今年2022年のタイへの旅行者がいよいよ1,000万人に到達しようとしている。
12月5日時点での外国人観光客は978万人を記録した。
TAT(タイ国政府観光庁)では、今週土曜日の12月10日に累計1,000万人目の外国人観光客をタイに迎え入れる予想だという。
そこで、12月10日に、1000万人達成の記念式典を7つの国際空港と2つの陸路検問所で開催する。
式典が開かれるのは、スワンナプーム空港、ドンムアン空港、プーケット空港、クラビ空港、チェンマイ空港、ウタパオ空港、サムイ空港、陸路ではサダオとノンカイの検問所となる。
スワンナプーム空港に到着した最もラッキーな旅行者にスペシャル賞品が進呈されるとのことだ。
もしも12月10日にスワンナプーム空港到着予定の人は、あなたがもっともラッキーな旅行者に選ばれるかも。
ただどんな賞品については明らかとなっていない。
タイ国政府観光庁が年始に定めた今年のタイの観光収入は1.5兆バーツだった。実際には、今年の観光収入は1.3兆バーツになるとの予測だ。
来年の目標は2.38兆バーツに設定した。
広告
タイへの観光客増加
パンデミック前の2019年のタイへの外国人観光客数は3,990万人だった。
今年のタイの観光客がついに1,000万人する。
なんとか年末までに間に合った形だ。
昨年11月1日にTest & Goを開始、その後オミクロン株で一時停止。
今年に2月にはtest & Goを再開した。
少しずつ観光客は戻ってきたが、それでも1年で1,000万人の外国人観光客達成は無理だと思われていた。
が、7月1日のタイランドパス廃止と10月1日のタイ完全開国でタイを訪れる外国人観光客はどんどん増加していった。
現在、スワンナプーム空港は到着も出発も大混雑だ。
タイ南部の陸路国境を通過するマレーシアからの旅行者も多い。
タイへの外国人観光客数では、マレーシアからの旅行者がトップで、次がインドとなっている。
陸路でマレーシア、空路でインドだ。シンガポールからの旅行者も多い。
パンデミック前の最大派閥であった中国からの団体旅行者はまだ戻っていない。おそらく来年以降となるだろう。
タイ入国規制はすべて撤廃されている。
タイ国内の行動規制もほとんどない。
今年は3年ぶりの規制なき年越しとなる。
中国人観光客がいなくとも、年末年始のタイは盛り上がること必至だ。
広告