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タイ国内情勢

チョンブリ県感染状況とワクチン接種率とパタヤ開放

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タイは開国ムードが高まっている。
11月1日には低リスク国からの隔離免除入国を認める方針だ。
また、11月1日にはバンコクやパタヤなどの開放も予定。
重要となってくるのが感染状況とワクチン接種率となる。
タイ全国の状況とあわせて、パタヤのあるチョンブリ県の状況を見ておく。

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チョンブリ県感染状況

10月17日発表のチョンブリ県感染状況レポート。

新規感染者は389人。
一日あたりの新規感染者が400人を下回ったのは、6月12日以来初だ。
8月の一番多い時期は一日あたり1,600人を記録していたが、大幅に下がってきた。

累計感染者は96,634人。
回復済みは87,947人(+648)。現在治療中は8,012人。
死者累計は675人(+3)

地区別では、ムアン地区が68人、シラチャーが107人、バンラムン(パタヤ)が69人の新規感染者となっている。

全体的に大きく減少しているものの、工場や建設現場労働者キャンプではクラスター発生が続いている。
シラチャーの三菱自動車では、本日の発表では5人の新規感染者。
県による閉鎖命令もまだまだ出ている状況だ。
クラスター以外の感染経路では、家庭内が大半だ。本日発表のデータでは166人が家族間で感染している。

なお、本日10月17日発表のタイ全国の新規感染者は、10,863人。
県別では、バンコクが一番多くて1,065人。
次で、ヤラー727人、ソンクラー650人、ナコンシータマラート647人とタイ南部が続く。チョンブリの389人は7番目。

タイ全国ワクチン接種回数

10月16日のタイ全国のワクチン接種回数は1,063,719回。1日で100万回を越えている。累計では、65202,714回。

1回目累計:37,446,713(+491,693)
2回目累計:25,825,201(+537,658)
3回目累計:1,930,827(+34,368)

チョンブリ県ワクチン接種統計

チョンブリ県保健局が、10月15日時点の県ワクチン接種状況を発表している。

1回目接種:1,523,376
2回目接種:1,096,455
3回目接種:88,563
累計:2,708,394

各地区の病院ごとの接種回数統計

(1回目、2回目、3回目、累計)
チョンブリ病院:191,808 、152,628、11,441、358,877
パヤタイ病院シラチャー:187,562、114,083、8,892、310,537
パタヤ市民病院:60,578、46,974、1,564、109,116
バンコク病院パタヤ:45,107、34,077、6,142、85,326
など

パタヤでは、タイ人向けのワクチン接種を主にパタヤ市民病院が担当、外国人向け接種をバンコク病院パタヤが担当している。
接種場所は必ずしも病院とはかぎらない。バンコク病院パタヤでは、セントラルフェスティバルパタヤ6階を集団ワクチン接種センターとして利用している。

タイ人でも外国人でもまだワクチン接種を受けていない人、もしくはシノバックワクチンを2回接種した人は、各地区の病院に連絡してワクチン接種してくださいとチョンブリ県保健局は呼びかけている。
現在のワクチン接種プログラムでは、1回目にシノバック、2回目にアストラゼネカを用意している。
また、シノバックを2回接種した人向けにブースターとして3回目接種のアストラゼネカを用意。12歳以上の生徒にはファイザーワクチンを用意している。

チョンブリ県の人口は、1,576,670人。ただし、住民登録をしていない潜在人口も含めると約250万人と推計される。

人口を元にしたワクチン率:
1回目接種済み96.6%
2回目接種済み69.5%

潜在人口も含めたワクチン率:
1回目接種済み60.9%
2回目接種済み43.8%

パタヤ開放

11月1日からはパタヤ開放が予定されている。
ワクチン供給不足により、これまで何度か延長されてきた経緯がある。

詳細なルールは決定していないが、ワクチン接種済みの外国人観光客は7日間のホテル強制隔離無しにパタヤに滞在することができる。
チョンブリ県全体ではなく、パタヤとその周辺エリア(バンラムン、ジョムティエン、シラチャーも含む予定だが詳細は不明)の開放となる。
開放条件は、エリアの完全なワクチン接種率が70%以上、県のワクチン接種率が50%を越えていること。
パタヤにかぎったワクチン接種率は70%を越えており、チョンブリ県全体でも70%となっている。
ワクチン接種率の条件でいえば、パタヤ開放は問題ない。

とはいえ、チョンブリには外国人や地方からのタイ人出稼ぎ労働者が多い。
チョンブリ県には、近隣諸国からの移民労働者、地方からの出稼ぎ労働者、在住外国人を合わせると100万人ほどがいるという計算となるようだ。
住民登録を田舎に残したままの人も多いだろうし、正確な数字は算出しようがない。
厳密な人口を把握するのは不可能なので、ワクチン接種率はおおよその数字となってくる。これは他の観光地(プーケットやバンコク)でも同様。なんとなくの推計人口をもとをワクチン接種率を出すしかない。
パタヤは範囲が狭いため、実際の人口調査を行ったそうだが。

また、11月1日に低リスク国からの隔離免除入国とパタヤ開放が実現し、12月1日にナイトライフ娯楽施設の再開が認められれば、パタヤには多くの観光客が押し寄せるだろう。そうなれば、営業する店も増え、職を求めて地方からパタヤに人が集まってくる。田舎に帰っていた人たちがパタヤに舞い戻る。
地方のワクチン接種率は低いままなので、非ワクチン接種者がパタヤに多くやって来ることになる。そうなればパタヤのワクチン接種率は一気に減少する。
ホテルやレストランでは従業員のワクチン接種を進めている。また、ナイトライフ再開にあたっては、従業員のワクチン接種義務化と定期的なATK検査を義務付ける可能性がある。
店に雇用されないフリーランスはどうしようもないが。
各関係部署でパタヤ開放とナイトライフ再開に向けて感染防止策を講じている最中だ。

ワクチン接種率からみると、11月1日のパタヤの開放は実現するだろう。
12月1日のナイトライフ再開も希望が見えてきた。
11月1日からの新しいタイ入国規則と開国については、今週半ばには正式発表があると見られる。

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