わけあって、バンコク・チェーンワタナのイミグレーションを訪れる必要があった。
出発地はもちろんパタヤ。
バンコク市内には立ち寄らずに直接チェーンワタナを目指すことにした。
いつもはジョムティエンのイミグレーションばかり。バンコクのイミグレーションは初めての訪問となる。
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目次
パタヤからチェーンワタナへの行き方
バンコク在住の友人に聞いたところ、チェーンワタナのイミグレーションへは、モーチットからタクシーに乗るのが一番わかりやすいとのこと。
今回は、パタヤからモーチットバスターミナルへ移動して、そこからタクシーに乗ることにした。
距離的には、BTSモーチット駅よりもモーチットバスターミナルからのほうがチェーンワタナには近くなる。
チェーンワタナのイミグレーション到着は午前10時を想定。
ノースパタヤのバスターミナルからモーチットまでの所要時間はおおよそ2時間半。
モーチットバスターミナルからチェーンワタナまでのタクシー所用時間が15分。
午前6時半のモーチット行きバスに乗れれば楽勝だろうと踏んでいた。
パタヤからバンコク・モーチットバスターミナルへ
まずはパタヤの住処からノースパタヤバスターミナルへ移動。
わたしはバイク乗りなので、バスターミナル横にある駐輪場へ。
小型スクーターの駐輪代は、1日30バーツ。
1日分の料金を先払い。
超過しなければ、追加支払いはもちろんなし。
午前6時22分、ノースパタヤバスターミナルへ到着。
すぐさまチケット売り場へ。
幸いにも誰も並んでいない。
パタヤからモーチット行きバスの運賃は128バーツとなっている。
ちなみにエカマイ行きは119バーツ、サザンバスターミナル(サイターイ)行きは119バーツ。
モーチット行きチケットを購入したが、次の出発時間は午前7時だった。
モーチット行きはエカマイ行きに比べると本数が少ない。
時間帯によるだろうけど、下手すると1時間に1本かもしれない。
サザン行きなんて次の便が午前8時。もっと本数は少ない。
しょうがないので7時まで待つ。
2時間半かかってもモーチット到着が9時半。
タクシーで15分なら10時には間に合うだろうと踏んだ。
焦ってもしかたない。
喫煙スペースのベンチに座っていると、手押し車のおばちゃんがカエルの干物を売りに来た。
微笑ましいパタヤの朝である。
定刻通り、午前7時にバスは出発。
ほぼ満席となっていた。
バンコク市内に入るまでは大きな渋滞はなし。
市内では少々渋滞。
午前9時34分、モーチットバスターミナルに到着。
予想通り、所要時間は2時間半となった。
(道路が空いていれば、2時間ちょっとで到着することもある。)
モーチットバスターミナルからチェーンワタナ・イミグレーションへ
モーチットバスターミナルからチェーンワタナのイミグレーションへ行く方法については、ほぼネット上にも情報がない。
バンコク在住歴の長い友人に聞いても、バスは知らないから、タクシー使えとのこと。
実際には、バスで行ける方法もあるだろうけど、手間がかかりそうだ。
モーチットバスターミナルはとにかく巨大ターミナルで、敷地内を移動するだけでも大変な苦労。
どうせ時間もないし、ここはタクシー一択で。
バス降車場所の近くにメータータクシー乗り場がある。
ここはきちんとメーターを使ってくれるはず。
順番待ちしている先頭のタクシードライバーに声をかける。
チェーンワタナのイミグレーションと一口でいっても、実は大きな庁舎の一部をイミグレーションオフィスとして使っている。
イミグレーションが入っているのはB棟。
よって、B棟と指定しておくのがベター。
友人いわく、ドライバーの中にはイミグレーションと英語で言っても通じないこともあるそうだ。
チェーンワタナソイジェットトーモーとタイ語で言えば通じやすくなるとのこと。
念の為、グーグルマップを見せて、このB棟へ行くように指示した。
地図
ドライバーはちゃんと知っているようで、何度もうなずいていた。
9時38分頃、タクシー出発。
もちろん、普通にメーター利用で。
しばらくは順調に走っていたが、列車の踏切と車の信号が連続している部分でひっかかる。
ここで10分近くロスしたと思う。
踏切を越えると、あとは合同庁舎まで近い。
敷地内にタクシーが入っていくと、右手にとてつもなく巨大な建物が見えてきた。
噂には聞いていたが、ほんとうにでかい。
ぐるっとまわって、タクシーが停車したのは、B棟の2番ゲート前。
時刻は午前10時03分。
モーチットバスターミナルからの所要時間は25分。意外とかかった。
料金は115バーツだった。
GATE2から入ると、イミグレーションオフィスへ近いことがわかった。
ドライバー、グッドジョブだ。
ざっくりこのあたり
もしもタクシーで行くなら、B棟2番ゲートを指定すればいいだろう。
ちなみに、2番ゲート前は傾斜のついたスロープになっていて、実際に出入りするのは2階となる。
そして、イミグレーションがあるのも2階。
すべてばっちり。
なお、建物内に入ってすぐのところでは、パスポートチェックと荷物検査あり。
大きな荷持はX線検査にかけるようだが、ほとんどスルー状態。
午前10時過ぎの時点で、イミグレーションには長蛇の列ができていた。
番号札を取るだけでこの列の長さ。
さすがはバンコクだ。
パタヤのイミグレーションの混雑具合とは比べ物にならない。
チェーンワタナ合同庁舎
初めて訪れたが、あまりの巨大さにびっくりした。
この中央広場のでかさたるや。
1階にはレストラン、コンビニ、銀行、屋台、何でも揃っている。
日本にも巨大な庁舎はあるけれど、建物内にショップがこれだけ並んでいるのはいかにもタイって感じがして、好き。
チェーンワタナからパタヤへ
イミグレでの用事を済ませて、パタヤに戻ることにした。
プロンポンにも用事があったので立ち寄りたい。
まずは、BTSのどこかの駅に移動する必要がある。
もしも、直接パタヤに戻るのならば、またタクシーでモーチットバスターミナルへ移動するのが一番だと思う。
タクシーは、庁舎の各ゲート前に待機しているか、客を乗せて来たタクシーが流れてくるので、すぐに捕まえられると思う。
ローカルバス
たまたまバスのりばを見つけた。
地図(おそらくここ)
しかもちょうどバスがやってきた。赤バスだ。
最初はタクシーでBTSモーチット駅まで行こうと考えていた。
友人いわく、150か200バーツで行けると。
が、ひょんな巡り合わせで赤バスに遭遇。
勢いで乗ってみることに。
料金は一律9バーツ(8バーツだったかも)。
が、このバスは、行き先がどうにもわかりづらい。
合同庁舎の敷地を出たところで、数人の客が降りた。
ここでバスを乗り換えるらしい。
わたしはそのまま乗り続けてみる。
が、モーチット方面へ向かったと思いきや、次はどんどん遠ざかっていく。
途中、MRTの駅(タオプーン駅)はあったが、BTSに乗りたい。そこはスルーで。
が、そろそろ限界。川を越えそうな勢いだった。
結局、アヌサワリー(ビクトリーモニュメント)近くで下車。
1時間近くバスに乗っていたことになる。
アヌサワリーまで歩いて行けない距離ではなかったが、暑いのでタクシー利用。
60バーツほどでBTSビクトリーモニュメント駅へ。
バスとタクシーで合計69バーツ。
チェーンワタナからタクシーでBTSモーチット駅まで移動することを思えば安上がりにはなったが、余計な時間を食ってしまった。
あとで調べてみると、イミグレーションからのバスでは直接モーチットには行けないようだ。
大通りに出て、一度バスを下車。さらに別のバスに乗り換えるとモーチット行きとなる。
ただ、本数は少ないが、アヌサワリー行きのバスはチェーンワタナの合同庁舎内に乗り入れているとのこと。(166番のバス)
今回は66番のサザンバスターミナル行きバスだったらしい。
MRTに乗り換えたいなら66番でもいいかも。BTSなら166番のバスで。
まあ、これもいい経験だ。
ただ、よほどバスに慣れている人以外は、素直にチェーンワタナのイミグレ前からタクシーに乗ってBTSモーチット駅まで移動するほうがいいと思う。
エカマイからパタヤへ
BTSでプロンポンへ。
フジスーパーで少し買い物してから、BTSでエカマイへ。
階段を降りて、エカマイバスターミナルへ。
バンコク市内からパタヤへの移動する王道ルートだ。
過去数え切れないほど通ってきた道。
パタヤ行きのバスチケットを購入。119バーツ。
30分後のバスチケットだった。
2時間10分ほどの乗車時間で、バスはノースパタヤバスターミナルに到着。
ようやくパタヤに戻って来られた。
バスターミナル横の駐輪場にあずけてあったバイクを受けとる。
日帰りのため、追加料金は不要。
まとめ
初めてバンコクのイミグレーションへ行ってきたが、パタヤからの日帰りは疲れる。
モーチットとチェーンワタナの合同庁舎との往復は、変にローカルバスにこだわらず、タクシーを利用するのがいい。
交通費は1バーツでも節約しないと気がすまないという人なら別だが、時間がかかるし体力も消耗する。
モーチットバスターミナルからならタクシー代115バーツである。
時間と体力を買うという点では決して高くはない。というか安い。
パタヤからモーチットへのバス代が128バーツ。
タクシー代が115バーツ。
単純に往復すると、合計486バーツ。
タクシー代は多少前後するだろうけど、おおよそ500バーツで往復可能。
パタヤからチェーンワタナのイミグレへ行く人は少ないかもしれないが、参考までにどうぞ。
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