パタヤでワクチン接種開始
パタヤ市広報によれば、4月2日、パタヤで初めてのワクチン接種が実施された。
パタヤ市立病院にて、チョンブリ県の割り当て2万回分のうち、パタヤの285人を対象にシノバック製ワクチン投与。
医療従事者に175回、入国管理官に47回、最前線で働く人達に63回分。
4月23日に2回目のワクチン接種する予定となっている。
まず最前線で働く人たちがワクチン接種を終えたのち、パタヤでは人口の100%にワクチンを提供する予定だとパタヤ市長。
パタヤは、タイ政府によるタイ開国計画の5つの県(プーケット、クラビ、スラタニー、チェンマイ、チョンブリ)に選ばれている。
地元でのワクチン接種が進むことを条件に、ワクチン接種証明書を持った外国人旅行者が隔離無しで入国できるようにするという計画だ。
パタヤは外国人観光客受け入れ再開のため、パタヤでは100%のワクチン接種を目指す。
ワクチン接種カバー率をより確かなもにするため、追加の人口調査を実施するという。
参照:https://www.facebook.com/Prpattayacity/posts/4332526220091422
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パタヤで100%のワクチン接種を
パタヤ市広報の発表では、タイ開国計画5県は、プーケット、クラビ、スラタニー、チェンマイ、チョンブリとなっている。
先日の政府発表では、プーケット、クラビ、パンガー、チェンマイ、チョンブリ(パタヤ)の5観光地が指定されている。
スラタニー(サムイ島)の扱いは不明瞭のまま。
関連記事:タイ開国は2022年1月1日に。ワクチン接種旅行者への開放4段階計画。
政府の計画では、ワクチン接種済みを隔離無しで受け入れるのはプーケットが7月1日から。
パタヤは10月1日からとなっている。
10月1日までにパタヤはワクチン接種率100%を目指すことになる。
現実問題としてパタヤ全人口100%の接種はほぼ不可能だとは思う。
パタヤで働く人の多くがイサーンなど地方からの出稼ぎ労働者たちだ。日本でいう住民票は実家に置いたままパタヤで働いている。
はっきりとした人口はわからない。
よほど厳密に人口調査をしないといけないし、パタヤ市外から出勤してくる人も多い。
またパタヤには多くの外国人が住んでいる。
すべてのパタヤ在住者や労働者にワクチン接種をくまなく投与するのは無理というもの。
プーケットでは少なくとも人口の70%の接種率を目指している。サムイでは80%という声も聞く。
これにより集団免疫を獲得できるという考えだ。
本気でパタヤがワクチン接種率100%を実現できると思っているかはわからないが、開国のためには何が何でもワクチン接種率は高めていく必要がある。
開国の条件が地元でワクチン接種が進んでいることだからだ。
まずは医療従事者、警官、イミグレ職員、最前線で働く人たち、観光客の相手をする人たちが最優先となる。
次に一般の人たち。
さて、パタヤに住む外国人にもワクチンはまわってくるのだろうか。
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