パタヤ近況

パタヤの明かりがまた消えた。来年こそはいい年に。

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今年ももうあと数時間で終わりである。
ここに来て、パタヤはふたたびロックダウンに見舞われた。
あまりにも急激な変化に頭も体もついていかない状況だが、一つ確実なことは、今年のパタヤ年越しは例年とはまったく違うものになるということ。
すべてのナイトスポットがクローズ、コンビニもすらも夜間は閉まってしまう。
街中が狂乱のパーティ会場と化すパタヤの年越しは、影も形もない。
眠らない街パタヤの明かりは消えてしまった。
激動の年末のパタヤの動静を追いかけた。

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12月29日規制強化第1弾

3月18日に始まり、3ヶ月半に渡って閉鎖されていたナイトスポットが解禁となったのは、7月1日のこと。

以来、徐々にパタヤの夜に明かりが戻っていった。
とはいえ、外国人観光客が途絶えた状態では、全盛期のような輝きには遠く及ばない。
それでも真っ暗なパタヤではなくなった。

タイ入国制限も緩和され、観光ビザやノービザでの観光目的でのタイ入国が認められるようになり、ほんの少しずつだがファランや日本人がパタヤに戻りつつあった。

このままささやかながらもパーティモードで年越しができると思っていた。

そんな折、サムットサコーンの水産市場を発端として、クラスターが発生。
タイ各地へ感染が広がっていった。
チョンブリ県の隣県であるラヨーンの違法賭博場でさらなるクラスターが発生。
パタヤのスクンビット通り近くにある違法賭博場にも広がり、パタヤ周辺でも感染が急速に拡大していった。
新規感染確認が一日で100人を超す勢いとなった。

そんな状態を受け、12月29日より、チョンブリ県は規制強化を実施。
ナイトライフ施設は、24時閉店と感染防止対策を厳守せよという命令だった。

というのも、非常事態宣言下にあって、パタヤといえどナイトライフ施設の閉店は24時と決まっていた。
7月1日再開時点ではわりと守られていたが、その後は徐々に緩んでいき、最近では朝方まで営業するパブやディスコやバービアもあったほど。

12月29日からは24時閉店を厳守せよ、感染防止対策をしっかり取れということに改めて命令が出た形だ。

ウォーキングストリート

12月29日の夜10時過ぎ。

セカンドロードはやはりがらがら。
交通量はきわめて少ない。

ソイ7に完成してオープンしたばかりの新築ホテル、Black Woods Hotelは真っ暗だ。

客室の明かりは見えない。
年末年始の観光客をあてにしてオープンしたのだろうけど、カウントダウンイベントが軒並み中止となり、パタヤでも感染者が出ている状況では、泊まる客はいない。

パタヤビーチもほとんど人がいない。

そのままウォーキングストリートへ。

この数ヶ月、ほとんど変わらないウォーキングストリートの状況である。

とにかく人が少ない。
車が進入できるようになり、とっくに歩行者天国ではなくなっている。

それでも、ネオンサインが点灯しているところはしっかり明るい。

ロシアンキャバレーなどは派手に呼び込みもしている。

呼び込みの多くはきちんとマスク着用。

規制強化当日夜だが、ほとんどのバーは通常通りに営業開始していた。

ただ、パンダとムーンはクローズ。

これが規制強化の影響かは不明。
パンダなどは12月18日に9ヶ月ぶりの再開を果たしたばかりだが、またあっさりと閉店。
あまりにもタイミングが悪すぎる再開となった。

規制強化となり、店内の状況が少し気になるところ。
ウォーキングストリートを代表するバカラをのぞいてみた。

入口では検温と手指消毒を実施。
タイチャナのQRコードないし氏名電話番号記入用ノートがちゃんと置いてある。

客は思ったよりも入っていた。
東アジア率高め。おそらく日本の駐在員グループだと思われる。

ステージには、アクリル板のパーティションがしっかり設置されている。
ステージと客席の仕切りがあれば、ダンスやライブ演奏などのパフォーマンスは可能となっている。これは7月1日のナイトライフ再開時と同じ。
ダンサーは、マスクもフェイスシールドもしていない。衣装も普段どおりだ。
給仕のホールスタッフはマスク完全着用。
しっかり感染防止対策をとっての営業となっている。
アクリル板の仕切りは少々興ざめだが、これくらいはやむをえまい。

この調子で、しばらくは営業を続けるしかない。
これでも営業しないよりははるかにいい。
ウォーキングストリートからネオンサインを途絶えさせてはいけない。

24時閉店

この日はきっちりと24時に閉店。
どの店も閉店時間は厳守していたようだ。
当局からはよほど厳しく指導されていたに違いない。

ソイブッカオやLKメトロも同様に24時閉店。
今回ばかりは本当に守っている。

各店が一斉に閉店したため、LKメトロ周辺では帰宅するスタッフと客でごった返していた。
ソイブッカオはまさかの大渋滞が発生。
花火大会ならいざしらず、夜遊び客とスタッフだけで渋滞が発生するなんて。こんな光景、ひさしぶりに見かけた。

なお、普段は朝方まで営業しているようなバーもパブもしっかりと24時にクローズ。

夜は極端に早くなったが、この状況ではやはり致し方ない。
明日以降も、この条件のままで営業していくものだと思っていた。

ローカルタイ人に話を聞くと、年明け早々にはパタヤはロックダウンするという声が多かった。
でも大晦日と正月の営業はできるだろうと。
閉店時間は24時なので、カウントダウンイベントやパーティはできないが、24時までは飲むことはできる。

わたしもそう思っていた。
せめてカウントダウンを終えるまでは飲んでいたかった。

が、それは叶わぬ夢となることを、翌日に思い知らされることになった。

12月30日パタヤロックダウン

12月30日の朝に、チョンブリ県がさらなる規制強化命令を出した

チョンブリ地区(パタヤを含む)に対して、ナイトライフ施設、商業施設など、ほとんどの施設の閉鎖命令であった。
レストランは店内飲食不可、持ち帰りのみで営業。
コンビニは夜10時から朝5時までクローズ。

夜間外出禁止令、移動制限、アルコール類販売禁止令は出されていないとはいえ、夜間は外に出ても何もできないわけで、実質ロックダウン状態だ。

不意打ちを食らった。
規制強化からたった1日でさらなる厳しい規制措置の施行である。
ほぼロックダウンといえる内容のものが、いきなり翌日に出されるとは。
てっきり年明けだと思っていたが、見通しが甘かった。

細かい規制措置内容と昼間と夜のざっくりとした概況はすでに記事にしてある。

関連記事:パタヤの規制措置の日本語詳細訳とロックダウン実情

ショッピングモールはクローズして、スーパーなど生活必需品売り場だけ営業。
ソイ6はすべてシャッターが下ろされていた。

が、夕方までは一部のバーバアが営業していた。

ソイヤマトやソイポストオフィスに多かった。
ソイブッカオ付近ではちらほらとバーが営業していた。
夜には完全クローズしていたが。

夕闇迫るパタヤビーチはどこか感動的に美しい。

夕方にウォーキングストリートをのぞいてみると、一部の店にはスタッフが集結し、ミーティングや店の片付けをしていた。

車も多く駐車してある。ほとんどが店の関係者だろう。

むろん、開店は不可。

夜のウォーキングストリートは暗闇に包まれていた。

人の姿はほとんどない。

あの悪夢のようなゴーストタウンのウォーキングストリートが再びやって来た。

ネオンサインは消えた。
呼び込みの嬌声も消えた。
ミュージックバーの音楽も消えた。
すべてが消えて、無人と静寂のウォーキングストリートとなった。

LKメトロはさらに暗い。

もはや暗すぎて、何も見えないレベルだ。

ほとんど誰もいなくなったパタヤビーチには、ただイルミネーションが虚しく光っているのみ。

パタヤの明かりがまた消えた

年越しを待たずして、パタヤからまたしても明かりが消えた。
3月18日に明かりが消え、7月1日に明かりが戻った。
一部とはいえ、たしかにパタヤは明るくなった。
が、12月30日にまたしても暗闇に包まれてしまった。

3月18日のナイトスポット閉鎖は、前日に判明していたので、最後の夜の余韻を感じることもできたが、今回は当日朝の発令。何の準備もできなかった。店舗関係者からは恨み節も聞こえるが、客としても同じ気分だ。

12月29日がウォーキングストリート最後の夜になるとは。
最後はバカラでおしまいとなった。

今回の厳しい規制措置の期限は定められていない。
状況が改善するまでという無期限措置となっている。
年明けに感染者数が減っていれば、早々に解除される可能性もあるが、このままずるずると継続する可能性もある。
前回は3ヶ月半かかった。
今回もまたそうならないとはかぎらない。
たぶんそんなに長くはかからないとは思うけれど、現時点では確かなことは何もわからない。

パタヤの夜にまた明かりが戻ってくるのはいつになるのか。

最後の挨拶

今年一年、世界は激動の年であった。
パタヤもしかり。
このような状態のパタヤを見ることになるとは、夢にも思っていなかった。
悲観的なニュースばかりが流れるが、来年こそはいい年になりますように。

今年のブログ更新はおそらくこれが最後。
一年のご愛読に感謝します。
記事としても暗い見通しのものばかり更新しておりなんだか非常に心苦しいが、これがパタヤと世界の現実。
パタヤへ行きたいと渇望しながらも、日本で耐えている人がたくさんいらっしゃることでしょう。
来年こそはパタヤへ多くに方が来られることと、明るい話題をお伝えできることを願いつつ、年末の挨拶とかえさせていただきたい。

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