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日本食

パタヤアベニューのうまいたこ焼き屋台

投稿日:

パタヤでたこ焼きシリーズ。
ひさびさに新しいたこ焼き屋を見つけた。
以外な場所にたこ焼き屋台が潜んでいた。しかも味はちゃんとしている。
今のパタヤたこ焼き界で一躍トップに繰り出した。

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パタヤアベニューのナイトマーケットにたこ焼き屋

Pattaya Avenue(パタヤアベニュー)は、立地がいいのになぜかずっと寂れているショッピングモールだ。
パンデミックとは関係なく、本当にずっと客がいない。テナントも少ない。
パタヤアベニュー前ではナイトマーケットを開催するようになっている。

普段は素通りにするのだが、セカンドロードをバイクで走っていて、たまたま寄ってみる気になった。

以前は衣料品や土産物っぽい屋台ばかりだったが、食べ物屋台が多く出ている。テーブルも置いてある。

すごく小規模だけど雰囲気は悪くない。

さて、なんの屋台が出ているかと近づいてみると、たこ焼きの文字が飛び込んできた。

「うまいたこ焼き」と日本語で書いてある。大きく出たなあ。

提灯にもたこ焼き。
「章魚小丸子」と漢字で書かれていて、なんだと思ってあとで調べたら、中国語でたこ焼きのことらしい。知らんかった。

店員はタイ人のお姉さん。
「たこ焼きありますか?」と聞くと、これから作るから5分待ってねとのこと。
ちなみにこのお姉さん、こちらがどれだけタイ語を話しても必ず英語で受け答えする。

6個65バーツ、8個85バーツ、12個130バーツ。
具はタコのみ。ローカル店にありがちな、カニカマやらソーセージやらチーズといった変わり種は無し。タコ一本勝負だ。

とりあえず試しで6個をオーダー。

大きな鉄板で焼き出した。

作り方は日本式のトラディショナルスタイル。
タコもしっかり入れる。
最後に天かすらしきものをたっぷりかけた。

タイのローカルたこ焼きでは、油たっぷりのたこ揚げ焼きみたいになるけれど、ここはそこまで油揚げにはしていない。最後にちょっと油を足すくらい。
結局、15分近く待ってようやく完成。
それでも急いで仕上げたようだ。

スパイシーソースをかけるかどうか聞かれた。
普通にソースとマヨネーズはすでにかかっており、スパイシーは不要と断る。

イートインだと、日本のたこ焼き屋のような舟盛りにしてくれるみたい。
今回は持ち帰りでいただく。

実食

見た目は今ひとつ。なんだか白い。天かすらしきものがかかっている。
ソースとマヨネーズと鰹節もちゃんとしているようだが、これは期待できないなあ。

食べてみると、あら不思議、立派なたこ焼きである。

ローカルたこ焼きにありがちな、粉っぽさがない。
小麦粉で固めて球形に焼いたらたこ焼きなんでしょ感がまるでない。
ソースもしっかり日本のソースだった。マヨネーズはちょっと甘めだが、これはしょうがない。鰹節の風味も味わえる。

中にはちゃんとタコ。

生地のふわふわ感はあともう一息ってところ。
急いで焼いたせいだと思うが、外はもう少しカリッと焼いてほしいかな。
あと欲をいえば、紅生姜とネギも入れてほしい。

ただ、このたこ焼きはけっこういける。
このレベルのたこ焼きがローカル屋台で食べられるのは嬉しい誤算。

パタヤのたこ焼き屋では、おざわラーメン横にたこ焼き屋が比較的日本に近い味だ。

関連記事:パタヤビーチの忠犬ハチ公とたこ焼き

パタヤアベニューのたこ焼き屋台は、おざわラーメン横を上回る。
現在のパタヤたこ焼き界ではトップだろう。

先日アンヘレスの屋台で食べたたこ焼きよりももちろん上。

6個をペロリと完食。
これだったら8個か12個でもよかった。
1個あたり10バーツちょっと。43円くらい。
そこそこするけれど、パタヤでこの味のたこ焼きが食べられるなら高くはないかなと。

地図

地図(パタヤアベニューイブニングマーケット)

屋台によっては昼間から営業しているが、多くは夕方からの営業だ。
たこ焼き屋台の詳細な営業時間は不明。

なお、たこ焼き屋台の真横では、ALAN BURGERが出店している。

パンデミック中にサードロード沿いにオープンしたハンバーガー屋だ。

関連記事:携帯電話ショップがハンバーガー屋台へ、ALAN BURGER

安くておいしいと評判の人気店で、ウォーキングストリートなど数か所に支店を出したが、パタヤアベニューにも進出。

チキンバーガー49バーツ、ポークバーガー59バーツ、ビーフバーガー79バーツ、フライドチキンバーガー89バーツ。
フレンチフライとのセットメニューなんかもある。

サードロード店は過去10回以上利用しているが、満足度は高いハンバーガー屋だと思う。

まとめ

「うまいたこ焼き」が店名なのかはわからないが、とりあえず看板に偽りはなかった。
もちろん、あくまでタイのローカル屋台にしてはうまい、という但し書き付きだ。
本場大阪の有名たこ焼き店には遠く及ばない。
そんなレベルを求めてはいけない。ここはパタヤだ。
いつなくなってもおかしくない寂れたショッピングモールのパタヤアベニューでこのレベルのたこ焼きが食べられるんだから、それでオッケー。
パタヤアベニューはたこ焼き求めに行くところとなった。

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