タイではいよいよ雨季の終わりが公式発表された。
明日から乾季に入る。
そして本格的なハイシーズンを迎える。冬期スケジュールでのタイへのフライトは増加中だ。
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タイは明日より乾季入り
本日、タイ気象庁より発表があった。
タイの雨季は本日を持って終了し、明日10月29日から乾季入りする。
いわゆる冬だ。
寒気は2月後半まで続く。
明日より気温が下がりはじめる。
タイ北部では気温が摂氏23度を下回る可能性があるが、雨はまだ続く。
また、南部での降雨はすぐには減少しないとの予想。
乾季といっても、タイ全土で雨が降らなくなるわけではない。
むしろ南部では雨が多い。
気象庁によれば、今年の冬は、昨年よりも涼しくなるとの予測だ。
今年の冬の最低気温は平均20.4度になる予想で、昨季の21.0度よりも低い。歴史的な寒さであった19.4度は上回っている。
バンコクの最低気温の予想は17-18度で、周辺県は15-16度。
北部とイサーンの最低気温は8-9度で、チェンライ、ナーン、サコンナコン、ナコンパノムが最も冷え込む。
12月から1月後半にかけてが最も冷え込み、山頂では多くの霜が見られるだろう。
パタヤビーチ
先週は連日の雨に見舞われたパタヤでは、ここ1週間ほどのパタヤは晴れが続いている。
パタヤビーチはこんな感じだ。
雲ひとつない澄み切った青空にはまだ遠いが、少し雲が出ているくらいのほうが涼しくていい。
昼間はちょっと暑さが残るものの、夜は涼しくなってきた。
12月から1月は寒くなりそう。
まあ、寒いといっても、昼間で25度、夜間で20度くらいだろうか。
タイ人の体感では寒い(ナーオ)となるが、日本人的には快適そのもの。
20度ともなると、タイ人は防寒対策でごわごわのダウンジャケットを着たり、焚き火で暖を取ったりする。
いやいや、やりすぎだろと思ってしまいがちだが、パタヤで過ごしていると、本当に寒く感じてしまうこともあるから不思議だ。
ハイシーズン到来
タイの観光ハイシーズンは、おおむね11月から2月。クリスマスから年明けにかけてピークを迎える。
暑くもなく雨も降らず快適に過ごせる気候と、休暇シーズンがぴたりと一致。
いよいよ、ハイシーズンの開始だ。
10月1日にすべての入国制限を撤廃し、完全開国したタイ。
2019年以来、3年ぶりに何の制限もないハイシーズンの到来である。
TAT(タイ国政府観光庁)の予測では、この冬の海外からタイへ向かうフライト乗客者数は、パンデミック前の2019/2020年と比較すると、50%以上回復するとみられる。
冬期運航スケジュールでは週あたり573,538席で、これは夏期スケジュールより74.2%増加。
今年1月1日から9月30日の外国人観光客は600万人以上となっており、年間目標である1,000万人は達成できるとしている。
なお、パンデミック前の2019年の外国人観光客は3,990万人だった。
3年ぶりに入国制限のないハイシーズンを迎えるタイだが、2019年との大きな違いが一つある。
それは中国人団体観光客が皆無であること。
中国はいまだにゼロコロナ政策継続中で、自国民の海外旅行、とりわけ団体旅行を厳しく制限している。
よって団体旅行客がまったくやって来ない。
パタヤでは個人の中国人旅行者を見かける機会は増えてきたものの、団体旅行はまったく見ない。本当にいない。
そのかわりにインド人は増えている。でも、団体バスに乗って、旗を持ったガイドに先導されてウォーキングストリートを練り歩くといった団体行動はしていない。
中国人団体客のいないパタヤのハイシーズンは今年が最後かもしれない。
快晴快適のパタヤビーチへようこそ。
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