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タイ入国情報

タイ入国にワクチン接種証明書必須、1月9日開始(?)

投稿日:2023年1月7日 更新日:

混乱しているタイ入国規制強化について。
すべての国からの旅行者にワクチン接種証明書の提示を求め、帰国時に陰性証明書が必要な旅行者には医療保険加入を求めるという方針が発表されたものの、具体的な開始時期や運用方法についてはまったく不明な状況が続いている。
本日動きがあり、タイ民間航空局(CAAT)が各航空会社に通達を出したことが明らかとなった。
新しい渡航ルールは、1月9日から1月31日まで実施されるとのことだ。
まだ不明瞭な部分があるため、タイ政府からの正式発表を待つべきだが、とりあえず紹介しておく。

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1月9日開始の新しいタイ渡航ルール

タイ民間航空局が、すべての外国人到着者に対する新しい規則を発表した。
各航空会社への通達という形となる。

適用期間は、1月9日から1月31日まで。タイ人は適用外。

・18歳以上の乗客は、2回のワクチン接種済みであることを示す証明書を提示
もしくは過去180日以内に回復したことを示す医師の診断書を提示
ワクチン接種を受けていない人は、ワクチン接種を受けていない理由を説明する医師のレターを提示

・感染者の入国を拒否する国からの到着する外国人乗客は、タイ滞在中に加えて7日間をカバーする医療保険に出発前に加入しておく必要がある。商用目的もしくはエアクルーは雇用主からの保証書。
(注:つまりタイを出国して次に陰性証明書が必要な国へ行く場合は医療保険が必要。タイ在住で仕事をしている外国人は雇用主からのレターで代用可)

・タイのパスポート保持者は、ワクチン接種証明書と医療保険要件は免除される。

・トランジット利用者もワクチン接種証明書と医療保険要件は免除される

・航空会社は、乗客が必要な書類を持っているか確認する必要がある。もし乗客が書類を提出できない場合は、フライト搭乗を許可すべきではない。

・航空会社は、食事中と緊急時をのぞき、乗客がマスクを着用をしているか確認する必要がある。

・タイへの旅行中に症状が出た乗客は、目的地に到着した時点での迅速抗原検査を受けることを推奨する。

以上。
内容的には、すでに保健大臣が声明を出したものと同じだ。
中国だけを対象とした措置は実施せず、すべての国からの旅行者に対して同じ規制内容となる。
ワクチン2回接種証明書が必須。帰国時に陰性証明書が必要な旅行者は医療保険加入必須。

CAATでは、合わせて、保健省が有効と定めるワクチンの種類と回数を提示。

・アストラゼネカ2回
・ファイザー2回
・ヤンセン1回
・モデルナ2回
・シノファーム2回
・コバクシン2回
・ノババックス2回
・スプートニクV2回
・メディガン2回
などなど

有効なワクチン接種証明書の条件も提示。

2回目接種は、出発の14日以前に終えていることなど。

現状、わかっているのはここまで。

CAAT(タイ民間航空)による世界各国の航空会社への通達という形で、タイ渡航規制が決まった形だ。
ただし、まだタイ政府からの正式な情報は確認できていない。
詳細な運用方法はよくわからないままだ。

日本大使館より

つい先程、1月7日午後10時25分(日本時間)、在タイ日本国大使館よりお知らせが出た。
CAATの通達をそのまま紹介したものだ。

タイ入国時の規制の変更について(続報)

タイ入国時の規制の変更について、現時点ではタイ政府から一般向け正式発表はありませんが、タイ航空当局から各航空会社に以下の内容の通知が出されていますので、お知らせします。
1月9日(月)以降タイへの入国を予定されている方は、ご注意ください。必要に応じて、搭乗予定の航空会社のホームページ等をご確認ください。
本文
(タイ航空当局からの通知内容)
タイに渡航する乗客への入国時の必要事項
1.新型コロナワクチンに関する書類
18歳以上の乗客は、以下のいずれかを提示する必要がある。
(1)新型コロナワクチン接種完了証明
(2)新型コロナ感染から回復して6か月 (180 日)以内であることを示す医師の手紙
(3)新型コロナワクチンを接種していない人は、接種しない医学的理由に関する医師の手紙
(大使館注)ワクチンの必要接種回数は、ワクチンの種類によって1回、2回、3回と異なります。詳細は、下記サイトをご参照ください。
https://www.caat.or.th/th/archives/70516

2.新型コロナの治療費を含む保険
タイからの帰国時に新型コロナを理由に入国制限のある国(大使館注:例えば、タイ出国前に新型コロナ陰性証明を取得する必要がある国)からタイに入国する乗客は、新型コロナの治療費をカバーする旅行保険に加入していなければならない。保険加入期間は、タイ滞在期間プラス7日間必要。

3.以下の乗客は、上記1及び2の書類の提示が免除される。
(1)18歳未満の乗客
(2)タイのパスポートを保持している乗客
(3)航空機乗り継ぎのみで、タイに入国しない乗客

4. 航空会社は必要に応じて上記1及び2の必要書類を確認する必要がある。乗客がこれら必要書類を提示できない場合、搭乗は拒否される。

5.飛行機搭乗中に新型コロナの症状のある乗客は、タイ到着時に検査を行うことが推奨される。

⇒https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=139407

大使館でもCAATの通達を紹介するにとどまっている。
タイ政府からの発表はまだないという。

1月9日からどうなる?

もし、このまま規制を始めると仮定する。

1月9日午前1時以降にタイ到着予定の旅行者は、タイへのフライトに搭乗する際のチェックイン時にワクチン接種証明書が確認されることになる。ワクチン接種証明書がなく、回復証明書や医師からのレターもない場合は、航空会社により搭乗拒否されることになる。

また、中国やインドのようにタイから帰国時には陰性証明書提出を一律で義務づけている国の旅行者は、医療保険加入書の提示も必要だ。持っていない場合は搭乗拒否となる。
ただし、具体的な保証額面など詳細は不明だ。

日本帰国時には、ワクチン3回接種済みの証明書があれば、陰性証明書は不要だ。ワクチン接種が2回までだと、陰性証明書が必要。ということは、タイ入国には医療保険加入が必須ということになる。
このあたりの運用方法はまだ何もわからない。
チェックイン時に3回接種か2回以下接種のどちらかを確認して、個別に医療保険加入も確認するのだろうか。

タイ到着時にどのようなチェック体制となるのかは一切不明。

以前のワクチン接種証明書あるいは陰性証明書提示義務があった時期では、スワンナプーム空港到着時には全員チェックではなく、ランダムに書類確認が行われていた。
ドンムアン空港では証明書チェックレーンが設置されていたものの、実際には誰もチェックをしていなかった。

新しいタイ入国規制は、あまりにも急すぎるし、どうにもあやふやな部分が多すぎる。
帰国時に陰性証明書必須の中国人旅行者が主な規制の対象となるのは明白だが、ワクチン未接種の世界中の旅行者にも影響する。
また、日本人の場合は、ワクチン3回接種と2回接種で要件が変わってきてしまう。

今のところCAATの通達のみが公式情報として確認できる。
不明瞭の部分が多いため、タイ政府の正式情報を待ったほうがいいと思う。
あとは、航空会社に直接問い合わせることだが、航空会社の現場は混乱状態となっているに違いない。

ワクチン3回接種済み日本人旅行者は今までどおりにタイに入国できて、日本にも帰国できるわけで、特に問題はない。
ワクチン未接種の人や、2回接種の人は気が気でないだろう。特に1月9日渡航予定の人はなおさらだ。あまりにも時間がない。
まだ完全に決定したとはいえない状況だ。あと少しだけ様子を見ないといけない。

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