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タイ国内情勢

タイ国内状況1月26日:サムットサコーンの積極調査で感染者大幅増、プーケット検疫撤廃、タイ東部に規制緩和の流れ

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1月26日のタイ国内状況。
国内感染者の大部分はサムットサコーン。大規模な積極調査を行い、予測通りに多くの感染者が見つかる。
チョンブリ県では連日の新規感染者ゼロ。
各地で規制緩和の動きが進む。

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タイ全国の感染状況

1月26日発表、タイの新規感染確認者は959人
(累計14,646人)

外国からの入国:22人
国内感染:89人
積極調査:848人
死亡:0人(累計75人)

国内感染県別
サムットサコーン70
バンコク17
サムットソンクラーム1
ウボンラチャタニ1

サムットサコーンの積極調査で844人の感染が確認された。
他にバンコクで4人。

確認された感染者の数は昨日よりも急増。
感染者のほとんどがサムットサコーンで確認された。市中感染と積極調査を合わせると937中914人となる。

昨日時点で、サムットサコーンでの積極調査によって800人以上の陽性が確認されており、本日の感染者大幅増は織り込み済み。

サムットサコーンでは、3週間にわたり積極調査を継続する計画。

1月25日から31日:エリア内にで強力な積極調査を実施
2月1日から2月7日:ローカルコミュニティでのさらに詳しい症例調査
2月8日から2月15日:感染者数の減少が期待される
感染者の数が減少すれば、規制緩和が実行される。

今週は大規模な積極調査を実施しており、1日あたり数百人程度の感染者が確認されるだろうとのこと。
でも封鎖されたエリア内での感染者のため、数が多いからといって、パニックになる必要はないとしている。

1月の感染者数の推移

左から国内新規感染者、外国からの入国、積極調査と並ぶ。

なお、全世界での感染者数は1億人を突破した。

政府ブリーフィング概要

毎日行われている政府ブリーフィングの概要。

・サムットサコーンとバンコクならびに周辺県における事業所への規制措置を強化中。最大の懸念は県をまたぐ労働者の移動にある。
・確認された感染者と濃厚接触した高リスクの個人に対して14日間の自己隔離を強く求める
・保健省は、厳重高度管理地域でのパーティやお祝い行事は特に避けるよう推奨。スーパースプレッダーによる拡散リスクを減らすことができる。
・12月に始まった新波では、感染者の平均年齢は34歳。最年少は生後3ヶ月、最高齢は95歳。
・アストラゼネカ製のワクチンは2月14日に5万回分がタイに運ばれる。3月と4月にさらに15万回分が供給される予定。
・ワクチン接種第1段階は、医療関係者、60歳以上の高齢者、慢性疾患のある者、検疫担当官の4つのグループへの供給が優先される。
・CCSAは、明日1月27日に規制緩和に関する会議を開催する
・46県で過去7日間に新規感染者は確認されていない

パーティとスーパースプレッダーと自己隔離の件は連動している。
感染者のいたチェンマイのパーティに参加した者が、検査したところ陰性。濃厚接触のため陰性であっても14日間の自己隔離を求められていたが、隔離を破って、バンコクの有名DJの誕生日パーティに参加。実際には感染しており、バンコクのパーティでさらに感染が拡大していったという経緯がある。
そもそもパーティの参加そのものを避け、もしも感染者との濃厚接触があれば自己隔離しておくこと。こうすればスーパースプレッダーとして感染を広げる心配もない。

ノンタブリで規制緩和

各地で規制緩和が進む。

ノンタブリでは、6業種の営業再開を認めた。

・運転教習所、職業学校、スポーツ学校
・ボクシング練習ジム(スタジアムや試合会場はのぞく)
・ゲームセンター
・インターネットカフェ
・仏具お守り市場
・高齢者ケアセンター

参照:https://www.nationthailand.com/news/30401813

プーケット規制緩和

プーケットは、地元観光業者からの要望を受けて、バンコクと20県からのプーケット入県時の隔離検疫措置を撤廃すると発表。

ターク、サラブリ、パトゥムタニ、アユタヤ、スパンブリ、ロッブリー、シンブリ、カンチャナブリ、ナコンナヨック、ラノーン、チュンポン、プラチュワップキーリーカーン、サケオ、ラチャブリ、ペッチャブリ、サムットソンクラーム、アントン、チャチュンサオ、プラチンブリ、サムットプラカン、バンコクの合計21県。

入県時の隔離は不要だが、健康状態の観察など厳格な感染予防措置に従う必要がある。

また、サムットサコーン、ナコンパトム、ノンタブリ、チャンタブリ、チョンブリ、ラヨーン、トラートから入県する場合は引き続き14日間隔離が必要とされる。

プーケット観光協会会長は、ワクチンが観光業の回復に役立つだろうと話す。
プーケットに入るすべての外国人がワクチン接種を受け、島内人口の最大70%がワクチン接種した場合、外国人が新たな感染を持ち込まないと島の人たちは確信を持つはずだ。
政府は国境の再開計画をすぐに始めて、民間セクターへの明快な回答がなければ、すべての観光関連業は死ぬと。

参照:https://www.nationthailand.com/news/30401830

チョンブリ感染状況

1月26日発表、チョンブリの新規感染確認は0人
(累計648人)

これでチョンブリ県の新規感染者は5日間続けてゼロ。
バンラムン(パタヤ含む)にかぎると、11日連続となる。

バンラムンでは、陽性確認者がすべて治療を終えて退院した。

現状確認されたかぎりでは、パタヤに感染者はいないことになる。
が、引き続き高リスク者に対する集中調査は継続。隠れた感染者を探し出していくとしている。

チョンブリ全体では、648件中、633が回復済み、14が治療中、1人が亡くなっている。

チョンブリ(パタヤ)の規制緩和検討

CCSAは、東部4県(チョンブリ、ラヨーン、チャンタブリ、トラート)をレッドゾーンリストから削除しオレンジゾーンとすることを計画中。
明日木曜日のCCSA会議で議論する。
もしも4県がレッドゾーンから除外されると、残りはサムットサコーン1県のみとなる。
オレンジゾーンになれば、レストランの店内飲食営業は10時まで許される。また、
公共の場でのアルコール消費や集会の許可なども検討することになる。

参照:https://www.nationthailand.com/news/30401835

詳細は明日の会議次第ということになるが、チョンブリでも本格的に規制緩和の動きが出てきた。
バンラムン(パタヤ)ではもう10日も新規感染者が見つかっていない。
バンコクでは規制緩和によりマッサージ屋などが営業再開されているが、パタヤではいまだにマッサージ屋の営業は不可。
もはや死活問題なので、早く営業再開できるようマッサージ組合が県に要望を出している。

現状では、チョンブリ県は厳重高度管理地域に指定されたままだ。
これはCCSAが定めるゾーン分けによるもので、厳重高度管理地域では政府命令によって営業できる店が限られてしまう。
よって、県としても政府が定める方針より緩い規制措置とすることができないでいる。
(政府が個々の県を名指しして直接規制命令を出しているわけではない)

ゾーン指定がレッドから解除され、下の段階になると、県独自の規制緩和が実施できることになる。
どうやらこういう理屈になっているようだ。

このままの流れだと、2月1日には何らかの規制緩和がなされるはずだが、少しだけ早まる可能性もある。
まずは明日のCCSAの会議次第。
もう少しだけ様子見だ。

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