3月19日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数はほぼ横ばい。
CCSA本会議にて多くのことが承認された。
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タイ全国の感染状況
3月19日発表、タイの新規感染確認者は100人
(累計27.594人)
外国からの入国4人
国内感染(病院にて検査):55人
積極調査:41人
死亡:1人(累計90人)
新たに亡くなったのは53歳のタイ人女性。糖尿病、心筋梗塞、肺炎を患っていた。
病院での検査55例内訳
バンコク8
サムットサコン29
サムットプラカン4
パトゥムタニ2
スパンブリ1
ペチャブリ8
ムクダハン1
ナラティワート2
積極調査41例内訳
バンコク14
サムットサコン18
ペチャブリ2
ナコンパトム1
ノンタブリ1
パトゥムタニ3
アユタヤ2
国内感染96例のうち、サムットサコンで47例が確認され、割合は48.96%。
バンコクの感染者が22人で割合は22,92%。
チョンブリ(パタヤ)は14日連続で新規感染者ゼロ。
外国からの入国4人は、隔離中の検査で陽性が確認されたもの。タイ人2、オランダ人、フランス人。
出発地は、日本、UAE、オランダ、フランス。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
ここ最近は2桁台と3桁台を行ったり来たりしている。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本はまた増加。
タイワクチン接種進捗状況
3月18日にワクチンを接種したのは、4905人。
・医療従事者:84人
・患者と接する機会のある者:662人
・基礎疾患のある者:744人
・リスクエリアの住人:3415人
2月28日から3月18日までの累計で、62941人。
CCSA状況ブリーフィング概要
3月19日は午前中にCCSA本会議が開かれ、その後状況ブリーフィングが行われた。
・CCSA本会議で承認された5つの事項
1ソンクランの水かけ、粉塗り、泡パーティは禁止とする
2非常事態宣言の5月末までの延長
3ゾーニングに見直しを行い、サムットサコンはレッドゾーンから外された
4ワクチン接種プログラムは計画どおりに継続され、シノバックワクチン追加80万回分は3月20日到着予定
5変異株のない国からタイに入国する人への隔離期間は14日から10日に短縮する。ただし変異株のある国からは14日間のままとする。
・ターク、チェンライ、ラノーン、ソンクラー、チャンタブリ、サケオ、ノンカイの7県に不法移民を収容するためのOrganized Quarantine(組織検疫)施設建設費用4億3808万バーツの予算を内閣が承認した。
・保健省はワクチン接種した人たちのワクチン有効性を調査し、体内での免疫力を高める能力を調べる。結果は2回月以内に明らかとなり、今後のワクチン政策に役立たせる。
・CCSAでは英語で状況を知りたい人のために、いくつかのページを推奨している。タイ政府PR、バンコクポスト、ネーション、TAT News、NBT World、Thai PBS Worldなど。
規制緩和の詳細
一気に発表となった5つ決定事項のうち4については、別途まとめておいた。
⇒タイの非常事態宣言は5月末まで延長に
⇒タイのソンクラーン2021、水かけの禁止が正式決定
⇒ゾーニング見直し:サムットサコンがオレンジに、チョンブリ(パタヤ)はイエロー維持でバーの閉店時間も変わらず
⇒タイ入国時の隔離期間短縮が承認。4月から隔離10日に、10月から隔離撤廃へ。
タイへ旅行したい人にとっての最大の関心事である隔離検疫期間の短縮は、4月1日から実施されることになる。
まずは10日間に短縮。
ワクチン接種証明書があれば7日間に短縮されるが、実施日時は不明。
10月1日からは隔離そのものが撤廃されることを目指している。
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