現在、タイは年末年始特別飲酒検問強化期間の真っ最中。
12月27日から1月2日までの1週間は、「危険な7日間」と呼ばれており、この間の取り締まりを強化しているようだ。
27日の初日には、4,443人に違反が見つかり、64台のバイクと25台の車が押収された。この車両は取り締まり期間が終わるまでは返却されない。
ちなみに、2017年から2018年にかけての年末年始で、6,326台が押収され、245,356人の違反者が起訴された。
The Nation⇒http://www.nationmultimedia.com/detail/breakingnews/30361291
このようにとても厳しい取り締まりとなっている。
広告
パタヤの飲酒検問
では、酒の街というべきパタヤはどうか?
パタヤでは、普段から飲酒検問は行われている。
この時期は、取り締まりがいっそう強化されているのは間違いない。
ドルフィンロータリー
昨晩は、セカンドロードの北端、ナックルアとの交差点にあるドルフィンロータリーで大掛かりな検問が実施されていた。
通常時は交差点の警官詰め所前でノーヘル・無免許の検問が頻繁に行われているが、今回の飲酒検問は完全に道路を封鎖する形で行われていた。ちょうどターミナル21の前あたりだ。
ノースパタヤロード側でも実施されている。
逃げることは不可能。
バイクも車もすべて止められて、アルコール検知器にかけられた。
多くのバイクや車が摘発されたようで、ドルフィンロータリー脇にたくさんの車両が保管されていた。
新聞報道通りならば、年明け3日までは返還されないのだろう。
ソイ7で飲酒検問
従来の飲酒検問は、大きな交差点で行われるのが常。
サードロードと、ノースパタヤロード、セントラルパタヤロード、サウスパタヤロードとの交差点では頻繁に飲酒検問をやっている。
また、セカンドロードとセントラルパタヤロードの交差点でもやっているようだ。
スクンビットロード沿いでも多い。
良いか悪いか別にして、このあたりは回避可能とも言える。
が、一昨日のことだ。
セカンドロードのソイ7入り口でも飲酒検問をやっていた。
警官一人がアルコール検知器を持って、ソイ7に入ろうとするバイクを止めていた。
当然、アルコール検知器に息を吹きかけろという流れになる。
ソイ7のようなパタヤ屈指のバービア群入り口で飲酒検問をやっているのは初めて見た。
まわりに詰め所や警官の姿は見当たらなかったので、その警官の個人プレイの匂いはするが、飲酒検問は飲酒検問。
アルコールが検知されると、当然検挙されるだろう。
こうなってくると、もはや安全な場所などないと言える。
いや、そもそも飲まなければいいが、従来のパタヤではこの程度の飲酒運転はスルーされてきた経緯がある。
でも、もはや通用しない。
飲んだら乗るな
パタヤでの飲酒運転の罰則については、罰金4万バーツ、しかも一晩留置場に入る。これが一般的。
当日のうちに釈放されるには、さらに多額の保釈金が必要とも聞く。
年末年始の短期滞在中に飲酒検問で摘発されたら、せっかくの休暇が台無し。
飲酒運転はぜったいにやめるべき。
飲んだら乗るな、乗るなら飲むな。
以前のパタヤとは違う。
なんでもありではない。
これがパタヤの現実だ。
くれぐれも飲酒運転しないように。
もちろん、飲酒検問の他、ノーヘル・無免許摘発の検問は頻繁に行われている。
現在のパタヤで、無免許・ノーヘル・飲酒運転は無謀そのもの。
きちんとルールを守って運転すべし。
広告