サウスパタヤにあるちょっとローカルなエリアがソイコーパイ。
パタヤタイ通りからテパシット通りへ抜けることができる。
ローカルエリアにつき、外国人観光客向けの施設はほとんどない。またちょっと治安がよろしくないことでも知られている。
そんなソイコーパイに新しい市場ができた。日本食もあって、焼き鳥やハンバーグやカレーを提供。
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ソイコーパイ市場(Khopai Market)
ソイコーパイを何気なしに走っていると、たまたま目に入った。
こんな市場みたいなところあったっけ?
どうやら2023年にできたばかりらしい。新しい市場だ。
地図
グーグルマップでは、Khopai Marketという名称になっている。タラートコーパイだ。
パタヤタイからソイコーパイに入って500メートル。パタヤ中心部から乗り合いソンテウと徒歩で行けなくもないが、ちょっとしんどい。バイクがあれば問題なし。
まあ、市場といっても、食べ物屋台が10軒くらい固まっているだけのミニ屋台村みたいな感じだ。
すぐ隣にはセブンイレブンがあって、市場とくっついてるようなもの。
市場には食べ物屋台が並ぶ。
市場内にはテーブルと椅子がたくさんあり、イートイン可能だ。
フードコートとして使うこともできる。
ケバブ屋、コーヒー屋台、バーベキュー屋台、クイティアオ屋、イサーン料理屋、唐揚げ屋、日本食などなど。
実際に利用したものを紹介。
2バーツ唐揚げ屋
セブンイレブン側に唐揚げ屋台。
唐揚げ1個2バーツからだ。
2バーツのものは、鶏足の唐揚げ。もみじってやつ。おやつ感覚かな。
鶏皮揚げは一袋20バーツ。これは実際に食べてみたが、皮がジューシーで外はほどパリパリ。ビールのつまみにいい。
普通の唐揚げは、手羽が10バーツ、もも肉が20バーツ。
カレーパフ
パフは2個で25バーツ。
中身は、チキンカレーやパイナップルやすりつぶした豆などいろいろ。
チキンカレーパフを食べてみたけれど、他で売っているものより大きい。
生地はさくさくふわふわで、中身のチキンカレーもおいしい。
これで2個25バーツはお買い得だと思う。
おすすめ。
日本食 New Akha
市場内を奥に進むと、いきなりCurry Japanの文字が飛び込んできてびっくりした。
こんなローカル市場に日本式カレーがあるとは驚きである。
提灯や桜や鯉のぼりなどで飾り付け。
メニューは、カレー、ハンバーグ、コロッケ、唐揚げ、それに焼き鳥や焼きそばなど。
完全に日本食だ。
うーん、どこか既視感のある店だな。
ダルマのイラストには見覚えがあるぞ。
赤丸だ。
パンデミック中にサードロードにオープンした日本焼き鳥屋で、日本の味の焼き鳥が1本10バーツから。弁当もおいしかった。
関連記事:パタヤの日本式焼き鳥屋「赤丸」 焼き鳥1本10バーツ
関連記事:パタヤの赤丸焼き鳥がパワーアップ。今は持ち帰り日本食弁当屋、いずれは居酒屋。
パンデミック中には何度もお世話になったものだ。
が、突然閉店。
その後の行方はまったく知らなかったが、ここソイコーパイ市場でNew Akhaとして復活したようだ。
日本人経営なのだろうけど、個人的なつながりはまったくないし、情報も入ってきていないため、どういう経緯があったかは何も知らない。さして興味もない。安くておいしければ利用するだけのこと。
焼き鳥は1本15バーツに値上げしたようだ。
メニューで気になるのが、ハンバーグとカレーだ。昔のアカマルにはなかったはず。
ビーフハンバーグサラダライスセットが79バーツ、ポークハンバーグセットは69バーツ。
パタヤでハンバーグ定食がこの価格とは驚きだ。
ハンバーグカレーのセットもある。
ビーフハンバーグカレーセットが129バーツ、ポークが119バーツ。
ポークハンバーグカレーセットをオーダーしてみた。
すぐ近くにテーブルと椅子があって、その場で食べることができる。でも今回は持ち帰りで。
ハンバーグカレーセット
ハンバーグとライス、カレールー、サラダのセットだ。容器も別々。
この内容で119バーツ。あとは味次第だ。
が、残念ながら味は今ひとつだった。
まず、カレーは、もろに市販の固形ルーを使ったもので、それも安いやつ。玉ねぎは大きな形のまま残っていて、炒めも煮込みも全然足りておらず、ちょっと歯に残るほどの食感だった。人参もおいしくない。
全体的に煮込みができておらず、インスタントルーを使ってやっつけ的にカレーにしてみました感が満載だ。
次にハンバーグ。
大きさはカレーのトッピングとしては申し分なし。
ちょっと硬いけれど、日本式ハンバーグといっていいと思う。肉汁あふれるハンバーグなんてさすがに無理。
ハンバーグ自体の下味は薄めで、上にかかっているソースもいまいち。
でもまあ日本式ハンバーグが安価で食べられるだけで満足すべきかと。
サラダは、ゆずっぽいドレッシングがかかっている。
野菜の新鮮度は少々心もとない気がするが、ドレッシングはとにかくありがたい。
カレーがちょっと残ったので、市場で買った20バーツ唐揚げとコンビニ白ごはんで、唐揚げカレーライスにして、のちほど食べる。
唐揚げはまあ普通。カレーはやっぱりしんどい。
唐揚げとご飯の組み合わせはいい。
今回のNew Akhaのカレーは残念なレベルだった。ハンバーグとご飯とサラダで十分かなと。ポークハンバーグセットなら69バーツだ。
市場の唐揚げも足してやって、ハンバーグ&唐揚げセットにすればおもしろいかも。
個人的には、あとは焼き鳥が気になるかな。Akha Maru時代は、つくねとねぎまが好きだった。皮もよかった。1本15バーツに値上げしたようだけど、あの味と量を維持していれば、買ってみる価値はあるかなと。
まとめ
たまにソイコーパイのようなローカルエリアを探索してみると新たな発見があって楽しい。
今回は、カレーパフが一番の収穫だった。
New Akhaにはびっくりしたけれど、カレーは残念だった。他の料理はまたの機会に試してみようかなと。
コーパイ市場は、日本からの短期旅行者がわざわざ訪れる価値があるかは微妙。まだ屋台が増えそうな余地はあるので、これからに少し期待したい。
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