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パタヤ近況

パタヤの規制措置の日本語詳細訳とロックダウン実情

投稿日:


12月30日、チョンブリ県の命令によりパタヤを含むバンラムンエリアの規制が大幅に強化された。
移動制限と外出禁止令は出されておらず、フルロックダウンとは言えないものの、ほとんどの店が閉鎖され、実質的にロックダウンのようなもの。
強制はしないが、おとなしく家にいろということだ。

関連記事:パタヤロックダウンふたたび

この規制強化について、在タイ日本大使館による日本語仮訳が発表された。
日本語で得られる情報としては、もっとも確度が高いもの。

日本大使館の規制措置訳と、実際のパタヤの様子を合わせてレポート。
規制はどこまで実施されているのか。

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新型コロナウイルスに関するお知らせ(チョンブリ県バーンラムン郡(パタヤ特別市を含む)における規制措置)

在タイ日本国大使館

【ポイント】
・12月30日、チョンブリ県知事は、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐ緊急措置として、パタヤ特別市を含むチャンブリ県バーンラムン郡における規制措置を発表しました。
・当館において作成した、同措置主要部分の日本語仮訳は以下のとおりです。
・今後、各都県における各種措置が発表、変更等される可能性もありますので、関連情報の収集に努めてください。
本文

【主要部分の日本語仮訳】
「12月30日付「チョンブリ県感染症委員会指令第35/2563」

1 百貨店の閉鎖(但し、証券業務、金融業務、銀行、ATM、携帯電話・通信機器営業センター、スーパーマーケット、薬局、銀行、飲食店(持ち帰り形式のみ許可)、生活に必要な建設資材・関連用具や電機製品関連用具、調理用具、並びにコンピュータ機器及び関連用具を販売する店を除く)。

2 現在から状況が緩和するまでのサービス施設法で定められたサービス施設の一時的閉鎖。(注:2017年改正サービス施設法第3条では、サービス施設をダンス場、接待付飲食店、マッサージパーラー、ライブ演奏、カラオケ機器、壇上でのダンス等を伴う飲食店、省令により定めた場所等と規定。http://web.krisdika.go.th/data/law/law2/%CA10/%CA10-20-9999-update.pdf)

3 飲食店の閉鎖(持ち帰り形式及びホテル内のレストランが宿泊客に提供する場合のみ可)。

4 現在から状況が緩和するまで、コンビニエンスストアは22:00から翌5:00まで営業停止。

5 私立・公立を問わず、全段階の教育施設、学習塾、子どもセンターの閉鎖。

6 屋内・屋外で営業する公共プール、ウォーターパーク、遊園地の一時閉鎖。

7 民間保育施設の閉鎖。

8 仏像のお守り・仏像販売所の閉鎖。

9 映画館、劇場の閉鎖。

10 現在から状況が緩和するまで、スヌーカー・ビリヤード場、ボーリング場の一時閉鎖。

11 健康増進施設、マッサージ、タイ古式マッサージ、スパ、美容増進施設、美容増進クリニック(民間病院内の美容増進サービスも含む)、体重管理サービス・クリニック。

12 屋内運動施設(フィットネス)の閉鎖。

13 ゲーム店、インターネット店、コンピュータ店の閉鎖。

14 公園、運動場、子ども遊戯場、スポーツ競技場や人々がスポーツをするために集まる場所の閉鎖。屋内・屋外問わず、集会や人が集まる類似の活動を禁止。

15 人が集まる活動、例えば、催し物、集会、レクリエーション、または類似の活動を禁止。

16 外出時の衛生マスク又は布マスクの常時着用。

17 多数の住民が利用する公的サービスの提供は、チョンブリ県当局の責任者が状況と業務の性質に応じて検討する。

本指令は、12月30日から変更があるまで効力を有する。

https://www.anzen.mofa.go.jp/od/ryojiMailDetail.html?keyCd=104333

引用ここまで。

パタヤの規制の実情

チョンブリ県の命令が出されたが、12月30日の午前のこと。
しかも即時執行というものだ。

市井の末端まで行き渡るには時間がかかるし、規制内容の解釈も分かれる。

実際のパタヤの様子はどうだったか。
12月30日、午後と夜の状況を見て回った。

百貨店(ショッピングモール)

1の百貨店の閉鎖について。

ターミナル21パタヤは、入口は開けてある。

ただし、スーパーと銀行と携帯ショップと薬局とフードデリバリーのみ営業。あとはクローズ。

30日の14時から実施された。

センタン(セントラルフェスティバル)は、1階入口が閉鎖。

地下へ直接降りることは可能で、スーパーやフードコートの持ち帰りは利用できる。

また、ビーチ側の広場では屋台村とコンサートなどのイベントを開催していたが、これも撤収準備を進めていた。

サービス施設(マッサージパーラー、接待付き飲食店など)

2のサービス施設について。
要するにバーやパブやカラオケやマッサージパーラーやディスコなどナイトライフ娯楽施設のことだ

夕方時点では、いくつかのバービアが営業しており、客に酒を提供していた。これにはちょっとびっくりした。さすがにやりすぎだろと。
が、夜にはすべてクローズ。

ソイ6は昼間から完全シャッター街に。

パブ、カラオケ、ディスコ、マッサージパーラーはすべてクローズ。
ウォーキングストリートもすべて閉店しており、真っ暗になっていた。

LKメトロは完全な闇。

店内飲食

3の飲食店の閉鎖(持ち帰り形式及びホテル内のレストランが宿泊客に提供する場合のみ可)について。
レストランや食堂はテイクアウトのみで営業が許されるとされる。
実際には、店内飲食ありで営業しているレストランや食堂をいくつも見かけた。

ソイブッカオの名無し食堂やクイティアオ屋、洋食レストランも店内飲食ありで営業。
テーブル付きの屋台でも座って飲食できていた。
中には、普通に営業しているムーガタ屋もあった。

が、店内飲食ありで営業している店は少数派。
おそらく明日には店内飲食無しになると思われる。

なお、屋台などは夜10時以降でも営業。
持ち帰り専用のケバブ屋などは夜中でもやっていた。

コンビニの営業時間

コンビニは、夜10時から翌5時まで営業停止。
たしかにそのとおりになっていた。夜はクローズする。

なお、アルコール類販売禁止措置は出されておらず、営業時間内かつ販売可能時間内であれば酒の購入は可能だ。

マッサージ屋

11の健康増進施設、マッサージ、タイ古式マッサージについて。
夕方時点では、多くの健全マッサージ店が普通に営業していた。
ソイハニーやソイチャイヤプーンにある表向きマッサージ屋の多くも営業。
夜になっても、一部のマッサージ屋は細々と営業していた。
マッサージ屋や営業不可のはず。明日以降はどうなるかわからない。

パタヤビーチ

14の公園、運動場、子ども遊戯場、スポーツ競技場や人々がスポーツをするために集まる場所の閉鎖について。
この公園にビーチも含まれるかが微妙なところ。以前のロックダウン時にはビーチも全面閉鎖された経緯がある。
が、今回はビーチは対象外のようだ。

パタヤビーチは通常通りにオープンになっており、ビーチチェアも営業していた。
夕方の雰囲気はかなり良く、ほどよく涼しい天候とあいまって、多くに人がビーチでのんびり過ごしていた。
遊歩道ではジョギングする人も多い。

まとめ

ショッピングモール、コンビニなどは規則通りに運用している。
ナイトライフ施設は完全閉鎖。
昼間はひっそりと営業していたバービアも夜には閉店された。
レストランの店内飲食は一部継続。これは31日以降どうなるかは不明。おそらく不可となるはず。
マッサージ屋については、よくわからない。様子見としておく。
ビーチは通常通り。

外出禁止令は出されておらず、夜中でも外出は問題ない。
ただ歩いている人はほとんどおらず、車も少ない。
特に治安が悪化していることもないようだが、あまり出かけないほうが賢明かもしれない。
夜に出かけたところでほとんど何もやっていないが。

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