ソイブッカオ中心部から一歩入った通りがソイレンキー。
LKメトロに近くて遊びにも生活にも便利な立地だ。
洋食レストランがたくさんあって、パタヤ沈没ファランのメッカともいえる。
そのソイレンキーにも閉店の波が押し寄せてきている。
しかも再開予定は1年後。
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Devonshire閉店
ソイレンキーの洋食レストランであるデボンシャー。
お得なブレックファーストが魅力的だった。
関連記事:The Devonshire(デボンシャー)@ソイレンキーのイングリッシュブレックファースト
これが8月頭のこと。
その後しばらく営業を続けていたが、とうとうクローズした。
手書きのお知らせが掲示してある。
デボンシャーは物事が解決するまでクローズとします
コビッドフリーの新しい年にまた会いましょう
コロナがなくなり、事態が終息し、観光客が戻ってから営業再開するということだろう。
早くとも来年までは休業となる。
それなりに常連ファラン客がいたような気もするが、それでもやっていけないと判断したのだろう。
(追記)
12月に入ってから、営業しているのを確認。
よくわからない。
IL PECCATOREは1年クローズ
デボンシャーの隣にあるのが、イタリアンレストランのIL PECCATORE。
元々は上海というバーとゲストハウスがあった場所。
パンデミックによりクローズ。
一時は営業再開していたようだが、再度閉店となった。
張り紙を見て、びっくり。
We'll reopen in October 2021
2021年10月に再開すると書いてあるではないか。
最初は、2020年10月に再開と読み違えてしまった
もう今年の10月は過ぎている。
来年の10月まで閉店だ。なんと1年も先の話だ。
詳しい理由はわからない。
オーナーが本国に帰ってしまったのかもしれないし、あと1年は客が戻って来ないと考えているのかもしれない。
今年中にまとまった観光客、とりわけファランたちが戻ってくることはない。
来年前半でも疑わしいほどだ。
欧米諸国の一部でははまた感染が拡大中。
これから本格的な冬に突入する。
第3波、第4波が到来。
海外旅行どころではないし、タイもおおっぴらに国境を開放することはないだろう。
もしもタイと中国とのトラベルバブルが実現するにしても、中国人団体客がソイレンキーの洋食レストランに押し寄せることはありえない。
メイン顧客のファランがやって来ないことには商売が成り立たない。
ソイブッカオ沿いのHungry Hippoなど一部の店はまだまだやっていけるようだが、ソイブッカオから一歩入ったソイレンキーは大苦戦だ。
ほとんど人が歩いていない状況である。
洋食レストランでいえば、The Havenは閉店済み。
Retoxも取り壊されている。ただし、これはパンデミック前から。
そんな中でも、新しい店を準備中。
Bitcoin Bistroが移転してくるようだ。
もともとはパタヤタイにあったカフェ・レストランだ。
この状況で移転はなかなかの決断といえる。
ちなみにすぐ隣のNuru Massageはなんとか営業を続けている。
ソイレンキー内にある別のマッサージ屋はすでに閉店してい売りに出ている。
また、Nuru Massagaの並びの上階はすべてゲストハウスとなっているが、一部はまだ営業継続。
1泊300バーツと書いてあった。
それでも客は集まりそうにないが。
ソイダイアナの60バーツケバブ
ついでにソイダイアナも少し見てみる。
AREA-51は再々開している。
スタッフ募集中で、コヨーテが10日で5000バーツ。
再開したはいいものの、客はほとんど見かけない。
ソイダイアナといえば、ケバブやバーガーなどのファラン向け屋台密集地だ。
いくつかは閉鎖している。
ケバブ屋台では、ファミリーマート前のケバブ屋台は健在。
個人的にはここのケバブが一番お気に入り。
据え置き価格の60バーツも嬉しい。
ひさしぶりに食べてみたが、具だくさんでソースもたっぷり。
これ1本でしっかり腹が膨れる。
屋台は固定費が安く、維持費もそれほどかからないため、なんとかやっていけるのだと思う。
60バーツケバブは是非とも生き残ってほしい。
まあ、パンデミック前のように観光客が戻ってくれば、屋台はすぐに復活できるだろうけど。
固定費と維持費のかかる大きなレストランはそう簡単にはいかない。
長期クローズしてしまい、まるで冬眠するかのように体力を温存する長期戦略を立てているオーナーもいるということなのだろう。
来年の春以降、せめて秋までにはちゃんと復活してほしい。
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