連日大混雑しているタイのイミグレーションオフィス。
とりわけ昨日は3連休明けともあって、パタヤのイミグレーションは長蛇の列となっていた。
ソーシャルディスタンスも取らねばならず、列はイミグレ敷地を越え、さらにジョムティエンビーチロードのほうまで延々とつらなっていたようだ。
バンコクではチェーンワタナのイミグレが限界を越えて、一部機能を別の会場に移転させている。
パタヤのイミグレーションもそれに倣い、ビザ延長機能だけを一時移転させることになった。
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パタヤのイミグレーションオフィス一部移転
チョンブリイミグレーションホームページ
⇒ http://www.immchonburi.go.th/main/index.php
英語でも移転のお知らせが出ている。
イミグレーションでの手続きのうち、緊急のビザ延長に関してのみ移転先のオフィスで受け付けるようだ。
これは、フライトがキャンセルとなり帰国できなく外国人への特別措置で、通常1回の滞在期限延長を2回目も認めるというものだ。延長日数は30日が基本。
(厳密に言うと、日本のパスポートは通常時でも2回目の延長は可能。1回目が30日で、2回目が7日の延長)
臨時ビザ延長には、自国の大使館ないし領事館からのレターが必要。
この文面からすると、通常のビザ延長手続きに関しては、ジョムティエンのオフィスで行うように読める。
ノービザや観光ビザで入国した場合、1回目の延長には日本の大使館のレターは不要。この手続きに関してはおそらくジョムティエンのオフィスで行うのだろうが、詳細は不明。
ほかの一般的な手続きはジョムティエンのオフィスとなる。
また、緊急延長には大使館のレターが必要となっているが、在タイ日本大使館がそのようなレターを発行してくれるかは不明。
伝聞情報では、日本大使館で断られたという話も聞く。直接日本大使館で確認のほどを。
緊急ビザ延長手続きに必要な書類
1 TM7(滞在延長申請用紙)と写真2枚
2 パスポートのコピー
3 大使館からのレター
4 地図
5 TM30
大使館からのレターのほか、住んでいる場所の地図も必要となっている。
以前の情報では、大家のIDカードコピーと大家本人の帯同が必要ともあったが、パタヤでは見送られている様子。これも未確認のため、直接確かめたほうがいい。
移動先地図
โรงเรียนเมืองพัทยา 7(ローンリアンムアンパタヤ7)
パタヤ第7学校
スクンビット通り沿いで、パタヤ中心部からはけっこう遠い。ジョムティエンのイミグレーションから歩いていける距離ではない。
移転は4月8日から。
営業時間は、午前8時半から午後4時半まで。
月曜日から金曜日。土日祝日は休み。
イミグレーションオフィス訪問時にはマスクの着用が必要。もしもマスクを持っていない場合は、職員が提供してくれるとのこと。
まとめ
3月1日以降に入国した観光ビザの場合、滞在期限が自動延長になるというニュースもあったが、はたして実行されているかは不明。
現在、タイのビザ手続き関係は混乱をきたしている。情報が錯綜しており、現場でも大混乱だ。
正確な最新情報を入手するのは困難な状況。現場でどういった対応をしているのか自分で確かめるしかない。
もしも滞在期限が迫っているなら、早め早めに動いたほうがよさそう。
追記:ビザ自動延長に
パタヤのイミグレーション昨日の一部移転と日を同じくして、タイ内務省より発表があった。
3月26日以降に滞在期限を迎えるビザは自動的に4月30日まで延長となる、というもの。これにより、イミグレーションオフィスでの手続きは不要となった。
関連記事:タイのビザ自動延長が正式決定。4月30日まで。90日レポートも一時不要に。
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