2月26日のタイ国内状況。
新規に確認された国内感染者数は大幅に減少。
日曜に首相がワクチン接種、月曜日から優先グループへの供給開始。
広告
目次
タイ全国の感染状況
2月26日発表、タイの新規感染確認者は45人
(累計25,809)
外国からの入国8人
国内感染(病院にて検査):32人
積極調査:5人
死亡:0人(累計83人)
病院での検査32例内訳
サムットサコーン14(タイ人8、ミャンマー人6)
バンコク3(タイ人2、フランス人1)
ナコンナヨック5
チャイナート3
ナコンパトム3
サラブリ2
プラチュワップキーリーカン1(オランダ人1)
サムットプラカーン1
積極調査5例内訳
サムットサコーン5
国内で確認された感染者に占めるサムットサコーンの割合は、37人中19人、51.35%。
外国からの入国8人は隔離中の検査で陽性が確認されたもの。
出発国は、ドイツ、パキスタン、バングラデシュ、イギリス(6歳のタイ人)、フランス(2人)、クウェート、オランダ。
ここ1ヶ月あまりの感染者数の推移
左から病院で見つかった国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。
ずっと新規感染者二桁台を維持。
全国的に感染がかなり落ち着いてきた状況だ。
タイ保健省によるアジア各国の統計
日本は横ばい。マレーシアは減少。
チョンブリ感染状況
2月26日発表、チョンブリの新規感染確認は0人
(累計653人)
チョンブリ県内新規感染者数を示したカレンダー
チョンブリ県では5日連続感染者ゼロとなる。
プラユット首相が日曜日にワクチン接種
2月24日に中国からシノバックワクチンが到着。さらに急遽アストラゼネカワクチンも到着した。
検査を終えたのち、日曜日にプラユット首相がアストラゼネカワクチンを、アヌティン保健相がシノバックワクチンをそれぞれ接種する予定となっている。
対象県の優先グループへの接種は月曜日に開始される予定。
チョンブリやプーケットといった観光地にもワクチンは供給される。
参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2074527/prayut-to-get-jab-on-sunday
タイ国内線機内サービス再開
昨年12月の感染新波発生により、禁止とされていたタイ国内線の機内サービスが許可された。
木曜日、CATT(タイ民間航空局)が、機内食やドリンクの提供、土産物の機内販売を認めた。
参照:https://www.nationthailand.com/news/30403082
チャトゥチャック起源説に関してデンマーク人学者とWHOが弁明
ウイルスがチャトゥチャック市場で発生した可能性があるというデンマーク人ウイルス学者の発言は、誤って引用され拡散されたと当のデンマーク人が弁明した。
野生動物が近くにたくさんいて、ウイルスが種から種へとジャンプする可能性があるアジアのこの手の市場の例としてチャトゥチャックを上げただけとしている。
特定の市場を指しているのではなく、そのような市場では動物から動物へ、または動物から人間へと感染する可能性が高いと述べているだけだとも。
このデンマーク人の発言は、ウイルスが武漢で発生したことは広く受け入れられたことだとして、海外でもタイでも強く非難された。
武漢とタイの距離は2000キロメートル以上離れている。
同じアジアの市場とするのは、驚くべき一般化だ。コペンハーゲンの市場とカサブランカの市場の中身は同じものと言っているのと同じことだ。
なお、WHOでも今回の件で声明を発表している。
WHOが招集した専門家グループの1人がウイルスの起源はタイにあると示唆したとの記事は、誤った引用された情報であるとしている。
このような証拠はなく、誤った引用をした記事はすでに修正された。
⇒https://www.who.int/thailand/news/detail/24-02-2021-misquoted-information-regarding-the-origins-of-the-virus
イギリス人600万人が今年タイへ旅行したいとTAT
TAT(タイ政府観光庁)ロンドン支局と調査会社の合同リサーチによれば、回答者の75%がコロナ危機が終われば旅行する計画を立てていると回答。
TAT副総裁は、この調査に基づき、少なくと9%、すなわち最大600万人が2021年にタイへの旅行することを望んでいると発表。
ストックホルムでの別の調査では、北欧の62%の人が、もし入国制限がないのならば、今年の冬はタイで過ごしたいと回答。
参照:https://www.facebook.com/nbtworld/posts/10157841260097050
いや、イギリス人だけでなく、海外旅行好きはみんな旅行したい。
タイ好きはみんなタイへ行きたい。
でも行けない。
入国制限つまりは強制隔離が続くかぎりは行けない。
広告