いよいよ本格的に国際線フライトが復活してきている。
日本のLCCであるPeachは関空が拠点だ。他にも、成田・羽田・中部・那覇発の国際路線もあるが、メインは関空。
Peachの関空発国際路線はすべて運航再開が決定した。またPeachは関空第2ターミナルで国際線の出発と到着を行うようになった。
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Peach 関空・羽田=上海線再開
Peach(ピーチ)は、国際線をさらに運航再開させる。
5月11日からは、大阪(関空)-上海(浦東)
MM79 関空発22:10 上海着00:05
MM80 上海発06:15 関空着09:30
5月12日からは、東京(羽田)-上海(浦東)
MM899 羽田発02:45 上海着05:00
MM989 上海発01:05 羽田着05:00
8月1日からは、大阪(関空)-高雄
MM35 関空発11:20 高雄着13:45
MM36 高雄発14:35 関空着18:35
これで、関空発の国際路線はすべて運航再開となる。
ソウル、香港、台北、高雄、上海の各路線だ。
さらに、関空発のバンコク行きが新規就航しているため、関空発国際線はパンデミック前より路線が充実することになる。
ただし、沖縄発バンコク行きは運航再開の話が出てこない。
新機材導入により関空からバンコクへの中距離便が飛ばせるになったので、わざわざ沖縄から運航する意味がないのかもしれない。
沖縄-バンコク便は路線図からは消えてないため、いずれ復活する可能性あり。
Peachは関空第2ターミナルで出発と到着
関空には第1ターミナルと第2ターミナルがある。
もともとPeachは、国際線も第2ターミナルのみで運用していた。
が、パンデミックにより、Peachの国際線は運航停止状態となった。運航再開後も、国際線出発は第2ターミナルを使い、国際線到着は第1ターミナルとなっていた。
到着が第1ターミナルとするのは、検疫手続きのためとのことだった。
2023年3月24日からは、国際線出発も到着も第2ターミナルを使うように変更された。
また、チェジュ航空も4月1日からは出発・到着ともに第2ターミナルを使うようになった。
春秋航空は引き続きすべてのフライトで第1ターミナルを使う。
春秋航空は中国からの直行便となるため、他の国からの到着便とは事情が異なる。最大20%程度のサンプル検査を実施する。
第2ターミナル到着の検疫は?
5月8日に水際対策の終了が日本政府より発表されているが、5月7日までは検疫措置が継続する。
第2ターミナルに到着しても、検疫は受けなくてはいけない。
どういう手順になっているのか、調べてみた。
詳細⇒https://www.kansai-airport.or.jp/flight/route/t2_intarr.html
第1ターミナルでの国際線到着と手順は一緒だ。
降機後、まず検疫手続きをする。
現行措置であれば、Visit Japan Webのファストトラック登録してあるかどうかの確認があり、登録していれば検疫手続きは実質的にスルーできる。
次に入国手続きだ。
第2ターミナルにも自動化ゲートが設置されており、日本人は自動化ゲートを使う。
そのあとで預け荷物の受け取りと税関がある。
第1ターミナル同様に、税関電子申告が可能。Visit Japan Webで電子申告のQRコードを作成しておき、端末にQRコードとパスポートを読み取らせて、顔写真を登録することで、電子申告ゲートを通過できる。
従来の紙の申告書でもいい。
実際にどれほどの数の電子申告端末とゲートがあるかは未確認だが、電子申告と紙申告のどちらが早くなるかはわからない。
Visit Japan WebでQRコードを作成しておく一方で、もし電子申告ゲートが混んでいるようなら、紙での申告に切り替えるのがベター。
早いほうを選べばいい。
税関を抜ければ、無事に入国という流れだ。
第1ターミナルと同じ。
第2ターミナルからもリムジンバスが運行されており、第2ターミナルから直接バスに乗車できる。
電車利用の際には、無料のシャトルバスで第1ターミナル向かい側のエアロプラザまで移動する必要あり。
まとめ
関空は利用するたびに利用者が増えてきているのを実感する。
国際線も大幅に増えた。
第1ターミナル国際線出発制限エリア内はフル稼働には遠いけれど、確実に復活してきている。
第2ターミナルは営業している店がまだ少ないという話だ。
Peachの国際線の運航再開と、第2ターミナル全面利用再開で、復活が進んでいくことを期待。
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