボックスはTest&Goとともに廃止されている。
今ではゾーニングとしてのブルーゾーンにかろうじてサンドボックスという呼称が残っているだけ。

エンデミックサンドボックスにチョンブリ・パタヤが含まれるかはわからない。
すでにパタヤでは普通に娯楽施設が営業しているし、夜間のマスク着用率はかなり低い。
ただ、コンビニやスーパーはマスク着用必須。
公園や遊歩道でもマスク着用義務は残っている。
罰則規定もあるにはあるが、実質的に機能はしていない。

タイランドパス廃止提案

さらにアヌティン保健大臣の発言は続く。
アヌティン保健大臣は、タイ人帰国者のタイランドパス廃止をCCSAに提案する予定だという。
まずタイ人帰国者はタイランドパス登録を不要にし、のちに外国人旅行者にもタイランドパス廃止を適用していく方針のようだ。
保健省では感染状況を監視し続け、エンデミック宣言へ向けた準備としてさらに多くの制限が緩和されるだろうとしている。

ソース:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2305234/anutin-favours-ending-thailand-pass-for-thai-returnees

タイランドパス廃止へ向けて提案はこれまでも観光スポーツ省などから出されていた。
実際にCCSA本会議に提案するのは保健省の役割のようで、今回はその保健大臣が提案すると述べている。
ただ、まず帰国タイ人からタイランドパスを撤廃するというのは初耳だ。
そのあとで外国人旅行者にもタイランドパス廃止していくとのことだが、なんだか奇妙な感じもする。
タイランドパス撤廃の具体的な開始時期は不明だし、CCSA本会議がいつ開催されるかもまだ明らかになっていない。
6月1日までのタイランドパス撤廃は有力視されているものの、まだはっきりしない。何も決定はしていない。
でも、タイランドパス廃止は既定路線だ。
是非とも早く実現してほしい。

広告

-タイ国内情勢

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2022 All Rights Reserved Powered by STINGER.