またしてもパタヤでたこ焼きシリーズである。
たこ焼き屋台を見つけると食べずにはいられない。
完全ローカル向けたこ焼き屋台では、軽い失望のうちに終えてしまいがちだが、関西人としてはついつい手を出してしまうのである。
今回は、パタヤカンのビッグCエクストラ内に新しくできたたこ焼き屋台を紹介。
ついでに、すし屋台と大福もち屋台も。
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ビッグCエクストラのたこ焼き屋
パタヤカンにあるBIG C EXTRA。
その1階フードコート前に屋台が並んでいる。
そのうちの一つがたこ焼き屋に変わっていた。
以前は焼き芋屋だったような気もする。
すでに焼き上がったたこ焼きが、具材別に陳列。
チーズ、seaweed(わかめか?)、エビ、giant squid(大きなタコかイカ)、shrinmp egg(エビコ)、カニカマ。
料金は、5個入り35バーツ、6個入り40バーツ、10個入り65バーツ。
まず個数を指定してから、次に好きな具材のたこ焼きを選ぶ。
どうせ似たようなものだろうと、タコを中心に6個選んでみた。
どぼどぼになるまでの大量のソース、マヨネーズ。これまた大量の海苔。
見た目はまずまず立派なたこ焼き。
すでに冷めてしまっているが、たこ焼き自体はそれほど悪くない。
生地の表面は食感が残る程度にはしっかり焼き上げられている。
生地が少し詰まりぎりだが、ふわふわ感もある。オレンジ色のはなんだろうか?
焼き立てアツアツの状態だったら、けっこういけるかもしれない。
squidは、いちおうタコを使っているみたい。ジャイアントではないけれど。
大量のソースとマヨネーズは、ひたすら甘い。
とにかくソースが甘すぎて、生地と具材の味をすべて消してしまっている。
何もここまで甘くしなくていいのに。
今回のたこ焼き屋台もやはり軽い失望を覚えつつ食べ終えた。
いや、たこ焼きそのものはそんなに悪くない。
是非とも、焼き立ての状態で食べたい
というわけで、次回があれば、焼きたてのタイミングで、ソースなしの素の状態で買ってみようかと思う。
ソースは日本から持参したカゴメのとんかつソースで代用。これまた日本から持参した鰹節をかけて食べてみれば、立派なたこ焼きになりそうな気がする。
いや、それだったら、たこ焼きをいちから自作しろって話だけど、さすがにそれは面倒くさいんで。
(追記:その後このたこ焼き屋台はなくなった)
大福屋台
ビッグCエクストラのフードコート内には、新しいたこ焼き屋台のほかに、大福もち屋台と寿司屋台も出ている。
大福もち屋は最近できたと思う。
大きく漢字で大福と書かれている。
味は、大豆、タロイモ、ぶどう、いちご、ブルーベリー、チョコレート、抹茶などなど。
どれも料金は同じ。詳しい料金は失念。4個で50バーツとかそんなものだったような。
いちご大福は別売りとなっている。
Sが35バーツ、Mが50バーツ、ジャンボが100バーツ。
いちごはタイでも人気。
また、大福もちも浸透してきているようで、ダイフクとかモチとかそのままの名称で通じることが増えてきた。
別の店で大福は食べたことがあるが、モチの場合はたこ焼きソースと違って、激甘仕様になっておらず、それほど違和感なく食べることができる。
タイ人の基準がわからん。
寿司屋台
大福の隣には寿司屋台。
もう、寿司に関しては、完全にタイでも市民権を得ている。あちこちにすし屋台を見かける。
閉店間際だったこともあり、セットでセール販売していた。
屋台にしても少し大きめの寿司が7個入りで50バーツ。
タイ人大好きのサーモン、エビコ、海藻、カニカマ、鰻?、巻きずしなどなど。
たこ焼きと一緒に購入して食べた。
まあ、味はね、日本の寿司屋と比べちゃいけません。
あくまでタイのローカル向け寿司屋台なんで。
サーモンはそれなりにいける。
鰻みたいなやつはよくわからん。
醤油は甘め。
でも、ワサビは強烈に辛い。
無駄に辛い。
いや、鼻から脳天にかけて千枚通しで突かれたかのように辛さが貫いていく。
ワサビのうまみなんてまるで無し。ひたすら辛い。
ワサビの辛さには慣れている日本人でもこれはだめだ。
脳の血管が切れそうになった。
たこ焼きのソースが異常に甘くて、ワサビが異常に辛い。
これらを交互に食べたものだから、舌と脳が麻痺してしまった。
たこ焼き同様、寿司そのものには特に文句はつけない。
でもソースやワサビには文句を言いたい。
味付けは自分でやろうと思う。
そんなわけでこの日の夕食は、たこ焼き50バーツと寿司50バーツの合計100バーツ。
パタヤでたこ焼きと寿司が100バーツで食べられるんだから、文句は言っちゃいけませんな。
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