タイ入国時には14日間の隔離が必要となっている。
そのための代替隔離施設のことをASQホテルと呼んでいる。
これまでは各ホテルと直接やり取りして予約するシステムだった。
代理業者もあるにはあるが、基本的にはホテルとメールでやり取りして予約と支払いまで済ませる必要があった。
そのASQホテルの予約がアゴダで簡単にできるようになった。
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アゴダでASQホテル予約が可能
アゴダでASQホテルを予約するには専用ページから進むのが手っ取り早い。
まずは、アゴダの特設ASQ専用ページへ。
⇒https://www.agoda.com/ja-jp/quarantineTH
日本語に対応しており、すべて日本語で予約完了まで進めることができる。
アゴダを利用したことがある人なら、ものすごく簡単。
アゴダの説明文
タイ政府代替検疫施設(Thailand Alternative State Quarantine)
海外からの渡航者はタイ入国後、タイ政府代替検疫施設(ASQ)での隔離が義務付けられています。なお、ASQ滞在費用はすべて自己負担となります。
タイ政府公衆衛生省指定のASQホテルが提供する宿泊パッケージは、アゴダを通してオンラインで予約できます。
ASQパッケージは15泊プランとなっており、1日三食、Covid-19テスト2回、空港送迎、その他特典が含まれています。
以下、バンコクのASQホテルで予約可能なリストが表示される。
バンコクにあるASQホテルだけでなく、地方にあるALQホテルも対象となっている。
ただし、現在認められているすべてのASQホテルならびにALQホテルがアゴダで予約できるわけではない。
まだ数は限られている。
バンコクのASQが22軒、プーケットが1軒、チョンブリ(パタヤ)は未掲載。
タイでの報道によれば、全部で37軒のホテルが登録済みとのことだが、今回アゴダで確認できたのは全部で23軒だった。
いずれ増えていくと思われる。
利用方法
まずは、アゴダのASQ専用ページで希望日を入力する。
宿泊日数は、15泊必要。
14日隔離と言われるが、実際には到着当日が0日目とされ、翌日から14泊必要。つまり全部で15泊16日だ。
すると空室状況が表示されるので希望するホテルを選択すればいい。
グランデ センター ポイント ホテル ターミナル 21 (Grande Centre Point Hotel Terminal 21)には、ちゃんとASQ対応のロゴ表示あり。
料金は1泊あたりのもの。
予約画面に進むと、部屋の説明にはプラン内容が記載されている。
検査2回実施、駐車場、空港送迎(片道)、飲料水、三食付き、診断書発行、無料Wi-Fi。
たしかにASQの内容となっている。
グランドセンターポイントではアゴダコインの獲得もできる。
(ホテルによりけり)
15泊で、66,015バーツとなった。
ちなみに、ホテルへの直接予約の場合は、65,000バーツのようだ
ホテルによっては直接予約と大きな価格差が出るかもしれない。
支払いはクレジットカードで決済できる。
アゴダコインがたまっているなら割引に利用できるようだ。
通常のホテル予約と変わらない。
ASQホテルの予約方法としてはものすごく楽になると思う。
他のASQホテルも同様に予約可能。
注意点としては、一般ページから検索してもASQ対応プランが出てこないことがあること。
ソラリア西鉄ホテルなどは、一般予約ページでは常に空き室なしと表示される。
でも、専用ページから検索するとちゃんと部屋が出てくる。
専用ページ経由だと、画面左上のアゴダのロゴの横にタイ保健省のお墨付きがついてある。
また、一般予約ページと違い、割引クーポンの適用ができないことが多いようだ。
予約だけではASQホテルとしての利用は確定しない。
予約後に、ホテルに必要書類を提出する必要あり。
一番大事なのがタイ大使館でCOE(入国許可証)を取得すること。
COE取得にはASQホテルの予約確認証が必須のため、まずはホテルの予約が先決。
ホテルの予約を済ませてから、タイ大使館でCOEを申請する。
そのCOEが取得できたら、ホテルに必要書類を送って、利用が確定するという流れになっている。
ASQ利用規約は、アゴダのサイトで確認しておこう。
ホテルによってはキャンセルできる場合もある。
差し入れやジムの利用可否などはホテルによって異なる。事前にアゴダ経由でホテルに質問もできるので要確認。
まとめ
アゴダでASQホテルの予約が簡単にできるようになったのは朗報。
保健省によって認可されているバンコクのASQホテルは現在114軒。
そのうち、アゴダでの取り扱いはまだ22軒しかない。(ALQが1軒)
とはいえ、その22軒を一度に空き室状況と価格をチェックできるのはやっぱり便利。
英語でホテル側と日程のやり取りなどをする必要もなくなった。予約自体は日本語ですべてできる。
予約後の必要書類の提出に少し英語が必要な程度だろう。
報道によれば、取り扱いが100軒になれば、3万人の利用者と10億バーツの売り上げが見込めるとのこと。
地方にあるALQも対象のため、パタヤのALQホテルもそのうち登録されていくものと見られる。
現在のところ、14日隔離は必須。アゴダで予約できるとしても、利用者はやはりかぎられる。
いずれ隔離期間の短縮が進めば、さらに利用者が増えていくだろう。
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